,  感動、癒し、喜び

安里有生君の詩

戦争が終わって68年目の夏がきた
8月6日に広島に原爆投下、8月9日に長崎に原爆投下
そして日本は8月14日にポツダム宣言を受け入れ
8月15日正午に天皇みずから
太平洋戦争における日本の降伏を国民にラジオで伝えた
 
日本の第2次世界大戦における犠牲者は
兵士 230万人 一般人 80万人の310万人と言われている
膨大な犠牲者の数である
わたしたちは再度平和というものをしっかりと胸に考えていかなければならない
 
6月23日に沖縄の追悼式典である小学生が作った詩が
とても胸に響いている
ひらがなを覚えたばかりの6歳の小学一年生が
素直に素朴に日常の平和の大切さを語りかけてくる・・・・
 
 
 
『へいわってすてきだね』 
                与那国町立久部良小学校1年 安里有生
 へいわってなにかな
ぼくはかんがえたよ
おともだちとなかよくし
かぞくがげんき
えがおであそぶ
ねこがわらう
おなかがいっぱい
やぎがのんびりあるいてる
けんかしてもすぐなかなおり
 
ちょうめいそうがたくさんはえ
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく
みなとには、フェリーがとまっていて
うみには、かめやかじきがおよいでいる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
 
せんそうは、おそろしい
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。
 
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
 
へいわなかぞく
へいわながっこう
へいわなよなぐにじま
へいわなおきなわ
へいわなせかい
へいわってすてきだね。
 
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ
 
優しい心が虹になる
なんて素敵な表現なんだろう
私も みんなの心から平和は生まれる
その言葉を大事にしていきたい