サイクルシェアサービス(バンクーバー)
バンクーバーと言えば自転車にやさしい街だ
空港からダウンタウンに向かうスカイトレインの中でも
サイクルエリアがあり、自転車を持って気軽に乗車することができる
車輪を固定できるところがライダー目線でとても良い
ウォーターフロントからスタンレーパークに向かう
遊歩道でも自転車専用レーンと歩行者が区別されている
これだととても走りやすい
2020年に環境で世界で一番やさしい街にを目指す
バンクーバーでは自転車利用数の増加に伴い
昨年夏に、画期的なサイクルシェアの導入をスタートさせた
昨年末には
150のサイクルシェアのステイション
そして1,500台の自転車となっている
ダウンタウンのサイクルシェアのステイション
コントロールボックスのタワーには
ソーラーパネルも付いている
利用者は一日、一カ月のメンバーシップを購入し
ステイションでメンバーカードを使ってロックを解除
自転車は7段変速ギアつきのもの
利用後は150か所のステイションの中のどこでも返すことができる
原則一回の利用は30分
ヘルメットも無料で付いており
ヘッドカバーも無料で利用できる
運営は北米でバイクシェアビジネスを展開している
CycleHop社
バンクーバーではシステム開始にあたり
500万カナダドル(約4億5000万円)の補助も行った
この数字を見るだけでも並々ならないバンクーバーの意気込みを感じる
今後観光客の利用や市民の移動などに活用できるだけではなく
健康でグリーンな街の目標に最適だと期待されている
日本でもしまなみ街道などサイクルシェアの取組が行われている
またセブンイレブンが東京都でサイクルシェアの取り組みをスタートさせた程度で
バンクーバーのように大掛かりで
IT技術を使って連携している地域は日本にはない
環境や健康だけでなく
スポーツや観光シーンを考えると
宮崎こそ、このサイクルシェアのシステムを研究し
一番に活用することこそが観光やスポーツ健康の地域活性化に繋がるし
将来への大きな成長のドライバーになると考える