バンクーバー(オリンピック開催まで100日)
2010年2月 冬季オリンピックの開催都市バンクーバー。
“世界で最も住みやすい都市”に7年連続選ばれるだけあって
とても美しい公園都市である。
人口60万とは思えないほどの高層ビルも建ち並ぶ。
中でも金融系のビルが多いのは、資源国としてのカナダの重要性を
実感できるものだ。
アクセスも8月にスカイトレインのカナダライン(空港ーダウンタウン間)
が予定より早く開通し、時間も約25分、料金は3.75カナダドル(約300円)
で一気に便利になった。
このスカイトレイン、驚いたのは改札がないことだ。
何度か乗ってみて、一度だけ巡回員のチェックに遭遇した。この時にチケット
を持っていないと200カナダドルの罰金となる様だ。
日本では考えられないシステムだが、信頼の元に成り立つ無人乗車システム
として注目すべきものだと思う。
交通インフラは、カナダライン開通でオリンピックの準備OKといったところか。
開会式を行うスタジアムは、ダウンタウンから歩いて15分くらい。
既設の『BCスタジアム』を利用。 新しいスタジアムかと期待していたが、
こういう時代、既存施設の有効利用も今後のオリンピックには重要な要素だろう。
宿泊した『フェアモントホテル』の隣は、オリンピックを中継するTV局で
カナダ最大の民間放送局 ”CTV”。
CTVグローバルメディア社は、CTVとグローバル&メール紙を所有する
カナダ有数のマルチメディア企業。
http://www.ctvglobemedia.com/en/
バンクーバー放送局も、写真を見ればオリンピックの気合いの入れ方が理解
できるだろう。
何といっても、スポーツコンテンツNo.1イベントなのだから・・・
バンクーバーのシンボル公園とも言えるのが、『スタンレーパーク』。
予想以上に広大で自然の恵み豊かな公園。ダウンタウンから歩いても30分くらいの距離。
国旗でおなじみの、カエデの紅葉がとてもきれいで歩くのも楽しかった。