人生フルーツ(映画)

風と雑木林と建築家夫婦の物語

「人生フルーツ」

歳を重ねるごとに美しくなる人生

そんなことを感じさせる

とても素晴らしい映画だ

 

愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一角にその家はある

雑木林に囲まれた一軒の平屋

建築家 津端修一氏が

師であるアンソニー・レーキンドの自宅に倣って建てた家

40年間

自然の力を友として暮らしてきた

何事にもゆっくり時間をかけて丁寧に生きている

キッチンガーデンには

ご夫婦で季節折々の野菜や果物が植えられ、

日々の収穫と共に

英子さんの手間暇かけて美味しいご馳走に変わる

夫を支え、夫の好む食を提供し続ける妻

夫は「彼女は生涯で最高のガールフレンド」と話す

自然に逆らうことなく、自然の実りを享受して穏やかに生きる

夫婦にとって大事なことを積み重ねていく安心感と充足感に

満ち溢れている

 

「家はくらしの宝石箱でなければならない」 ル・コルビジエ

の言葉もインパクトがある

 

樹木希林のナレーションが素晴らしい

風が吹いて、葉が落ちて

いい土になって果実が実る

こつこつ ゆっくり

人生フルーツ

 

見ている人の心を共鳴させていく

人生とは、幸せとはを考えさせてくれる素敵な映画である

機会があればぜひご覧ください!