黒田 男泣き!
広島カープ、25年ぶりの優勝が昨日決まった
感動的な優勝シーンだった
今までこんなプロ野球球団の一体感を感じたことはない
9回ツーアウト
選手が全員立ちあがる中
黒田はダッグアウトの後方で一人静かに見守っていた
優勝が決まった瞬間
選手が我先にマウンドに行く中で
黒田は優しい表情で最後にマウンドに向かった
しかし新井と抱き合った瞬間
黒田はすべての感情を超えて涙が止まらなくなった
それは新井も同じである
それを見た選手たちは思わずもらい泣きをしたそうだ
それほどの広島にかける想い
広島に愛され愛するからこその、想像以上の重みがあったのだろう
広島カープを去ってメジャーに行き
14年ぶりに広島に戻ってきた投手の黒田
そして14年ぶりに阪神から戻ってきた野手の新井
この2人が帰ってくることで
2015年誰もが広島カープの優勝を期待した
結果は出なかった
4位という屈辱だった
周りからの想像以上の期待からの重圧と気迫の空回りだった
今年2016年
広島のエースマエケンがメジャーに行き
不安感はつのるばかり
解説者も広島を最下位と言う人もいたぐらいだ
春期キャンプでは緒方監督の右左には黒田と新井がいた
緒方監督のバックアップを2人が前面に出て行った
黒田は地道に選手と接した
選手にとって近寄りがたい一年目から
何でも話せる2年目となり
さまざまな効果がチームに広がって行った
投手は黒田
打者は新井
2人のベテランのコンビネーションはアンウンの呼吸だった
若い選手たちは2人に刺激され
加速度的に成長していく
4月新井は2000本安打を達成
7月黒田は200勝を達成
満身創痍でありながら闘う姿勢
この2人の背中を見て成長した若手が飛躍的に活躍した
タナキクマルの平成トリオ、鈴木の台頭
投手では野村をはじめ数々の好影響を与えた
胴上げが緒方監督、黒田、新井だったのもそれを象徴している
野球をする幸せとは何か?
誰のために野球をしているのか?
野球がこれだけ大きい地域の活性化につながっている
そんなことを感じさせてくれる広島の優勝だった
広島カープ 優勝おめでとう!!
しかし目指すは次の日本一です