SYOGUN、エミー賞で18冠の快挙!
特に今年、米国での日本人の活躍に目を見張るものがある
野球では大谷翔平
そしてドラマでは真田広之が時代劇「SHOGUN」で
エミー賞18冠の快挙を達成した
しかもドラマの大部分は日本語なので
スーパーが英語というこれまでになかったドラマでもある
しかも英語スーパーは米国では敬遠されるとされてきただけにサプライズだ
これまでもエミー賞は最近はネットフリックスが
受賞したりなど、テレビ局以外のオンライン配信の
会社の受賞が目立つようになっていた
そして今回はディズニー+傘下の制作したSHOGUNが
これまでのエミー賞の記録を塗り替えたのだ
制作費も凄い
一話、数十億ドルの制作費で
十話完結だから全部で一兆円近くにもなる
プロデューサーでもある真田は
とことん本物の時代劇にこだわった
10代の頃から時代劇に出演しキャリアを積んできた
真田のテーマは「オーセンティック」
つまり正統であり本物という事だ
着物スペシャリストをはじめ舞台美術や小道具
言葉の言い回しなど日本文化の細部にこだわった
スタッフも日本から連れて行った
また音楽もアカデミーを受賞した音楽人に交えて
雅楽をはじめ日本の伝統音楽の編曲を
石田多郎が担当した
この細部なこだわりの積み重ねが、このドラマに誰もが
違和感なく入っていける推進力となった
日本の時代劇の世界での歴史は
1954年黒澤明の7人の侍が
ベネチア映画祭で銀獅子賞を受賞したことから始まった
2003年にはラストサムライで日本人と武士道を描き
アカデミー賞にノミネートされたが
以来日本の時代劇は世界であまり日の目を見ることはなかった
本物の時代劇のこだわりをハリウッドで日米のスタッフで集大成できたのは
何といってもディズニーの力でもある
真田広之が授賞式で日本語で
これまで時代劇を継承して支えてくださったすべての方々
そして監督や諸先生方に
心より御礼を申し上げます
あなた方から受け継いだ情熱と夢は
海を渡り、国境を越えました
と語った
日本語でエミー賞が受賞できたことは
日本の役者、スタッフにも大きな希望を与えるだろう
すでにシーズン2の制作も進行しつつあるとか・・・・
日本の時代劇が息を吹き返した瞬間でもある
真田の夢は果てしない
本物の日本文化を世界に伝えていく
これからの日本の伝道師としての真田氏の活躍が頼もしい!