天皇陛下85歳のお言葉
12月23日は天皇陛下85歳の誕生日
記者会見で述べられたお言葉は
国民の象徴の天皇の立場と人間としての在り方をも
深く感じさせていただけた
全てが心にしみいるご発言だった。
長い間、国民に寄り添い、耳を傾け
日本の歴史や将来のことまでも深く示唆したお言葉
日本には天皇と言うかけがえのない象徴
と言う存在があることを嬉しく思った。
中でも皇后に対するねぎらいの言葉には
私自身も涙があふれた!
4月に結婚60年を迎えます。
結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し
私の立場と務めを支えてきてくれました。
また、昭和天皇をはじめ私とつながる人々を大切にし、
愛情深く3人の子供を育てました。
振り返れば、私は成年皇族として人生の旅を歩み始めて程なく
現在の皇后と出会い、深い信頼の下、同伴を求め、
爾来(じらい)この伴侶と共に、これまでの旅を続けてきました。
天皇としての旅を終えようとしている今、
私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、
私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、
自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり
60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、
真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います。