アル・ケッチャーノイン銀座2015
銀座の奥田シェフのお店
山形サンダンデロでアル・ケッチァーノイン銀座が
6月3日に開催された
今回の参加蔵元は
新潟の八海醸造の湯沢一夫常務
そして山口の旭酒造の桜井博志社長と言う話題の顔ぶれ
奥田シェフには事前にお酒をお送りして
お酒の味覚シートを作成して
メニューを考えていただいたのだが
そのメニューがぐるぐる変わっていく
しかもそのたびに原価が上がっていく
そんな冷や冷やも面白い体験だった
奥田シェフに言わせると日本酒の温度で味が変化するため
どの温度で、どの順番で飲ませるかを考えると
頭の中でどんどんメニューが変わって行ったのだそうだ
乾杯は獺祭三割九分スパークリング
料理はあおりイカのフリットとフローレンスフェンネル
次は獺祭 磨きその先へ
このお酒は1本3万円と言う貴重なお酒
綺麗な透明感の中に甘さを感じるお酒
佐土原ナスのタルタータと生うに
これを口に含ませお酒を飲むと
今まで体感したことのない味が膨張し
その後にさらっとすべてが消えていく感覚だ
うにと佐土原ナスとその先へ
素敵なマリアージュだ
八海山 大吟醸には
フォアグラムースとクレームブリュレと宮崎のスイートコーン
贅沢な取り合わせ
スイートコーンも奥田シェフらしい使い方
磨き二割三分には
鯛のほっぺたと宮崎キャビア
キャビアソルトで一塩した鯛の身のサラマンダー焼き
ドキッとするインパクトも絶大!
説明は宮崎から駆けつけていただいた宮崎キャビア協同組合の坂元参事
磨き二割三分遠心分離には
すっぽんと春キャベツのリゾット
遠心分離機の機械は一台3000万
この機械でお酒を回しながら圧をかけないで絞っていく
だからこそ非常にクリアーな味に仕上がる
旨さが凝縮しているリゾットと酒が見事に調和している
カルビーの創業者の松尾さん、奥田シェフ、獺祭の桜井社長
八海山吟醸には
イセエビの丸い酸味のトマトソースフレーグラ
程よい酸味がお酒と表情豊かな調和を見せてくれる
八海山本醸造には
ふろふきにしたジャガイモにゆでた宮崎牛の脂と
赤身の宮崎牛の薄切りを乗せて
ふろふきにしたジャガイモと宮崎牛がとっても美味しい
この宮崎牛はみょうが屋の岩永さんに特別に調達してもらったもの
感謝である!
笑顔の素敵さが食事会の心地よさを現している
奥田シェフ、湯沢常務、桜井社長そしてご協力していただいた村田会長
有難うございました!