宮田本店(日南・大堂津)

行きたい行きたいと思っていたがやっと行くことができた
日南市・大堂津にある宮田本店
この蔵はユニークな蔵で焼酎だけでなく醤油や味噌も作っている
今日は宮田社長とお友達でもある松下さんの案内で
お邪魔することにした
 
その前に腹ごしらえ
港の駅 目井津のレストランの相変わらずの大行列を横目で見ながら
道路沿いのレストラン鈴の屋へ
ラッキーにもなんとか座れた
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さて注文は名物のカツオ飯定食
我々の仲間内ではこちらの方が美味だとの噂
カツオが薄切りで食べやすい
それなりにおいしいが、
これを食べにここまで出向くと言うほどでもない
 
さあ、宮田本店に・・・・
小さな路地を入っていくと  有った!
なんだか小さいが歴史がぎゅーっと詰まっているような蔵だ


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まずは芋を蒸す作業
蒸し上がるまで宮田社長の話を聞く
契約栽培の芋はキトサン製法で作られる黄金千貫
これは大きさもしっかりしているが
今年は全体的に芋が小ぶりで小さい
芋の価格も高止まりで請求書を見るまでは価格がわからないと言われていた
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以前は醤油と味噌が店を助けてくれた
今は逆だ・・・・・などと楽しい話
 
さて蒸しあがっての作業
芋をつぶした後は甕に運んで入れていく
 
ここの蒸留器も面白い
特にワタリから冷却機に至るまでの形が独特で
これが日南娘の味の特徴になっているのかもしれない
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蒸留器                     甕仕込みの様子
日南娘の味の特徴はなめらかな優しい口当たりだろう
特に20度の柔らかさは何とも言えない
口当たりの良さの後に芋の風味が心地よく拡がる
 
銀の月は限定で芋の皮を削って中身だけで
甕仕込みで仕込んだ焼酎
都会的で切れの良いシャープな味わいだ
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左から大奥、松下さん、宮田社長
面白い醤油があった
直火窯炊と書いてある
今では珍しい醤油の直火炊きだ
日南の醤油は甘いのだが直火炊きのインパクトに誘われ
思わず買ってしまった
もちろん日南娘の20度は当然である

人生の羅針盤

2006年12月7日NHKTV『プロフェッショナル』で
リンゴ農家 木村秋則 が放送された
その反響は異例なほどの大きさだったという
私は残念ながらこの放送は見ていない
 
茂木健一郎氏がこれを本にしようと言いだし
書籍化の話が動き出す
石川拓治さんが新たな取材を行い
『奇跡のリンゴ』という本となった
発売と同時に異例のベストセラーとなる
私も幾度となく読んでいる感動の本の一つでもある
日本の農業の在り方をも考えさせてくれる
 
リンゴは日本の研究によると
農薬を使わなければ病害虫の被害により
90%以上ダウンすると言われている
しかもリンゴは収穫が平年の10%以下という大きな被害を受けた木は
花が咲くことができなくなる
花が咲かないと実が結べない
理論的には無農薬栽培を続けると2年間で収穫は0になる
それにあえて挑戦したのが木村さんだ
 
普通のリンゴ農家だった木村氏が
農薬散布で自分の体や奥さんの皮膚がやられたをきっかけに
無農薬で栽培することを決めて、リンゴつくりに挑戦する
何年にも及ぶ壮絶な試行錯誤の中
その間農薬に代替するものを探し続けたが見つからず、収穫はゼロ。
家族はどん底の貧乏の生活を続けるしかなかった
6年目を迎えていた
4つの畑に有った800本のリンゴはほとんどが枯れかかっていた
自分が死ねばすべてが終わる
自分勝手な挑戦を死んで詫びようと、ロープを持って山に分け入る。
そこで偶然、虫の被害もなく、見事な枝を張り、
葉を茂らせたドングリの木に天啓を得て、
この土を畑で再現すればいいのだと気付く、
一心不乱に土にまみれる木村の姿を
中天の満月が煌々と照らしていた
 
9年ぶりに咲いたリンゴの花
木村夫婦はその場に立ちつくし、うっすらと涙を浮かべていた
そのあと木村はもう一度お酒を持って畑に行き
1本1本にお酒のふるまいをした
ありがとう、よく咲かせたと・・・・・
 
一つのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う
この木村さんの言葉は、私の人生の羅針盤になっている
 
2013年奇跡のリンゴは映画公開になる
阿部サダヲ、菅野美穂の主演
中村義洋監督
監督は原作と脚本を読んで涙を流したという・・・・・
音楽はジブリシリーズでもおなじみの久石譲
オール弘前ロケの津軽弁も楽しみだ

御前酒と新そばを楽しむ会(報告)

しみずの蕎麦は九州ではベスト3に入るぐらいの
うまい蕎麦屋だと思っているが
実は清水さんは毎年11月になるとお店を休み
車を運転して岡山の御前酒までそばを打ちにいかれていた
今まで通算9回行かれていたと言う
先代の辻さんと話して
第10回目を昨年の11月にやりましょうと計画をされていたが
辻均一郎さんの体調が思わしくなく話が流れてしまった
そして均一郎さんは4月にご逝去され、長男の総一郎さんが社長に就任された
 
今回は辻均一郎さんを偲ぶとして
第10回目の蕎麦会を宮崎でやることにした
もちろん総一郎さんも快諾していただき宮崎にお越しいただいた
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髪をばっさり切って爽やかな印象の若社長の辻総一郎氏
辻本店からのツマミは大吟醸ではおなじみの鶏の粕漬け
蔵元直営のレストラン西蔵謹製のものだ
乾杯のお酒は室町時代からの製法を再現させたという
菩提もとで造られたお酒 -6度の甘さがありながら
独自の乳酸を発酵させているため面白い味となっている

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次は大吟醸 鳳凰  
今年はもうこれで売り切れだそうだ
最後の3本を持っていていただいたのだという
山田錦を50%まで磨き上げた純米大吟醸
+8度の辛口
さてこの前延岡で感激した
天然鮎のウルカが今回サプライズの一品
癖がなく、塩も程よく、まったり感が最高だ
またこのツマミと大吟醸は究極の組み合わせだ
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次々に自慢のツマミが
今日は茨木の新蕎麦
焼き味噌、そばがき、そば雲丹などなど
私の作ったお品書きだが
蕎麦とろろが蕎麦ととろになっていて
ととろがジブリになっちゃいました・・・・・
純米の雄町65%の美作と合わせる
酸は高いが飲みやすい、冷でも燗でもどちらでも
このツマミだと日本酒が良く合う
美作は食中酒には最適かも・・・・
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さて鴨抜き
これには備前雄町3年熟成の山廃仕込みの昔造りのお燗を・・・・
鴨ぬきの濃さには山廃のお燗が口を洗い流してくれる
じんわり体に沁みてくる味でほっこりする
 
最後は天ぷらとせいろ
新蕎麦らしい香りの高さ
きりりとした気品の高さはしみずの個性でもある
少人数の酒と蕎麦の会だったが和やかで楽しい会になった
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2次会は総一郎氏と行きつけのバーで寝酒を一杯・・・・
そのあと宮崎ラーメンが食べたいと
総一郎氏はそのまま宮崎の街に消えていきました

くろがね祭

日本の農業従事者数は186万人
平均年齢は66歳
40歳以下はわずか5%と悲しくなるほどの数字だ
新興国がこのまま成長していけば
まちがいなく世界は食糧不足になる
このままいけば数字の上でも、近い将来日本の農業は崩壊する
 
農業従事者からすると
今の農業だと食べていけないと口を揃えて言われる
コメだって畜産だってそうだ
セリで牛が肥料代にしかならない畜産の現場を見ていると
悲しくなると嘆いていらっしゃる畜産関係者は多い
しかも飼料の高騰は致命的な問題でもある
こんな農業に就労する後継者はいないと言われる方も多い
しかし日本にとっても若者の就農は大きな緊急課題だ
 
さてそんな中
宮崎県立宮崎農業高校のくろがね祭が
11月17日開催された
あいにくの雨にもかかわらず大勢の参加者だった
農業高校というと
昔はほとんどが男子ばかりだったが
最近急激に女子が増えているようだ
また就職率が高いことも人気の原因かもしれない
ファーストフードが当たり前の食習慣になっている若者たち
その中で若い農業を目指す学生がとても新鮮で日本の希望に見えてくる

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人気のロースハムは平均2500円
 
生産物の直売は朝からお昼までの半日のみ
食品工学科が肉製品やジャムなどの販売
生物工学科と生産流通科が花や野菜、果物などを販売された
特にハム製品やジャムの長蛇の列には驚きだった
野菜のコーナーには豚汁のふるまいも・・・・
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シクラメン 1500円           ふるまいの豚汁
若者が真剣に農業に取り組み
その成果を発表するのがくろがね祭だ
運営には生徒も参加
駐車場の誘導にも生徒が参加しておりとても好感が持てた
ほとんど一般に告知がないのもかかわらず
これだけの人が集まる
まさに安心、安全、そしてトレーサビリティのしっかりした食品が
消費者に要望されている一つの表れかもしれない
 
農水省は今年から若者の就農を呼び込もうと
高校を卒業して農業を勉強したい若者に2年間に年間150万を
給付して自立を促す
また就労後最大5年間、年間150万の補助を行う
しかし一方壁も多い
農地を借りたくても借りれない人が多いのが大きなひずみとして残っている
新規就労者に貸し手と借り手の信頼関係まで構築するのは無理がある
 
このマッチングシステムを行政と民間が組むことで
やることができれば話は早いのだが・・・・
地域社会全体で若い農業後継者問題をどう取り組んでいくのか
これが要である
お金を流せば若い就労者が増えるという幻想では続かない
 
農業は昔から自然と共に共存してきた
人も自然の中に存在している
だとしたら自然と同化して生きていくのが正しいのではないかと思っている
その動きは東日本大震災以降
農業でも、より強い動きになっていると感じている
今からは自然と同調する農業の時代になっていく
 

雨風(都城市)

以前から気になっているおでん屋が都城にある
今日は仕事の帰りに都城ICで降り、店に向かう
都城合同庁舎の裏通りにこの店はある
渋い佇まい
歴史を感じさせる風情だ
店の名は雨風
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扉をひくとカウンターに客が二人
ご主人に勧められてカウンターに座る
寒い日だった
焼酎は霧島の白のお湯割りを頼む
こんな日はおでんに限る
まずは大根、おやしと秋刀魚のつくね

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 出汁が優しい、
聞くとカツオと昆布と塩だけだと言う
醤油を使っていないそうだ
出汁が素材の味を引き出したそのものの味わいがする
 
ご主人は20年ほど放浪をして
お母さんがしているおでん屋を継いだ
今でもお母さんは健在でお店をサポートされている
小さいころは嫌いだったおでん屋を継ぐ決心をしたことで
自分なりのおでん屋を目指すと決心した
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おでんだけではなく一品料理はのど黒や瀬戸内の鰆
など面白い食材がメニューに書きこまれてある
串カツは豚肉を100グラム使い
牛ヒレの塩焼きは120グラムとすべてがツマミとしてもダイナミックだ
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さて次はここの看板メニューの軟骨
骨は固めに煮ているが肉の食感を大切にしたためだと言う
次にダイナミックな牛筋と海老芋
牛のアキレスケンをじっくり煮込んだコラーゲンたっぷりのもの
これだけでお腹いっぱいになるほどのでかさ
海老芋のほくほく感がたまらない
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                 名古屋でとれた銀杏 
宮崎地頭鶏で作ったつくねにチーズが入っている特別の一品
まさにおでんのイタリアンともいえるユニークさ
そして最後は
ミートソースが入っているロールキャベツ
これも自慢の一品らしい
和洋がおでんの出汁の中で融合している
そんな感じだ
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都城でこだわりを持って独自のおでんを追求する
ご主人の姿勢と話が
店の渋さと妙に調和して面白かった
この店は好みが分かれるだろうが私は好きな店だ
 
 
独創度 ★★★☆
 
雨風
都城市上町5-14
0986-22-2398
17:30~23:00(月~土)
休み日祭日

華月柳(延岡市)

宮崎から天然鮎を食べに延岡へ・・・・
JR宮崎駅に集合したのは食と酒が大好きな30人ほどのメンバー
南延岡駅で降りタクシーで10分ほど
大瀬川沿いにあるお店が噂のお店 華月柳(はなやぎ)である

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大瀬川では釣り人が
 
今回みょうが屋の岩永氏が呼び掛けて、この天然鮎ツアーを企画
お酒は地元の藤原酒店が日本酒、ワイン、焼酎を準備していただいた
昨年から噂を聞いていただけにぜひ行ってみたかった
 
さて部屋に通されると真中に炭火が・・・・・
これで少し暖かくなった
天然鮎の登場だ
大きい,そして綺麗だ
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天然の鮎は本当に少なくなった
天然の鮎は尾びれや背びれが大きくシャープに尖っている
特に胸ビレ上部にある半月状の黄色い模様が鮮明だ
鮎は別名香魚とも言われるほど香り高い魚
 
炭火の周りに串に刺した鮎がずらりと取り囲む
何とも壮観である
焼けるのに約50分ほどかかると言う
ビールやスパークリングワインを飲みながら
鮎南蛮などを肴にゆったり楽しむ

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さあ! いよいよ焼きあがった
横に座られた地元のお医者さんの野田先生に
鮎の骨の抜き方を伝授される
まずすべてのヒレを外して頭から全体を箸でたたく
尾びれを外してエラのあたりをほぐして
頭を取って一気に抜く
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これを丸ごとかぶりつくのである
養殖にありがちな余計な脂肪が全くない
天然鮎特有のスイカの香りと上品な身、そして爽やかなほろ苦さが
何とも心地よい
魯山人が鮎ははらわたを食するものだと言った意味が
やっとわかったような気がする
この天然鮎がなぜか白ワインととてもマッチしたのは驚きだった
 
目を見張った旨さはウルカだった
鮎の腸を塩辛にしたのがウルカだが
塩を押えてありねっとり感が癖になる味だった
早速持ち帰りをお願いした
 
少し肌寒い日だったが
天然鮎を満
喫した日帰りツアーとなった
食べて飲んで1人4000円とは感謝!
岩永さん、藤原さん 幹事の役目ご苦労様でした
 
 
香り度  ★★★★
 
鮎処 華月柳(はなやぎ)
 
延岡市三須町829-3
0982-35-0233
 

宮崎アースライド2013

10月7日東京のお台場で行われた
東京アースライドでは全国のアースライドから
御当地フードを持って行きふるまいを行った
北海道富良野、福井、宮崎、石垣島など・・・・・
宮崎からはアオギリみかんを持って行ったがライダーには大好評だった
 
さて宮崎で行われる自転車のライドイベント
宮崎アースライド2013は
2013年3月18日に開催されることが決定した
今年は警察の協力により600名の参加までOKとなった
 
昨年は途中あいにくの雨だったが
7割以上の人が完走した
参加者の中には翌日このコースを再トライした方も多かったようだ
来年は日南海岸の日本最高と言えるコースを
是非晴れで宮崎の春を感じてほしいものだ
 
コースはスタート地点が変更になり
シーガイアー運動公園–道の駅フェニックス–鵜戸小学校ー
飫肥城–田野–生目の杜ーシーガイアとなる
距離は少し伸びて120キロになる
 
60キロコースは
シーガイアから飫肥城まで行き
バスで生目の杜に
自転車はトラックで生目の杜に運搬する
生目の杜で自転車を受け取りシーガイアがゴールとなる
 
もちろんゲストライダーの白戸太郎も参加し講習会や
司会でも盛り上げる
ライダーをサポートするのは宮崎の下川隊長をはじめとする
ボランティアライダーの皆さん
宮崎のボランティアライダーやサポーターの結束力も高いのが
宮崎の大会ならではのおもてなしの秘密だ
 
各エイドポイントでは宮崎のフルーツや
自慢の料理が勢ぞろいする
また前夜祭はシーガイアのサンホテルフェニックスでキリシマナイトを開催
焼酎付きにはこたえられないパーティとなる
もちろんアトラクションは昨年ライダーの中で評判となった
日本一の太鼓チームと評判になった響座ジュニア太鼓
この太鼓を聞いただけで価値があると言われたほどの気迫と凄さ
是非楽しみにしていただきたい
 
宮崎大会のエントリーもスタートした
是非花いっぱいの宮崎で3月お会いしましょう!!