立川談春独演会
10月2日宮崎のメディキット県民文化センターで
立川談春独演会が開催された
現在最もチケットが取りにくいと言われる落語家だが
宮崎も完売
立川談春は高校中退で
立川談志に入門した
1997年に真打昇進
2004年3月には
15年度国立演芸場花形演芸会大賞を受賞
前から古典落語は若手落語家の中では
東西随一との評判をとっていた
特に「包丁」は師匠から俺よりうめぇなと言わせたほど・・・
2008年には立川談志との師弟関係や
落語家前座生活をつづった「赤めだか」を出版
第24回講談社エッセイ賞を受賞するなど
落語以外にも活躍の場を広めている。
友人のさだまさしは
話が面白い人は根本的に創作者の力を持っている
近い将来人間国宝だとべた褒めだ
さて独演会はこれから3カ月続く
宮崎からがスタートなのだそうだ
渋いでしょうと自ら・・・・
まずは2015年にTBSで放送された「下町ロケット」の
殿村経理部長の話から・・・・
テレビの影響力の凄さを実感している
来年7月1日に公開される映画でも出演されたようだ
談春いわく
落語は若い人にも聞いていただきたい
それが落語の将来のためにつながる
そのためには落語以外のステージでも頑張りたいと・・・・
古典落語「駱駝」では
豊かな表現力で観客を酔わせてくれた
やくざとくず屋の掛け合いが
お酒を飲むことで立場が逆転していく様子が
人生の縮図を見ているようで深い
談春ならではの駱駝は
笑いと涙のエンターテイメントだった
あくまでも古典で勝負し
伝統を現代に伝えたいと意気込みを話してくれた