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全体を包み込む紳士的な行動(大谷翔平)

日々大谷翔平の試合を見ることが待ち遠しい

ドジャース入団から一年でMLBチャンピオンになり

いつの間にか、ドジャースのリーダとして

精神的な柱としてチームを引っ張る存在になっている

謙虚で真摯な姿勢

野球にかけるあくなき情熱と探求心

ここぞの場面でのリーダーシップと協調性

子供たちに対する温かなまなざし

最近の試合で印象的な場面が2つあった

6月19日(日本時間20日)

ドジャースタジアムでパドレスと対戦

9回表パドレスのタティスJrの死球に両監督が退場処分

一触即発の状況となる

9回裏、今度は大谷翔平が

スアレスが投げた161キロの死球を右肩下に受けた

スアレスはすぐさま退場処分

球場内が騒然となる中

大谷翔平は一塁まで歩き、ダッグアウトを見ながら出てくるなと手で合図をした

そしてピッチャー交代の間に

なんとパドレスのダッグアウトに歩み寄りパドレス選手と話をした

全てを包み込みトラブルをシャットダウンするような大人の行動に

球場全体が落ち着きを取り戻した瞬間であった

リーダーシップとは何かを自ら説いた場面のようだった

6月22日(日本時間23日)

大谷翔平の2刀流復活の2回目の登板

ピッチャーで1回投げ、キレも良く伸びもあり三振も2つ取った

バッターでは三塁打、ホームランの打点5の文句なしの大活躍

8回ホームランでは外野にいた親子が

大谷のホームランボールを取り損ね子供が泣いている様子が

大谷翔平自体が気になっていたらしい

試合後ダッグアウト裏で

大谷翔平自らホームランボールにサインをして

打ったバットとともに親子にプレゼントしたという

親子の喜びが目に浮かぶようだ

この2つの紳士的な行動こそが大谷翔平ならではの豊かな人間性を現している

自分に置き換えて考えても中々できるものではない

おごらず、真摯で謙虚に物事に取り組む姿勢こそが成功につながる

花巻東高校の佐々木監督が大谷に教えた教えが蘇ってくる

ゴミは人が落としたもの ごみを拾うことで運を拾う

そして自分自身に運を呼び込む

この精神をより広く考え、全体を包み込み

大谷自ら自然に実行する姿に

MLBのOBや選手をはじめ世界が感動し共鳴している

多分大谷にとってごみを拾うことも

子供たちにグローブを贈ることも

ふるさとやロスアンジェルスに寄付することも

広い意味で同じ事なのだと思う

まさに日本の誇りであり野球界の財産である

ある女性評論家が大谷にどこか悪いところはないの?

と話していたが思わず苦笑いしてしまった