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B STRONG

アメリカのワールドシリーズ第6戦
レッドソックス対カージナルス
田沢投手が7回2死満塁のピンチを気迫をバネに力で切り抜け
上原投手が9回三者凡退で締めくくった
カージナルスのワカの調子も今一だった
6対1
通算4勝2敗でレッドソックスが6年ぶりにワールドシリーズを制覇した
本拠地での優勝は1918年以来となる
 
日本人にとって印象深いのは日本人投手2人が大車輪の活躍をしたことだろう
上原投手と息子さんとのインタビューに
アメリカ国民は温かい拍手を送り
熱狂的な満場のコウジコールに上原は応え盤石の守護神となった
上原もメジャーに来てやっと雑草魂が花を開いた
上原の活躍は数字上でも目を見張るものがある
 
昨年は最下位に沈んだレッドソックス
どん底からの優勝はまさに奇跡と言っても良い
監督もファレル新監督となり
戦力的に見ても今年は本命だとはだれも思わなかった
 
そんな中でシーズンがスタートした
4月連続被爆テロがボストンマラソンを襲った
ボストンを本拠地とするレッドソックスは街に元気を与えようと奮闘した
注目したのがチームのメッセージだった
ボストンの街に寄り添い、一緒に生きていこうと言うチームの姿勢だ
 
4月のテロ以降チームは
 B STORONG (強く生きよう、ボストンは強い)
を合言葉にロゴをユニフォームなどに使用
ポストシーズンに入ると
本拠地フェンウェイパークの外野の芝もロゴの模様に刈入れられた
 
まさにプロ野球チームと地域がキャッチフレーズと共に一体となり
勢いとなり波となって勝ち取ったワールドシリーズとなった
チームと街がお互いに元気づけあう
素晴らしい見本として心に残る優勝となった
 
ファレル新監督は上原はよく投げてくれた
テロの悲劇があって選手たちはこの町でプレーすることに意義を感じていたと語った
 
キャッチフレーズで地域が選手が変わったのだ
地域を本拠地とするプロスポーツが地域をどう活性化させられるのかを
垣間見た瞬間だった
 
B STORONG
このメッセージはボストン市民は生涯忘れることはないだろう
おめでとう! ボストンはやはり強かった!!