感動、癒し、喜び

狭野神社(高原町)

心の安らぎを求めるときに行きたくなる神社がある
そこは宮崎県高原町にある狭野神社だ
 
神武天皇が生まれ、幼少のときに遊ばれたと言う皇子原の入り口にある神社だ
孝昭天皇(紀元前475年即位)の時代に皇子原に創建されたと伝えられる
そう考えると2500年ほどの歴史もある由緒正しい神社だ
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数度にわたる霧島山の噴火により
社殿の焼出と遷座を繰り返し現在地になったのが1610年と言われる
島津氏の崇敬を受け社殿の改修や寄進が行なわれた
 
長い参道を歩き始めると穏やかな気分になる
参道の両側には巨大な杉がずらり並ぶ
まさに歩くだけで森林浴が出来る感じだ
思わず深呼吸!
 
1898年には高木兼寛による宮崎神宮の大造営が始まったが
このときに使われたのが樹齢400年にも及ぶと言われる狭野杉だ
宮崎神宮完成時にそれまで宮崎神宮で使われていた本殿が
狭野神社へ移転された
そのため宮崎神宮別宮とも言われる
 
参道からひっそり奥まった社殿の入り口へ・・・・・
菊の紋がすがすがしい
中に入ると厳かながらゆったりとした時の流れを感じれる豊かな空間が広がる
静かに瞑想をする場所としても最適かもしれない!
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社殿そのものは全体的にこじんまりとしているが
気品と揺るぎない雰囲気があるのはその辺りも理由の一つかもしれない
 
12月第1週の土曜日には真剣で舞われる狭野神楽を見ることが出来る
 
さて2009年7月に神社近くの花堂川のほとりに杜の穂倉がオープンした
農事組合はなどうが地産地消、農工商連携で出来た施設だ
手ずくりの米や味噌が人気だ
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将来は農家レストランや宿泊施設も作る計画
町おこしの夢は更なる地域活性化の道へと拡がって来ている