
出羽桜酒造✖️ウィルアム・モリス
ウィリアム・モリスは19世紀のイギリスのテキスタイルデザイナー
モダンデザインの父と言われる【1834〜1889年】
樹木や草花をモチーフとしたデザインは
壁紙、家具、ステンドグラス、書籍など世界的に人気がある
また多才な才能で詩人、ファンタジー作家、アーティストとしても活躍し
多くの作品を残しました
彼の哲学は今でも多くの人々の心と共鳴し続けています
手仕事や日用品にこそ美が宿ると考える
公益財団法人 出羽桜美術館が
2024年に英国で開催されたウィリアム・モリス展に
「人々の生活に必要なものこそ美しくあるべき」と
手仕事を賛美し、その重要性を強調したモリスの
趣旨に共鳴して協力したことから始まった
このことから文化交流も始まり
出羽桜の日本酒ラベルのデザインコラボに発展したのだ
この展示会に協力しようと決断した
出羽桜酒造の仲野社長の見識の高さが素晴らしいと思う

ラベルにはブルーとピンクのデザインが2種類あるが
ブルーは彼の代表作の一つともいえる
いちご泥棒(1883年)
モリスの夏の別荘 ケリムスコットマナーで
ツグミがイチゴを盗んでいるのを見て発想した愛らしいデザイン
素敵で上品なデザインに仕上がっている

ピンクは花をモチーフにした華やかなデザイン
女性層にもとても人気が出るだろう
花見には最適なラベルデザインでもある
味わいはブルーがやや甘口で少し濃厚
ピンクは淡麗で少し辛め

日本とイギリスの文化交流が
日本酒でもいろんな形で広がってきているのがとても嬉しい
デザインも味も楽しめるスペシャルな日本酒です
興味がある方は是非お試しください!

