の山
人生をよく山に例える人がいます。
確かに人生とは、どこまで登っても
頂上のない大きな山かもしれません。
私はその山に名前を付けました。
その名も「の山」です
その山を登るのは至難の業です。
なんせその山には「よだ木」という木が
ベラっと生えているからです。
この「よだ木」が曲者です。
この木を切り倒し開拓しなければ
の山を登っていくことはできません。
また開拓するためには「よだ木」の根っこの
しからむかむ根を掘り起こさなければなりません。
さらに「よだ木」には
しょの実、ねた実、ひが実という実がつきます。
これらを開拓すれば素晴らしい木が生えてきて
やっちみろか根が張り出します。
そうしてそのうち
人間実、あわれ実、つよ実という素晴らしい実をつけます。
「の山」の山を登るのを嫌がって
「てにゃ丘」に登って満足する人もいますが
「てにゃ丘」にはでい蛇、ぼく蛇という怖い毒蛇がいます。
それらの蛇にかみ殺されてしまうのがおちです。
「よだ木」に負けずに「の山」を精一杯上りましょう。
宮崎県のある学校の先生が書いた文章のようだ
人生を山に例えて宮崎ならではの方言でユニークに表現している
自分に対する戒めとしたい!