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「地方創生の真実」での宮崎

辛坊治郎 東京ではわからない「地方創生の真実」という本が出版されている
その本の冒頭で
消滅可能性都市896公表で日本は変わったか
というテーマで
増田さんと辛坊さんの討論の場面がある
東京一極集中をなくして大阪はもっと頑張るべきだと言うことなのだが
そこで一例として宮崎が出てくる・・・・
厳しい評価だ!
 
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増田 
東京のブラックホール化を止めるためには、
大阪、名古屋の役割を考え直さないといけないと思っています。
大阪にも罪はあって、鳥取も島根も、昔は大阪につながっていた。
九州で言うと宮崎がいい例です。
九州は福岡1極集中に見えますが、
宮崎はそこから外れていて大阪につながっていた。
今は完全に東京としかつながっていない。
 
辛坊
私が読売テレビに入った頃は、
宮崎は新婚旅行のメッカと言われていて
大阪から日向に向かうフェリーが結構な人気でした。
確かに海岸もきれいだし、いいゴルフ場もいっぱいある。
宮崎は現在、東南アジア、中国からの観光客に焦点を合わせて頑張っていますが
我々からすると、飛行機以外でどうやって行ったらよいかよくわからない。
ほとんど巨大な離島と化している。
 
増田
もったいないですよね。
出生率だって高いのに、みんな外に出て行ってしまう
宮崎には地鶏やマンゴーと言った「ネタ」はいっぱいある。
ただ地鶏やマンゴーが売れればいい、というのではなく、
若い生産者たちがそこにどう絡んでいくかというところをうまく考えてほしいのです。
 
 
私も含めて宮崎県内の行政の方々も
様々な反論がある。
色んな政策や広報も行っていると・・・・
批判もすぐにでもできるだろう
 
ただ重要なのは地方の知事も経験され消滅可能性都市を発表された増田氏と
基幹メディアのアナウンサー辛坊氏の対談で
見識者の認識として
宮崎はこれぐらいの認知しかされていないのかという現実が
大きな問題だということだと思う
 
宮崎県の26市町村のうち20~39歳の女性が
50%以上減となる消滅可能性都市と指摘されたのは
15市町村と半数を超える
 
巨大な離島だからできること
ないと言い切れる強さ
あるいは全国に発信できるこれまでにない独自の企画の実施と成果の見える化が
今後さらに重要となるだろう。
やったやったという自画自賛型ではなく
成果も含めて
全国の見識者からも評価される宮崎県となってほしいものだ。
そうでないとまさしく宮崎には消滅可能性都市の現実が迫ってくる。