わそう農園(都農町)
宮崎県都農町に異業種から農業に参入してきた
若き獅子がいる!
宮崎和弘さん
福岡県出身の昭和51年生まれの37歳
5年前に都農町に来て3年前に3人で組合を立ち上げ
トマト栽培に乗り出した
しかも栽培方法は土を使わない特殊フィルム栽培
フィルム栽培とは早稲田大学発ベンチャー メビオール株式会社の開発したもの
土の代わりに特殊なフィルムを使い植物を栽培する方法
医療分野で培った技術を農業に応用した最先端の農業技術だ
フィルムにはナノサイズの無数の穴が開いているので
フィルムの中に水を吸収保持することができる
植物は水分を求めて根を拡げるので
フィルムの中にある水分を吸い上げようと根を張って行く
しかも菌やウィルスはフィルムは通さないが
植物の栄養素は通していく画期的な素材である
すでに全国で10ha以上で栽培されたトマトが出荷されているのだそうだ
トマトのハウスを見せていただいた
これがすべてフィルム栽培
栽培の90%以上はフルティカの赤だが
面白いのは、そのほかにグリーン、黄色、オレンジ、紫のトマトが栽培されている
グリーンチェリー、イエローオーレ、オレンジオーレ、そして紫のトスカーナ・バイオレット
トスカーナ・バイオレットはあのJR九州の七つ星に納入しているそうだ
彩りも綺麗でカラフル
味もそれぞれに個性豊かな味
ごくとまのロゴも可愛い
宮崎さんに聞くとこのカラフルなミニトマトが全国の都市部の量販店で引っ張りだこになっているようだ
もともとが営業マンでフットワークも良い
夢は膨らむ
ドライトマトを作ったんです
これが築地から1000袋注文が来て、てんやわんやですと・・・・
トマトアイスも食べさせてくれた
ひでじビールにも納入しているようで活躍の場はさらに広がりを続けそうだ
異業種からの農業参入だからこそ
大きな壁をブレイクスルー出来たのかもしれない
宮崎の農業の活性化に寄与する若きサムライの登場だ
これからの活躍をさらに期待したい!