狭野神社(宮崎県高原町)
すっきりした晴れの穏やかな元旦だった
午後からは高原町の狭野神社に初もうで
高原町に入ると高千穂の峰も良く見える
高千穂の峰は天孫降臨でニニギノミコトが降り立ったと言われている
そしてその麓にある皇子原の地名は
神武天皇が幼少のとき遊ばれた場所だと言われている
その皇子原のそばにある狭野神社は
もちろん主祭神は神武天皇だ
神社ができたと言われるのが
孝昭天皇の時代というから
今から2千数百年も前のこと
いかに由緒正しい神社であることが理解できる
境内にある狭野杉(樹齢400年 高さ約70m)
神社の参道の両脇には大きな狭野杉が
たっている
1529年豊臣秀吉の命により
島津義弘は15000の兵を率いて朝鮮半島に出陣
その出発にあたり狭野神社で戦勝を祈願したのだそうだ
そして帰国後の1600年、参道に杉を植えて奉納した
これが狭野杉の始まりである
1898年の宮崎神宮の大造営の時には
この狭野杉が使用され
それまで宮崎神宮の本宮だったものが
狭野神社にそのまま移築されたのだそうだ
お正月で天気も良いので
神社も大行列
神社の入り口には一六八重表菊の紋章が・・・・
これは皇室や天皇を現す紋章だ
本殿も小さいながら格調高く気品がある
私の好きな神社である
激動の時代だからこそ
家族やスタッフの健康を祈願して家路についた
今度は静かな時にもう一度訪れたい