みやざきネクストアグリ2 小泉武夫セッション
発酵学の権威でもある小泉武夫教授のセッション
でも興味のある話が・・・
発酵の利点は次の5点に集約される
1. 保存がきく
2. 栄養価が高くなる
3. 免疫力が高くなる
4. 味と香りが特徴的
5. 究極の自然食品
免疫力についてはアメリカのスタンフォード大学が研究中で
特に味噌の効用に注力しているという
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最近の発酵食品の開発についての成功事例は
山梨県で天空カボチャを干して蒸しつぶしたものに
塩麴を加えて作ったものがスウィーツとして好評を博している
北海道では酢の業者がなかった
需要は北海道だけで100億円あるので
北海道で何とか酢を作ろうということになり
麦農家が酢を作った
私が考えた酢の名前は「麦出酢」
石垣島では石垣のお土産として何かを考えてほしい
という依頼があり
平安時代にあったとされている4つの醤を開発中
穀醤、魚醤、肉醤、草醤、
肉醤は鴨で作っていたそうだが、今回はブタで作り
とん醤として売り出そうと考えている
これが実に旨い
全国のラーメン店で活用できるようになるのではと考えている
このように発酵の力を加えることで
様々な農産物、水産物、畜産物の魅力を増すことができる
と話をされていた
宮崎県は全国における有数の農業、水産、畜産の生産基地である
発酵の力で数々の新商品開発ができることを願いたい!
マーケットでの昼食は
縁ラーメンのトマトラーメンと綾の野菜を使用したカレーにした
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マーケットはにぎわってはいたが
有意義なフォーラムが参加人数が少ないのは残念だった。