宮崎牛すきやき講習会
明治2年創業の京都のすき焼きの名店
モリタ屋の女将の吉岡郁子さんと娘さんの吉岡摩弥さんが
宮崎まですき焼きの講習会に来ていただいた
宮崎牛は和牛オリンピック2連覇で全国の認知度が上がったが
消費はステーキや焼き肉が主流となっており
宮﨑牛の多様性と活性化のためにも宮崎県としてすきやきを広めたいということだった
そこで白羽の矢が立ったのが京都モリタ屋だった
モリタ屋は飲食店だけではない
牛肉屋として創業し牧場、卸肉センターをはじめスーパーマーケットも展開している企業
6次産業化の成功事例の先駆けとしても良く知られている
創業は144年と古く宮内庁御用達の企業でもある
直接京都の吉岡社長、吉岡摩弥さんとお話をさせていただき
快くご了解をいただいて宮崎にお越し頂くことになった。
料理講習会は10月21日
鍋はモリタ屋独自の物を使用する
宮崎観光ホテル 山吹に
宮崎のホテル、旅館の名店が勢ぞろいする中
すき焼きの講習会が11時から始まった
使用する牛肉はモリタ屋持参の熟成をしてある宮崎牛のA4の肩ロース
モリタ屋の真骨頂は最初食べる一番肉にある
まず牛脂で鍋に油をひき
ざらめを入れる
そして牛肉を入れ焼くような感じで・・・・
さらに割り下で牛肉をなじませ、そのまま溶き卵で食べる
この絶妙な牛肉の舌触りと味が抜群だ
そのあと野菜を入れて牛肉と共に割り下を入れ煮込んで
すき焼きの出来上がり
野菜の特徴は玉ねぎとゴボウを入れること
そして京都麩も入るのがモリタ屋流
宮崎のすき焼きではおなじみの白菜は使わないようだ
ホテルや旅館からは数々の質問が・・・・
最後はすべてを食べてうどんを入れ
九条ネギや山椒や七味で味付けして
仕上げとするそうだ
女将の吉岡郁子さんや吉岡摩弥さんは
今年TBSで放送された
東西すき焼き対決で見事栄冠を勝ち取った名コンビでもある
モリタ屋の名店のすき焼きをヒントに
宮崎の各ホテルや旅館は
宮崎牛のすき焼きを工夫をしながら是非オリジナルすき焼きを展開してほしい
今から宮崎牛すきやきの完成が楽しみでもある