善知鳥神社(青森市)
今年の冬は青森も雪がない
早朝の青森を港を見ながら散歩
目的地は善知鳥神社
この神社は善知鳥中納言安高が干潟に
小さな祠を建設したのが始まりとされる
主祭神は宗像三女神
タゴリヒメ、タギツヒメ、イチキシマヒメ
この三女神は天照御神と須佐之男命の誓いにより生まれたとされる
海の神様、航路安全の神として
またあらゆる道の神として信仰されてきた
善知鳥中納言安高が亡くなった後、鳥が神社に舞い降りた
雄はウトウと鳴き、雌はヤスタカと鳴いたのだとか
漁師が誤って雄を狙撃してしまい
以後雌鳥に田畑を荒らされた
そのため雄鳥を丁寧に葬ったと言われている
この話を基に世阿弥は善知鳥という能の謡曲を作り上げた
藤原定家が
みちのくの 外ヶ浜なる呼子鳥 鳴く声はウトウヤスタカ と詠んでいる
古くは役所や警察がこの境内の中にあったそうだ