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パリオリンピック開会式の違和感

パリオリンピック開会式が27日開催された。

パリの中心を流れるセーヌ川流域を会場に見立てた

壮大な演出は、これまでのオリンピックの枠を超えるものだった。

演出や運営側の苦労はとんでもないものだったろうと推察する

セーヌ川を選手を乗せた200台の船が走行し

エッフェル塔での開会式会場へと向かう

登場したレディガガはディオールがデザインした

キャバレー風の衣装でパフォーマンスを見せてくれた

開会式の最後ではセリーヌディオンが登場

エディットピアフの名曲 愛の賛歌を歌い上げた

最後の聖火が空に飛び立つなどサプライズの演出もあったのだが・・・・

どうも個人的には3点、首をかしげるシーンがあった

一つ目はマリーアントワネットのシーン

首を切り取られたマリーアントワネットが登場するのはいかにも不気味だ

最後の赤いテープは血吹雪をイメージしてしまい嫌悪感があった

2つ目は最後の晩餐のシーンではゲイなどが登場して

最後の晩餐のパロディを表現した

開会式の演出はトマ・ジョリー氏で自らもゲイの人のようだ

フランス人だけではなく、世界のLGBTの方も誰でもオリンピックに

アクセスできますと言う意味だとは思うのだが

個人的には大きな違和感があった

多様性という名の暴走ではなかったのか?

特に世界のキリスト教徒の皆さんはどう思われただろうか?

3つ目は

これだけのスケール感で式典を行うと

ミスが出るのも仕方がないのかもしれないが

五輪マークが逆さに掲揚されたり、

韓国が北朝鮮とアナウンスされたり

日本では考えられないミスが起こったのは厳しく評価されるべきだろう

いろんなことを考えると

オリンピック自体も転換期を迎えたのかもしれないと素直に思った