メディア、広告,  ,  感動、癒し、喜び,  映画・音楽

サウンドメーカー服部克久の世界

2020年6月、服部先生がご逝去され

コロナ禍で延び延びになっていた

服部克久を囲む音楽の仲間たちのコンサート

サウンドメーカー服部克久の世界が

11月16日、17日

新国立劇場で開催された

服部さんが作曲、編曲した曲は6万曲にも及ぶという

16日は山下達郎と竹内マリアがゲストだったそうだ

 

音楽監督は服部隆之

音楽畑スペシャルオーケストラをバックに

17日はゲストが一曲づつ歌っていくという贅沢な演出だ

最初のゲストは松山千春

次が森山良子

この広い野原いっぱいは服部さんのアレンジだそう

谷村新司の昴も服部さんのアレンジだ

一緒に中国にコンサートに行った思い出話をされていた

五木ひろしはラスベガスバージョンでの歌を披露

その他ピンポンパンやベストテンのテーマソングや

自由の大地も演奏された

さだまさしも花を添えた

ラストの曲は私の大好きなル・ローヌだった

これほどまでに広範囲のネットワークを持っている音楽家も

日本にはいないだろう

それは一番は音楽家としての才能なのだが

服部さんの人徳でもあり、優しさでもあるのだろう

ステージバックには服部さんの写真が飾ってあり

天国から微笑んでいるようだった

 

司会の安住紳一郎が言っていたが

服部克久夫妻の媒酌人は白洲次郎、正子夫妻だそうだ

これだけでも驚きだった

 

服部克久氏は昭和11年11月1日生まれ

だからこそ、どうしても11月にコンサートをやりたかったそうだ

 

最後に服部隆之氏が今日は目いっぱい指揮をしたが

親父からは肩の力を抜いて自然体で臨めと言われていた

『柳に雪折れなし』と言うのが親父の信念でもあった

柳みたいに風に吹かれても雪が降っても

折れることはないのだと・・・

でも私にはできない

今日も親父の100分の一もできていないと感想を語り

観客は大きな拍手で讃えていた

 

個人的にも大変お世話になった服部先生

本当に素敵なコンサートを有難うございました

これでようやく服部先生も天国でゆっくりできるでしょう