
Common Well(コモンウェル)京都市
京都の錦市場から歩いてすぐの便利な場所に
昨年の秋にオープンしたブティックホテル
HOTEL RINGS KYOTO の1Fに
併設されているカフェがCommon Well (コモンウェル)だ

メルボルンコーヒーが飲めるお店として徐々に定着してきている
このホテルもカフェもすべて開発から手掛け、統括している
前アリストンホテル社長の山下博史さんに話を聞いた

メルボルンはイタリアやヨーロッパからの移民も多く
独自のカフェ文化が根づいている
街には2000件以上のカフェがあり
世界のトップクラスのバリスタたちが活躍している
メルボルンコーヒーの特徴は
豆の種類、ミルクの種類と温度、泡の種類など
自分なりにカスタマイズされたコーヒーを飲むことができる点だ
何故メルボルンコーヒーだったのか
山下さんの知人にメルボルンで体験を積まれ
バリスタの世界大会で2度優勝した下山修造氏がいて
その方にメルボルンコーヒーを進められたのがきっかけだとか
今も定期的に研修していただいている
山下さんもメルボルンに行き、カフェ文化を体験してきたそうだ

このコーヒーは Flat White
まろやかで深みとコクのある味わいだ
これはオーストラリアの伝統のお菓子 ラミントン
スポンジの生地にチョコレートをコーティングして
乾燥ココナッツをまぶしている

日本風に甘さを抑えて上品な味に仕上がっている
なんとグリーンは一保堂の抹茶をまぶしてあるのだそう
京都とオーストラリアの融合だ
朝はこだわりの京野菜を使ったメニューを楽しむことができる
京野菜のミネストローネがとても美味しかった

パンは贅沢にも吉田パンを使用している

メルボルンでは毎日30万トンのコーヒー豆が輸入されているそうで
これはコーヒー300万杯の量
えっ!毎日300万杯のコーヒー消費がある街
この話を聞くだけでもメルボルンに広くカフェ文化が根付いていることがわかる
京都でメルボルンコーヒーを飲みながら
京都地元とのこだわりの食との連携は素敵な体験でした
コーヒーに興味がある方は是非行かれてください
カフェ文化度 ★★★☆++
Common Well コモンウェル
京都市中京区堺町通り六角下がる甲屋町393
075−746−3087
7:00〜22:00 無休

