麺’sフリーク(博多編)
博多の新旧の名店を2店ご紹介したい
豚骨の安全食堂と鶏そばのはなもこし
まずは安全食堂
JR九州学園都市駅から歩いて7〜8分
交差点角のトライヤルの斜め前に
大きな駐車場と赤の暖簾が目立つ店がある
ここが西区の博多ラーメンの横綱と言われる安全食堂
1971年創業というから48年の歴史があるラーメン屋さん
店内に入ると昔懐かしい食堂の雰囲気
しかも建物は古いのだがとても清潔なのが気持ち良い
ラーメンの固め 550円を頼む
ラーメンはチャーシューと葱のみのシンプルさ
スープを一口
豚骨のさっぱりスープで滋味深い
途中から置いてあるごまを入れて食べると香ばしさが増す
麺も真鍋食品の特注品で極細麺だが噛むと伸びがあるのが特徴的
少し残念なのはチャーシューが煮豚な点
焼きめしも人気のようだが一人なので量を見て断念
次回2,3人で来た場合は人気の焼きめしも食べてみたい
お店の由来は創業者がドライバーの交通安全と安全運転を
祈念して付けたのだという
その発想が素晴らしい!!
自分のお店のラーメンの食材の安全をうたうのではなく
車社会の安全を考える創業者の高い社会理念にとても感動した
ノスタルジック度
接客と元気の良さ
飽きない味わい
博多ラーメンの歴史を語り継ぐ名店の一つである
社会理念度 ★★★★
2店目は薬院の麺道はなもこし
営業時間が短いのでなかなか行けるチャンスが少ないお店
麺に対する愛情が半端ではない
いつも試行錯誤を繰り返して、新商品を開発している
最近はお昼は中華そばも出されているよう
夜お邪魔したが
今日はカウンターがすいていてラッキーだ
さて鶏そばを頼む 750円
北海道の昆布と干し貝柱が
スープのコクと旨さを下支えしている
それに小麦の美味さをふんだんに味わうことができる自家製麺
途中、自家製辛子高菜を入れると
まろやかスパイシーになり
がらりと印象が変わる
あくなき探求心が生み出す至高の味だ
麺道探求度 ★★★★☆+++