東京都庭園美術館(目黒)
目黒の東京都庭園美術館に
アールデコのシンボルと言ってよい建物がある
これは1933年5月、朝香宮ご夫妻によって建てられたもの
フランス人芸術家アンリ・ラパン氏に
主要な部屋の設計を依頼するなど
当時フランスで全盛期であったアールデコの様式を取り入れ、
日本古来の高度な職人技も随所に発揮された歴史的建造物
1947年から1954年は政府が借り上げ
吉田外相、首相公邸として使用された
1955年から1974年は
白金迎賓館として使用された
1983年東京都庭園美術館として開園
2016年からしばらくリニューアルのために閉館していたが
2018年に総合開館した
今日は久しぶりの庭園美術館だ
本館に入ると玄関にはルネ・ラリックのガラスレリーフの扉
が幻想的で美しい
次の間にはアンリ・ラパンが製作したシンボルともいえる噴水塔
新館の庭ではエドアール・サンドの座る豹が迎えてくれる
庭も広々として気持ち良い
大自然の豊かさを感じながら
唯一無二のアールデコの建築を楽しむことができる