揚輝荘(名古屋市)

名古屋市の地下鉄覚大山駅から
日泰寺参道を10分ほど歩き、横に入ると揚輝荘がある
 
ここは松坂屋の初代社長
伊東二郎左衛門祐民によって構築されたもの
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約10000坪と言われる敷地の中に
庭園や各種建造物が建っている
かっては各界の要人や文化人の迎賓館、社交場として
またアジアの留学生の寄宿社としても利用され
国際的なコミュニティを形成してきた場所でもあったそうだ
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そのシンボルとなるのが聴松閣だ
設計がすでに完成していた建物だが
伊東氏は昭和9年、釈迦の誕生2500年の時にインドを旅行する
インド各地の釈迦の生誕地などを回り帰国する
インドに行く前に設計はすでに完成していたのだが
インドの印象がよほど衝撃的だったのか
地下の設計変更を竹中工務店に指示する
 
完成は昭和12年
地上2階、地下一階の建物
外観はハーフチンバーの外壁などで山荘風に仕上げてある
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中に入ると各国様式がミックスされた
重厚な雰囲気だ
 
地下は強烈なインドの影響が随所にみられる
伊東氏の想いを感じることができる
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豊かな紅葉と緑に囲まれた揚輝荘
文化の香りのする憩いの場所だ