チームケルンの貢献!

ドイツがブラジルで行われた2014ワールドカップで
24年ぶりとなる優勝を飾った
 
試合はボールこそドイツが支配していたが
アルゼンチンのカウンター攻撃にひやひやする場面もたびたび
ノイヤーのたぐいまれなるセーブに救われた
メッシはボールキープ力はさすがだったが
シュートの精度が良くなかった
 
後半43分
クローゼに替りマリオ・ゲッツェが投入される
まさにドイツの新旧をシンボルとしたような交代だった
レーブ監督はゲッツェに注目をしていた
ボールを持った時の落ち着きがずば抜けていると
交代の時にレーブ監督はこう言った
メッシよりお前が上だと言うことをこのスタジアムの全員にわからせてやれ!
 
延長後半8分
アンドレ・シュルレのクロスボールをマリオ・ゲッツェはトラップし
そのまま左足でシュート
流れるような見事なシュートだった
まさに100年に一度の逸材と言われるゲッツェが花開いた瞬間だった
新たなスーパーマリオが誕生した
 
したたかさ、勝利への執念、ドイツならではの伝統的な組織力、そして分析力
これらの総合力がドイツに4度目の栄冠をもたらした
しかしその道のりは長かった
 
2000年ドイツは欧州選手権のグループリーグ敗退
という屈辱を機にようやく変革のスタートを切った
 
一つはタレント育成プロジェクト
各国の選手育成を参考にして
ドイツ人にあった育成プロジェクトを創り上げ
その結果がアンドレ・シュルレやマリオ・ゲッツェの育成につながった
 
そしてあと一つは分析である
今回の影のMVPは個人的にはチームケルンではないかと考えている
ケルン体育大学はドイツサッカー協会と協力して
分析集団(チームケルン)としてサポートをしている
世界中でこれほど大掛かりに分析しているのはドイツだけだ
ケルン体育大学は学生45人で出場国を徹底分析
ワールド杯の法則を浮かび上がらせた
 
昨年12月中旬のチームケルンの決起集会では
一人一人にドイツ代表のエンブレムが入ったTシャツが手渡され
レーブ監督のビデオメッセージも流され
大いに盛り上がった
この事だけでもドイツサッカー協会が
どれだけ分析を重要視しているかがわかる
チームケルンの分析は試合だけではとどまらない
出場チームだけではなく
各個人の性格なども含めたトータルの分析だ
これらの情報分析の大きな力が優勝という結果をもたらした
大きな要因だと思う
今回の影のMVPは個人的にはチームケルンではないかと考えている
 
ドイツの栄冠は
2002年ワールドカップのドイツチームが
宮崎キャンプを行った際のプロデューサとして携わった人間としてもとても嬉しい
 
ドルトムントでは香川とコンビを組んだマリオ・ゲッツェの活躍に
香川も刺激を受け再度チャレンジをしてもらいたい
そして低迷期を乗り切ったドイツ復活のシステムを
今まさに日本サッカーは謙虚に見習うべきだと考えている