自己流(竹ノ内佑也)

18年ぶりに日本・東京で行われた
第16回世界剣道選手権大会で一番注目を浴びたのは
筑波大4年生の竹ノ内佑也だった
 
宮崎県宮崎市高岡で
3歳から剣道をはじめ
7段を持つ剣士の父親から厳しい剣道の英才教育を受けて育つ
小学校6年では全国大会に出場し個人準優勝
高岡中時代には夏の全国大会で優勝
福岡大学付属大濠高校では黒木監督の下で
インターハイ団体、玉龍杯で2年連続優勝とタイトルを総なめにする
 
そして剣道界に事件が起きる
2014年全日本剣道選手権大会において
竹ノ内佑也が21歳5ヶ月で史上最年少優勝を果たしたのだ
警察官の優勝が常識となっていた今までの剣道界において
学生が日本一になったこと自体が驚きであり衝撃だった
まさしく新風を吹き込んだ
 
彼の剣道は圧倒的な圧の強さ
と動体視力の確かさとスピード
打てる間合いの見極め
師匠の先生でさえ威圧感を感じると言う
素顔はベビーフェイスの可愛さ
あっけらかんとした表情がすがすがしさを感じる
試合でも緊張したことがないようだ
 
彼はサインをお願いされるといつも「自己流」と書く
師匠の先生の言った通りにするのであれば
誰もが同じくうまくなる
それを突き破るのは自分しかできないもの+アルファーだ
それを竹ノ内は自己流と名づける
 
学生で始めて世界大会の日本代表の団体戦に出場
先鋒を務める
決勝は予想通り韓国
相手は194cmの長身
体全体で圧力をかけてくるがひるむことはない
4分20秒
一周の隙を突き竹ノ内の小手が決まる
これで流れに乗り日本が団体戦で優勝を勝ち取った
 
剣道界の至宝とも言われる竹ノ内の将来が今後も楽しみだ
思うのだが宮崎には素晴らしい武道館もある
竹ノ内をはじめ剣道の人材も数多い
しかも鵜戸神宮は剣法発祥の地だとも言われてる
世界では剣道の愛好家も多い
この財産を活かさない手はない
オープン参加の剣道の国際大会、アジア大会などの確立を早急に考えるべきだ
それが大きな観光活性化の手段になると確信する