大松庵(山形・鶴岡)

鶴岡市内から新潟、村上の方へ5キロほど走ると
道沿いに古民家が見えてくる
ここが蕎麦屋さんだ
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この古民家が由緒あるものらしい
今から約200年前の江戸時代
東北一帯を襲った大飢饉の際、この家主であった
鈴木今右衛門は貯えの金はもとより、山林、田畑、家財道具まで
全てを売り払い、米を買い、飢えた人々を助けた
鶴岡の慈善家として全国的にも有名になった人の家
その家を移転してそのままお店としている
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名前は大松庵(だいしょうあん)
鳥海山、月山、羽黒山のふもとで取れた玄蕎麦を
毎日石臼でひいているそうだ
つなぎは1~2割
蕎麦は少し太めで芯がある堅さ
私にとっては少し堅いか?
出てくるわさびが本わさびでこれは嬉しい
汁も甘辛を超越した程よい感じだ
古民家の情緒と歴史も味わいながら
野趣味たっぷりのソバを楽しむことができる
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弁慶飯も面白い
米に味噌をつけ青菜で包んで焼いている
郷土色満天のおにぎりだ
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郷土色度  ★★★
 
 
大松庵(だいしょうあん)
 
山形県鶴岡市水沢行司免43-13
0235-35-4041
11:00~15:00
金曜休み

テイラー女子急増!

若い女性の消費行動に対して
マンガかでもありコラムニストでもある辛酸なめ子氏が
的確な指摘を日経の記事でしていたのでご紹介したい
 
パンケーキやカップケーキなどのスイーツの新店に
できる長蛇の列
数時間待って店に入ると
まず皆スマホで写真を撮る。
昔も今も並ぶことにはイベント的な側面もあるが
これまでと違うのは
目的が自分の満足にあるのではなくて
話題の店に行った自分をSNSで発信して自慢することにある点だ
人気スイーツには、派手な色で写真映えがすると言う共通項がある
 
スマホの通信料に
1万円以上費やすのが当たり前
しわ寄せはファッションの支出に及んでいるのは確か
ただユニクロが登場して
1000円台でおしゃれな服を揃えられるようになり
自分たちの世代に比べて格段にセンスが磨かれている
今やファッションのカリスマはテイラー・スウィフトという
ごく普通の格好をしたアメリカのカントリー歌手
 
日本でのバブルを経験し
今までのブランドで固めてきた30代40代の女性と
デフレ下の厳しい経済の中で育った10代、20代の女性とは
今からの消費行動も全然違ってくるのだろう
 
日本の若い女性の間では今テイラー女子が急増しているのだと言う
 
テイラー・スウィフト
カントリーのシンガーソングライターで
今年グラミー賞でアルバム大賞も取った話題の歌手
歌はそれほどうまくはないが
歌詞と曲の良さと聞きやすさが受けている
カントリーと今までにあまりなかった分野というのも新鮮だ
 
美人で東洋人にも似た顔立ち
派手色リップ以外はナチュラルメイクが中心
そのため日本の若い女性はメイクも参考にしやすい
ライフスタイルはあくまで質素
洋服にもあまりお金をかけず夜遊びにも興味がない
そのため高価で派手なアクセサリーも身につけることはない
生活スタイルも一般人に近い
家族との仲良しエピソードも良く話す
 
フジテレビの男女6人のシェアハウスの日常生活に密着した
台本無、ルールなしの若者に人気の番組だった
テラスハウスのオープニングテーマとしても
テイラー・スウィフトの曲が使用された
 
辛酸なめ子氏は言う
デフレ下で育ち、堅実な日本の若い女性の消費行動は
元が取れるかと言うキーワードであり
それをベースに自分らしいライフスタイルを作りあげている
瞬間であれ幸せを得られるかどうかがカギだ
 
テイラー・スウィフトを見ていると
現在の若い女性の消費行動のヒントが明らかになっていくような気がする
 
 

洋食の朝日(神戸)

神戸の繁華街から少し離れていても
一度行けば行列でこのお店の場所はわかるだろう
11時からと言うので11時前に行ったが
もうすでにお店はオープンしていて満席
外にはもう10人程度の行列
そんなに凄い店なのだろうか・・・・・
何とも昭和の香りがする看板が微笑ましい
20分ほどしてやっと中へ
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この人気のお店は2代目の朝見さんのご家族で経営されている
朝見さんだから名前が朝日なのだろうか?
接客もてきぱきしている
この場所には神戸の震災後1年半ほどして
引っ越して開店したのだと言う
 
註文はビーフカツ(1380円)
ミディアムレアで揚げられたビーフカツは
本当に柔らかくて美味しい
かかっているデミグラスソースは3日間かけた
自家製ソース
下町の洋食屋の良心を感じるビーフカツである
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ご飯自体は普通だが味噌汁の美味しさも光る
2代目朝見さんの信条は
素材が一番と言われる理由は食べてみてわかる
しかも驚くべきコスパ
心温まる神戸一押しの洋食屋さんだろう
 
御馳走さんと言って出てきたら
行列は30人を超えている
これが日常風景なのだろうか?
改めて人気の凄さを実感した!
 
 
良心度   ★★★★
 
洋食の朝日
神戸市下山手通り8-7-7
078-341-5117
平日 11:00~15:00
(土曜日曜休み)
 

L‘AVENUE(神戸・北野)

神戸北野にチョコレートの素敵なスウィーツのお店が誕生したのが
2012年2月20日
瞬く間に神戸スウィーツ界を代表するお店になる
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シェフは平井茂雄氏
神戸のコムシノワやフランスで修行し
その後グランドハイアット東京に入社
2009年ワールドチョコレートマスターの世界大会でグランプリを獲得
グランドハイアット東京のペストリー部門料理長
2011年フランスのチョコレートメーカー カカオバリーの大使に任命される
その後に独立
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世界大会で出品した品はザ・モード
チョコレートのストライプが印象的な作品だ
この作品でグランプリを取った記念すべきものだ
残念ながらこの作品は売り切れ
 
今日はマルキーズとロランジェリーを注文
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マルキーズ(480円)
最初のチョコレートの苦みが心地よい
その後徐々に甘さが引き立って来る
個人的にはクールな苦みがもう少し継続するほうが嬉しいのだが
人気の品と言うのも納得だ
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ロランジェリー(560円)
その姿が美しい
ホワイトチョコレートを使用した清楚さ
フルーツの爽やかな酸味が新鮮な印象を与えてくれる
とても好きなタイプのケーキだ
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お客さんは次々と入っている
観光客と地元は4:6の感じだろうか?
お店で食べられないのが残念!!
できれば近い将来イートインのコーナーを作ってほしい
神戸の北野に貴重なチョコレートスウィーツ
是非ますますの活躍を期待したいお店である
 
 
キラキラ度 ★★★★
 
L‘AVENUE(ラブニュー)
神戸市中央区山本通3-7-3ユートピアトーア1F
10:00~19:00
(火曜、水曜休み)
 
 

大分・宮崎のうまいものと西の関

東九州縦貫道が開通して大変便利になった
私も先日高速を使って高千穂に行く機会があったが
所要時間は1時間20分程度と1時間ほど短縮され、大幅に便利になった
特に大分と宮崎間は物流や人の交流が加速して行ってほしい
 
東九州縦貫道の開通を通じて
もっとたくさんの人が交流してほしい
そんな願いを込めて
シーガイアで9月21日
大分宮崎のうまいものと西の関の会が開催された
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西の関からは萱島徳常務と3人の方々がお見えいただいた
まずは萱島常務のご挨拶
料理は関サバ、関アジの造りとくろめ昆布醤油
合わせるお酒は大吟醸西の関
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焼き物は宮崎牛の炭火焼き
宮崎ブランドポークの塩麹焼き
これには手ずくり純米酒 西の関をぬる燗で
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この純米は9年連続うなぎに合うお酒日本一を続けている
このコンテストは土用の日の盛り上げとなるよう開催されているのだが
連続して日本一なので
この時期になるとドキドキすると萱嶋常務が言われていた
この純米は肉にも負けないどころか
大きく包み込んでしまうおおらかなうまさを感じるお酒
私も大好きなお酒だ
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菜豆腐とチョーザメの煮付けすきやき風
 
ここで大古酒をいただいた
上品な味わいで大変おいしい
まるで高級な紹興酒のようだ
煮つけにはぴったりだ
 
〆は関サバの棒寿司
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西の関と大分のうまいものを堪能した会となった
萱島常務ほか3名の西の関の方々
有難うございました!
 

旧山邑家住宅(フランク・ロイド・ライト)

建築のことがそんなにわからない人でも
フランク・ロイド・ライトの名前はほとんどの方が御存じだろうと思う
アメリカが生んだ世界の建築家の巨匠だ
日本では帝国ホテルの最初の設計者として知られている
しかし今の帝国ホテルには玄関にその面影が残っているだけ・・・・・
 
そのフランク・ロイド・ライトが設計した住宅が
唯一日本の神戸に現存していることを前から知っていて
一度行ってみたかった
それと言うのもこれを建てたのは、お酒の蔵元
山邑太左衛門(やまむらたざえもん)だったからでもある
昔の蔵元の華やかさはこのような一面からもうかがい知ることができる
現在は桜正宗と言う酒名になっているが
この蔵は名門蔵で正宗と言うお酒のルーツであり
協会一号酵母発祥の蔵としても有名な蔵でもある
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さて阪急の芦屋川駅から川沿いを歩きながら上ると
自然と一体化したような建物が見えてくる
ここが旧山邑家住宅
現在は淀川製鋼の迎賓館となっている
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アプローチから玄関に向かう
重厚な大谷石の装飾が印象深い
外観は4階だが斜面に沿ってい建てられているために
ほとんどが2階のイメージとなっている
玄関を入り2階に上がると応接室
マホガニーの造り付けの家具
上には湿気除けのための小窓といろんな工夫が施されている
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その上が和室
当初の設計では入っていなかったが
強い施主の希望によりつくられたものだ
ライトはヤード法で設計を行い、弟子の遠藤信や南信の配慮で実現した
ライトのヤード法で設計したものを日本の尺貫法で設計し
その誤差は壁の厚さで調整したのだと言う
見事な和洋折衷だ
 
また窓には葉をモチーフとした飾り銅版がある
これが日差しとマッチすると
木漏れ日のような効果を出すことができる
ライトならではの特徴的なものだ
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ライトの建築は有機建築と言われる
その最高傑作と言われているのが
カウフマンの邸宅だが、この建築も
環境と一体化を目指すことでより豊かな人間性を体感できるものだ
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4階の食堂、屋上のバルコニーからみた食堂
バルコニーからは芦屋や六甲の山並みを一望することができる
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この建物
10月には90周年を迎えると言う
それを記念した展示会も開かれるようだ
機会があれば是非足を運んでいただきたい貴重な建築物である