嘯月(しょうげつ) 京都
今回の京都の旅の目的の一つは
嘯月(しょうげつ)に行くことだった
京都の上菓子ではNO1と言われるほどの店
だからなおさら予約も取りにくい
予約した人だけが自分の指定時間に行くと
それに合わせて上菓子を用意していてくれる
そんなお店の予約が取れたので
お店に伺うことができた
場所は北王路駅から歩いて10分ほど
閑静な住宅街の一角にひっそりと建っている
嘯月(しょうげつ)は
宮中、公家、茶家に献上する技術を要するお菓子を上菓子と言うが
京都の上菓子でも唯一無二の存在感を誇るお店だ
初代が京都虎屋で修業をして
始めたのだが今は3代目と言うからまだ歴史は浅いほうだ
名前の由来は月に向かって吠える虎をイメージしたのだそうだ
時間に店に入り名前を言うと
用意されていた和菓子を受け釣ることができる
なでしこ(金トン)
青モミジ
涼風
水の面
想い華
かどのない繊細な甘みと清々しい味わい
夏の終わり、季節感を感じながら品格の味わいを楽しんだ
個人的には上菓子のイメージを一掃されたと言っても良いほどの素晴らしさ
自然に素直に体の中に染み通っていくような感覚だ
季節ごと、月ごとにお菓子の種類は変わるそうなので
次の京都の機会ではまた訪れたい名店の一つである
昇華度 ★★★★★
嘯月(しょうげつ)
京都市北区紫野上柳町6
075−491−2464 (必ず予約)
月曜から土曜 9:00〜17:00