飯尾和樹のずん喫茶(BSテレ東)
街から、どんどん喫茶店が無くなっていく
そんなことを肌で感じだしたのは何年前からだろう
以前からスタバやドトール、コメダなど大手コーヒーチェーンが
どんどん出店を重ねるだけでなく
コンビニが安価なコーヒーを提供する状況では
上からも下からものサンド攻撃で
喫茶店も大変だろうとは思っていた
宮崎の街でも純喫茶が姿を消している
宮日会館にあったサンドロ
山形屋の裏にあった名店のジャマイカ、
あるいは県庁楠並木通りにあったラクガキなどは
宮崎のコーヒー文化を象徴するものであったのではないだろうか
コーヒーは街の文化だと思う
ゆったり街の文化を味わえる喫茶店が全国から淘汰されている
そんな思いを感じていたのだが・・・・
飯尾和樹のずん喫茶(BSテレ東)が私にぴったりはまった
個性的な喫茶店を飯尾和樹が訪ねていき
彼独特のキャラでその店の人や特徴をやさしく引き出していく
サンドウィッチは断面を愛でてから食べるんですと
芸能界一の喫茶店通の飯尾和樹は話す
彼の喫茶店愛が生み出す目線がほのぼのと優しく
番組を温かいものにしている
最後にポラロイドで撮った一枚に
一言加えるメッセージがとても良い
この番組で
全国の街に喫茶店の復活の一助になれば幸いである