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日本体操団体金への道(内村航平)

リオオリンピックが開幕する
ブラジルの景気低迷などもあり
ブラジルではなかなか盛り上がらないようだが
4年に一度のオリンピックであるし
次は東京オリンピックでもある
日本のアスリートの熱い戦いに期待したい
 
昨日NHKスペシャルが放送された
日本体操のキャプテンである内村航平が
日本体操の復活をテーマに団体金を目指すドキュメントだ
 
オリンピックには魔物が住んでいると言われる
ロンドンオリンピックの内村は
まさにそんなものを感じさせた
鉄棒、あん馬でまさかの落下だった
そのショックがほかの日本選手にもミスの連鎖となって現れた
結果は中国に敗れ団体銀
 
内村は中国に対抗しようと
オリンピックの直前まで、演技の難度を上げて練習を繰り返した
しかしそのことにより、自分の体操を見失っていたという
 
このことが内村をより大きくした
団体金は一人では取れない
日本の体操は難度を示すDスコアは中国より低い
しかし完成度を示すEスコアは中国より高い
しかも中国は年々進化している
 
日本が金を目指すためにはDスコアを押し上げ
Eの完成度をさらにグレイドアップすることしかない
 
内村はロンドンの反省を踏まえ
一年前に演技構成を固めた
それだけではない
完成度を上げるために演技を試合と同じ形式で行う
一本通しを行っていた
一本通しを行うとそれだけで2時間半
まさに自分自身に対して凄くプレッシャーをかけている
 
それだけではない
異次元のひねりといわれる白井健三
スランプに落ちいっていた
その時にロンドンのミスの経験を踏まえ
シライ3を抜いて確実な演技にした方が良いとアドバイスした
 
また安定感の加藤凌平には
体のけがで不調だったときに
勝つためにはお前の力が必要だと話した
 
体操ニッポンの評価を取り戻す
団体で勝ってこそ体操ニッポンの美しさが認められる
 
自分のやるべきことができればどの国にも負けない
と言う内村航平のつぶやきが
リオオリンピックにおいて
団体の金メダルが現実になることを祈念したい