福岡獺祭の会
福岡獺祭の会が3月2日夜
ホテルニューオータニ博多で開催された。
挨拶は桜井一宏社長
今期は120%の伸びになりそう
国内は93%だが輸出が大幅に伸びているようだ
ニュヨークに蔵を建設し酒を製造する
米はアメリカで食用米として使われているカルローズを使用する
山田錦は山田穂と渡舟を掛け合わせてできた酒米
カルローズは渡舟を元に改良した品種で
1948年にカルフォルニアで開発されたもの
このカルローズを使用して醸したお酒も持ってきたので
試飲していただきたいと話された
桜井会長にアメリカでは水はどうするのですかと尋ねたら
三菱レーヨンのクリンスイがあるので大丈夫との答え
クリンスイを使った獺祭も2011年から造っている実績もある
カルローズでの獺祭のチャレンジは
多くの実験を重ねたうえで
NYの蔵で実際に仕込んだ味を再度調整して
獺祭らしい理想の味に追及する形になるんだろう
価格は15ドル程度を想定しているという
獺祭のセカンドブランドとなるカルローズの酒が成功すると
アメリカだけでなく一気にヨーロッパをはじめ世界展開が可能となる
そんなことを考えると今から楽しみでもある
懐かしい人に出会った
昔一度仕事をしたことがある滝悦子さん
福岡のラジオパーソナリティでエッセイストだが
相変わらずバイタリティいっぱいの女性
3月23日に岩田屋本店で17:00から
桜井会長と滝悦子さんとのトークショーが開催されるそうだ
パリのロブションとの獺祭ストアのオープンは春にずれ込みそうとのこと
獺祭全種類と和洋中の料理で楽しむ獺祭の会は
酒を楽しみ、人との交流もできて大いに盛り上がった