アレルギーフリーの備蓄おにぎり新発売!
日本は地震の国でもある
2024年正月には能登半島地震が起き
多くの被災者が出ただけでなく、今もなお能登地震の爪痕は大きい
これから南海トラフ地震、首都直下地震の可能性も言われている現在
被災した時に食糧をどうするのかは、防災の最重要な課題の一つでもある
その課題解決のために、宮崎から全国で備蓄おにぎりの活動を行っている人が
日南市出身のフードストレージの山口社長だ
山口社長には3年ほど前からMIYAZAKI太平洋ライドでも大変お世話になっている
一昨年と昨年は豚丼の提供、今年は備蓄おにぎりの参加者への提供や
ご飯の炊き出しなどを行っていただくばかりか
宮崎駅や一番街ビジョンでのMIYAZAKI太平洋ライドのCM放送も
行っていただき、本当に大変ありがたい存在でもある
フードストレージ 山口信一社長
1965年宮崎県日南市生まれ
日南高校卒業後、JAに4年勤務したあと
印刷会社や飲食店で修業後、雑食堂を創業した。
雑食堂では様々なメニューを提供して人気だったが
中でも営業が3年過ぎるころからお店で出す肉巻きおにぎりが
大好評で店舗の前でテイクアウトを行っていた。
規模の拡大を図ろうと
5年で雑食堂はスタッフに譲って
肉巻き🍙の大規模展開に着手
新たに工場を作り、設備投資を着々と行っていたのだが・・・・・・
東日本大震災の影響により日本中が自粛ムードの中、
全国で予定していた販売イベントが全て中止となったり、
東京の店舗が計画停電により閉店に追い込まれたりするなど
大打撃となりあえなく倒産してしまった。
「あの頃は本当に苦しかった」とにこやかな表情で話をする山口さん
コロナ禍中に
2021年にフードストレージを創業し
コロナ禍の中で、いろんなアイデアを模索したが、備蓄おにぎりに
絞って検討、研究を重ねた
そして5年間保存できる備蓄おにぎりを開発し、経産省、農水省に納品
2023年にはさらに財務省にも納品することができた
そして今年新たに念願だった28品目のアレルギーフリーの
備蓄おにぎりを開発することができた
ようやく満を持して、2024年6月の発売が決まった。
これまで信頼していた人間に裏切られ、人間不信となるときもあった。
山口さんは言う
今までの備蓄おにぎりは商品を仕入れていただく側の
行政や企業の目線でのデザインだったが
今回は買っていただく消費者目線で受け入れられるパッケージにした
被災された皆さんが食べる際に、温かな気持ちになれるようにと
女性のイラストレーターに七福神を書いていただき「福」という言葉も入れた。
この福もちむすびは七福神のイラストも可愛いし縁起が良い
またラヴ&ピースとの言葉も入っているのも女性らしい感性だと思う
日本は地震や災害などと共に生きてきた。
これからも、そんな環境の中で、日本人は生き続けなければならない
そのような状況の中での防災おにぎりの視点は必須であるように感じる
しかもアレルギーフリーの素晴らしい特徴も加わった
多くの大型物件も商談中のようで、宮崎発アレルギーフリーのおにぎりが
全国だけでなくアジア、世界にも大きく広がっていくように願っている