健康と経済という2つの恐怖の津波
新コロナウィルスの勢いが止まらない
中国から始まり、イタリア、スペインをはじめ
フランス、イギリスのヨーロッパに広まり
アメリカが死者20000人を超え、今ピークを迎える勢いだ
日本も不気味な拡大が続いて、国民の不安と焦燥は増すばかりだ
世界のエコノミストの見方は
新コロナウィルスの影響に対して大きく2つに分かれる
楽観論者は世界各国アメリカをはじめヨーロッパ
日本などはこれまでにない大規模な金融政策を実施するため
新コロナウィルスの終息次第、世界は力強く回復していく
悲観論者は経済の影響は限りなく大きいと言っている
さてここで注目の新進気鋭の女性経済学者が
新コロナウィルスの影響について
3月22日に中国版ツィッターに発言したことが話題となっている
金刻羽(ジン・クーユイ)教授
北京で生まれ、アメリカハーバード大学卒業後
ロンドン経済学園(LSE)の経済学教授に就任した
現在世界経済フォーラム(WEF)のヤンググローバルリーダーとしても活躍
父親はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の総裁でもある
我々が直面しているのは、おそらく世界大恐慌であって、単なる経済の衰退ではない
この後やってくるのは、国家の生産の40%の喪失であって、5%の喪失ではない
これはウィルスが直接実体経済に影響をもたらすものだ
もっと言えば金融システムが崩壊する状況が起こってくる
今こそ各国政府は持てる力を全て出す時だ
今国庫のありったけの資金を使わなければ今後は使うべき時はやってこないだろう
危機と恐慌の違いはとても大きい
クライシスとデプレッションの違いだ
GDPの5%を失うのと50%を失う違いだ
私見では今回の影響は
2009年のリーマンショック時の10倍程度の規模になるだろう
世界でも注目される金刻羽(ジン・クーユイ)教授の発言
健康と経済という2つの恐怖の津波は
予想以上の大きさと速さで世界に迫ってくる不安を感じている
さてあなたはどう思われますか?