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藤井聡太八冠に見る謙虚さ

将棋の藤井聡太氏が八冠を制覇した

2020年7月に最年少で王位を獲得し

怒涛の勢いで瞬く間に2022年に五冠となり

2023年3月に棋王で六冠

2023年6月に名人で七冠

そして2,023年10月11日、永瀬拓也王座に挑戦し

第4局で勝利し、21歳で前人未到の八冠に輝いたのだ

第4局でも大逆転の将棋だった

終盤まで永瀬王座のペースだったが、一手の悪手を見逃さず

大逆転の勝利となった

藤井聡太氏について私が驚くのは謙虚さだ

負けたときは潔く頭を下げて

勝った時には相手の敬意を表し、

より深くお辞儀をする姿勢には感心してしまう

負けたことが許せないというより、自分の弱さを痛感させられる

又こんなことを言っている

自分を将棋の駒に例えるなら

「自信が無い、人としては『歩』ぐらい」と素直に言う

このように落ち着いていて20歳ぐらいの年頃では考えられない大人っぽさ

自信満々な態度はみじんもない

王座戦を戦った永瀬氏とは研究会の仲間だという

2人でよく研究会を開いているそうだ

AIも良き相棒で藤井将棋をより成長させる手段として活用しているそうだ

強くならないと見えない景色がある

また将棋に巡り合えたのは運命、強くなることが使命という藤井聡太氏

これからの20年、どのような飛躍を見せてくれるのだろうか

ますます楽しみな将棋界の至宝である