歴史を創った松山英樹
松山英樹が2021マスターズで優勝した
決して前評判が高いわけではなかったが
3日目の後半は素晴らしいゴルフで全世界のファンを引き付けた
アイアンの切れとパットの凄さ
今までの松山の集大成といっても良いほど完壁だった
単独首位11アンダーで迎えた最終日
ペアを組むのは昨日と同じシャウフェレ(世界ランク6位)
松山は前半スコアを2つ伸ばし後半へ
トラブルが起こったのは15番パー5
第2打が飛びすぎてグリーンの奥にある池に飛び込んだ
ここでボギーとなり12アンダーとなる
16番がカギとなった
テレビの解説の宮里は松山に「怒れ!」とエールを送った
一方シャウフェレ、連続4バーディで10アンダーと2差に縮まる
16番のパー3で今度はシャウフェレがトラブル
第一打が池に入りトリプルボギーの7アンダーとなり一挙に後退
松山もボギーで11アンダーとなるが16番が大きな山だった
ゴルフの神様が松山に微笑み返してくれたのかもしれない
ドキドキひやひやしながら見つめていたが
松山の18番バンカーからのショットを見て優勝を確信した
テレビの解説をしていた中島常幸、宮里優作、そしてアナウンサーも
優勝が決まった瞬間、
感極まるものがあったのだろう
皆泣いていた
松山は歴史を創ったのだ
松山は優勝インタビューで
「これまで日本人がメジャーで勝てなかったことが
僕が勝ったことによってこれから日本人が変わっていくんじゃないかなと思った
それに僕がもっともっと勝てるように頑張りたいなと思います」
と語った
松山がマスターズに初めて出場したのは
2011年東日本大震災直後だったが27位タイに入り
ローアマチュアを受賞
それから苦節10年、
世界一の練習量と言われる松山が
心の強さ、忍耐力、技術の高さで
日本人に希望と勇気を与えてくれた
タイガーウッズはツイッターで「ヒデキは日本の誇り」と褒めたたえた
心から祝福と感謝をささげたい!