第5回発酵親子教室(みやだいずの話)
第5回発酵親子教室が都城で開催された
集まった40名はみやだいずの話やみやだいず味噌作り体験、
発酵昼食と堪能された様子でした
都城でみやだいずを見出した宮崎大学農学部、明石教授のお話を
平成22年に都城市内の農家から種子を譲り受け
22年から試験栽培し、DNAの解析などにより
ふくゆたかより古い都城在来種であると確認された
だいずは種子、在来種、野生種とある
野生種はつるまきで縄文時代から食べられていたそうだ
宮崎大学には日本だけでなく世界からの大豆の種子が
2000ほど保存されている
文部科学省が平成14年からスタートさせた
バイオリースプロジェクトの大豆の中核拠点となっているためだ
その管理責任者が明石教授なのだそうだ
興味深いのは日本で都城周辺地域だけ大豆を発芽させたおやしを食べる習慣がある
このことからもかなり古くから大豆を食べる習慣があったのだと思われる
みやだいずは大豆本来の香りや甘みが強く
味が濃いのが特徴
宮崎大学ではこの大豆をブランド化するために
都城のみや、宮崎大学のみや、宮崎県のみや
これらを考えて
みやだいずの商標登録をされたそうです
将来に向けての夢もたくさんあるそうなので期待できます!
みやだいず地域おこしプロジェクト代表の吉田社長からは
ある日の夕方、明石教授が訪ねてきた
みやだいずを製品化して欲しいという願いだった
夕方来られたのはほかで断られたからだろうとは察しが付いた
子どもが同級生だったことも言われてやるしかないと思った
在来種だけに収量はふくゆたかより20%ほど低いし
大、中、小と実の大きさが一定していない
農家の生産者の皆さんからは
だいずは全部買ってもらわないと協力できないと言われた
銀行関係の協力もあり
なんとか全量買い取りを続けているが
現在60トン、量はどんどん大きくなるので
お金を借りるのもどんどん大きくなる
そのためにはいろんな商品を開発して普及もしていきたい
笑顔で話す吉田社長が頼もしい!