曽我さん二代目の完熟マンゴー(西都市)
毎年、大吟醸を楽しむ会でお世話になっている
宮崎の完熟マンゴーのルーツの一人であった
曽我さんのマンゴーハウスに行ってきた
マンゴー名人と言われたご主人の曽我一敏さんは3年前に亡くなり
その後を継いだのが娘さんの鈴代さん夫婦だ
この2年間はご主人の曽我さんがいなくなったせいと
天候不順もあり
中々マンゴーの実が思うようにならなかった
そのため、宮崎の楽しみの一つにされていた蔵元さんにも
ご迷惑をおかけしたこともあった
私もハラハラドキドキの年が続いた
今年は長雨も続き、マンゴーはどうだろうかと気になっていた
鈴代さんにマンゴーハウスの中を案内してもらうと
見違えるように大きなマンゴーがたくさんなっている
そのせいか笑顔も明るい
色々悩みながら、努力も勉強もされたのだろう
3年目の成果を見てとても嬉しかった
ただ度重なる資材などの値上げラッシュで少し値上げせざるを得ないと
厳しい表情だった
マンゴー名人だった曽我一敏さんもいくつになっても
マンゴーの栽培がまだわからないと言っていた言葉が
耳に蘇ってきた
最後に曽我さんのマンゴーをいただきながら
こんなことを願った
まだまだこれからマンゴー栽培は試練の道が続くだろうが、
曽我さん2代目として、しっかり完熟マンゴーと言うブランドを
守り、継承してほしい