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松山英樹、別次元の優勝

松山英樹がビザ太平洋マスターズトーナメントで
初日からトップを渡さず、完全優勝を果たした
レベルの違いを見せつけた優勝となった
 
2014年アメリカのザ・メモリアルトーナメントを見ていた
ジャックニクラウスは松山英樹の優勝を見て
テンポがすごく良い、冷静で落ち着いている
この先10年、15年にわたって
世界でベストプレイヤーの一人となる選手の始まりを
君たちは見たのだと思うと予言めいた話をしたことを覚えている
 
上海で行われた準メジャーと言われる
HSBCのトーナメントでもぶっちぎりの優勝で話題をさらった
 
そして日本のトーナメントの舞台は
富士山の美しい姿が見える太平洋クラブ御殿場コース
最終日はスコアが伸ばせず
ダブルボギーなどで3打差まで接近した
しかし松山の表情にあわてるそぶりはみじんもない
世界でもまれてきた実力はこんな闘いの場で良く現われる
13番6アイアンで打った球はピンそば10センチにピタリと止まった
難なくバーディ
最終組で回った韓国の選手たちは
松山に追い付こうとするよりも
松山のプレイに対して驚きと尊敬のまなざしで見ているような感じすらした
 
18番の第2打は池ポチャのアクシデント
しかし冷静に打った第4打は
グリーンの斜面に落ちバックスピンでピンの10cmそばに止まった
結果は23アンダーの大会新記録
随所で世界のトッププロの一打、一打を見れたこと
しかもそれが日本人であることを誇らしく思う
 
世界ランクも第7位となり
圧巻のプレイで観客を魅了した松山だが
表情から見ても満足はしていない
それほどまでに松山はたくましくなり、
メジャーに近くなったように思う
 
ラウンド後の毎日の練習の後には待っているファンに対して
すべてサインをするという松山選手の対応には嬉しい驚きだったろう
次元が違う強さ
まさにジャックニクラウスの言葉通りの世界のトッププレイヤーになりつつある