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Problem to Product

渋谷HIKARIE 8F で
47都道府県の地域問題から生まれた商品の展示会
P&P STORE が
2月13日から15日まで開催された
これらの多くは農業や自然環境そして伝統工芸、
地場産業に活性化を与え雇用も生まれている商品群である
 
HIKARIEの8Fは私も好きで
東京で時間があると顔を出す空間でもある
地方の素材で作られた珍しい素朴でセンスの良い商品などが
見るだけではなく、買えることもできて重宝している
 
今日は展示会の中から興味を引いた
商品などをご紹介したい
 
山口県の学生耕作隊
農作放棄地となっていた茶畑を若者たちの共同生活と農業体験の場を
提供して再生し、加工生産を行っている
エネルギーも自給自足
贅沢を覆す新しい贅沢のキャッチコピーの響きが小気味よい
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次は街づくりの観点から長野県の長野・門前暮らしのすすめ
善光寺周辺の人口は昭和30年代の16000人から
平成22年の6600人へ急減
しかも60歳以上が7~8割
空き地、空き家も増えて若者たちへ街の魅力を発信
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北海道のEZOKKA
地域の課題でもあった邪魔者扱いのエゾシカを
資源として捉えれば素材にもなると
特製時計を製作した
エゾシカ革と白樺を使った時計は白が基調の上品なデザイン
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新潟 海外との価格競争で廃業に追い込まれる企業を
デザイナーの直売で生き残りを目指す
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岡山は英田上山棚田団(あいだうえやまたなだだん)
関西に住む住人たちが耕作放棄地再生を
2007年からスタートさせ
草刈→野焼き→耕作→収穫といった流れで農地を増やしている
2011年には全国で最も耕作放棄地が再生された場所となった
2012年現在8ヘクタールの棚田を再生した
古民家再生事業も行っている
平日は都会で働き週末は農業という暮らしを実践している
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このような実践例を見ていくと
自分にもぼんやりしていた地方の力がなんだかはっきりと見えてくる