中国の将来を想うジャックマーの本音

アリババのグループ企業であるアントの上場が延期になったその根源となったとされるアリババの創始者であるジャックマーの発言をしっかりと検証してみたい上場前というデリケートな時期でもあり、ジャックマー本人も出席を悩んだとされる

10月24日 上海で開催された金融フォーラムでの発言である

「今日は来るべきかやめるべきか、正直言ってとても迷った。しかしわれわれのような人は、責任を回避してはならず、つまり未来の思考に対して責任がある。なぜならこの世界は、私たちが発展するチャンスをたくさん残しておいてくれているが、それでも決定的なチャンスというのは、たった一度か二度のことだ。そしていまこそが、その決定的な時期だからだ。  それで、やはり今日はここへ来て、自分の考えを述べようと思った。

私の考えは、16年間、自分で実践してきた経験を総合してできたものだ。それに加えて、私が国連のデジタル協力高官グループの共同主席と、国連持続可能発展目標提唱者を担当した期間に、世界の学者、専門家、実践者たちと真摯に討論、交流した中で得たものだ。

もう自分は退職した身だから、高所からモノが言えるというもので、3点述べたい

第一は金融のエコシステムの必要性

中国は、欧米にあって自国にないものを補填していくというやり方ではなく、未来のために何が必要かという観点から、足りない部分を補填していくこと必要だということだ。

バーゼル合意は、まるで老人クラブのようで、彼らが解決すべきは、数十年の金融システムの老化問題、システムが複雑化した問題だ。

しかし、中国の問題はその逆で、金融のシステム性のリスクではなくて、金融のエコシステムが足りないというリスクなのだ。

中国の金融は、荒々しく成長している発展途上国と同じで、金融自体が言ってみれば青少年のようなもので、いまだ成熟したエコシステムを持ち合わせていないし、完全な流動性もない。

大銀行は大河や血液の大動脈のようなものだが、われわれには湖、池、小川、各種の沼沢地といったものも必要なのだ。こうしたエコシステムが足りないと、われわれは死んでしまう」

第二は、イノベーションと金融当局の監督管理について  

「第二に、イノベーションというものは必ず代価を伴うものであり、われわれの世代はそれを背負っていかねばならないということだ。  イノベーションは、必ず一定の過ちを犯す。問題は、どうやって間違いを犯さないようにしていくかではなくて、過ちを犯した後、どうやって修正し、イノベーションを堅持していけるかなのだ。

リスクをなくすイノベーションは、すなわちイノベーションの扼殺だ。多くの場合、リスクをゼロにコントロールすることが最大のリスクとなる。

いまから7、8年前に私がネット金融を提案した際、ネット金融には3つの核心要素があると強調した。それは、豊富なデータ、ビッグデータのリスクマネジメント技術、ビッグデータの信用システムだ。

監督管理と言うが、監督と管理は別物だ。監督は発展を見守ることで、管理は問題があった時にそれをコントロールすることだ。だが現在のわれわれ(中国)は、管理能力が非常に強くて、監督能力は足りない。  よいイノベーションというのは、監督管理を恐れないものだ。ただし過去の監督管理は恐れる。

だから、駅舎を管理するように空港を管理してはいけない。将来も過去のやり方で管理してはならないのだ

第三は、中国の銀行に発想の転換 

「金融の本質は信用であり、われわれは金融の質屋的な発想を捨て去り、信用システムによらねばならない。今日の銀行は、いまだに質屋のような発想の延長でいる。つまり差し押さえと担保が最も大事だと考える。  だがそれでは、貸し渋るか貸し与え過ぎるという両極端に走ってしまう。例えばあなたが銀行から10万元(約1560万円)を借りたなら、あなたは少し気がそぞろになるだろう。もし1000万元(約15億6000万円)借りたなら、あなたも銀行も少し不安だ。だが10億元(約156億円)借りたなら、あなたは堂々としたもので、不安で仕方ないのは銀行の方だ。

そのため担保の発想では、これから30年の発展が金融に求めるものを満たすことはできない。われわれは現在の技術能力によって、ビッグデータを基礎とした信用システムが、質屋の発想に取って代わるのだ

私個人の感覚では、いつものジャックマーの発言ではあったのだが、中国の金融当局や金融関係者から見れば、許しがたい部分もあった。

特に監督管理の部分は中国国家に対しての挑戦とも受け取られても仕方がないだろう

退任したからと本音で言ったジャックマーの発言はアリババグループ全てに影響を与えることになることになった。

しかし金融のイノベーションは国を超えてグローバルに恐るべきスピードで展開して行く。

ジャックマーの中国の未来を見据えた発言は正論でありその通りだと思う

ただ中国の金融規制当局や金融業界が、今までのアリババやアントの躍進をある意味苦々しい思いで見ていたことも間違いない。

その意味ではカリスマとも言われるジャックマーの今回の発言は規制するほうから見れば叩く千載一隅のチャンスだっただろう。中国政府の行動も素早かった。アントの上場を延期に持ち込み、規制の強化を図り、アリババグループをはじめIT企業にも監視を強化する。中国の金融規制当局にとってみれば、まさに一石3丁の発言となっってしまった。

今後中国政府の金融規制や管理がどのように行われるのか、それが時代に合っているのかは、中国政府自身と中国国民全体ひいては世界の資本市場が判断することになる。

しかしジャックマーの悩んだ末での国の未来を考えての正直な発言をこのような形でしか処理できない中国の金融監視当局も権威主義だけのお粗末を感じる。とても残念である。

世界の金融市場が仰天したアントの上場延期!アントの上場延期は、世界に中国市場への不信感が増し、さらに中国企業の金融世界覇権が一挙に遅れてしまったことも意味するのかもしれない。

落日の日本

10月1日東京証券取引所は

全日全ての証券売買取引が止まってしまった。

東証では毎日3兆円の取引が成立しており

この3兆円の取引機会が失われたことになる

上場企業の時価総額で世界3位の東京市場

世界からの東証の信頼が一日で失われた。

しかし世界でそれほど話題にならなかったことが大きな問題だ

日本は今や世界でパッシングされているのかと思えるほどだ

 

各種の数字を見ていると落日の日本を肌で感じてしまう

スイスの有力ビジネススクールのIMDは

2020年のデジタル競争力のランキングを発表した

1位 米国 2位 シンガポール 3位 デンマーク

8位 韓国 11位 台湾 16位 中国 27位 日本

日本は前年の23位から27位へとまた順位を下げた

 

2020年10月にIMFが発表した

1人当たり名目GDPは

7位は米国、11位がオーストラリア18位がドイツ、19位がカナダ

22位がイギリス、23位がフランス

日本は第25位だった

 

1989年の平成元年には日本は世界の企業のベスト10の中で

NTTがNO1、銀行が5社、東京電力と日本企業7社が入っていた

まさにJAPAN AS NO1だったのだ

そこから考えると平成とはまさに失われた30年である

今世界第3位のGDPと言われながら

数字を見ると実力は年々下がりつつある

いつのまにか日本はこうなってしまった

失われた平成の30年である

寂しい現実だ!

 

世界のユニコーンはここ20年

米国と中国からしか生まれてこないという声もよく聞く

アメリカはGAFAM、そして中国はアリババ、騰訊についで

アントを始め有望なユニコーンが登場しつつある

その中で落日の日本からもう一度日の出の日本に変えるためには

どうすればよいのだろうか?

 

志を立てて、もって万事の源となす

吉田松陰の熱き言葉が頭に浮かんできた

燗番ベース(宮崎市).

宮崎市青空市場の通り沿い

以前ビアマーケットBASEだった場所に

燗番ベースが10月13日オープンした

このところ急に朝晩が冷え込みお燗が恋しい季節になってきた

 

さてお店に入ると

山本店長が割烹着でお出迎え

横にはたたんばあのこうへい氏が助っ人で

カウンターに座りお通しと神亀の真穂人を

お通しも丁寧に調理されている

次は弁天娘のお燗を

つまみはサポートで入っている福吉社長が焼いてくれた黒皮

抜群に合う

今日は飲み比べがありますよとこうへい氏の口車に乗せられて

6種類の呑み比べ

確かに普通は飲めることができない貴重なものばかり

朝日で醸した而今と鍋島逆さラベルが興味深い味だった

最後は那須君のそばで〆

宮崎もコロナ禍で夜はまだまだお客が戻っていない

そんな時期での開店は

お店としても大変なトライだろうがぜひ頑張ってほしい!

2020年京都が世界NO1に(コンデ・ナスト・トラベラー誌)

アメリカの大手旅行雑誌(月刊80万部)

コンデ・ナスト・トラベラー誌が

2020年の訪れたい都市「Best Big Cities in the World」を発表した

この雑誌の読者層は富裕層が多いことでも知られる

その読者の投票から決められる

今年は33回目に当たる

 

1 京都(2)

2 リヨン (フランス)

3 シンガポール(3)

4 シドニー(10)

5 ウィーン(4)

6 東京(1)

7 ポルト (ポルトガル)

8 ヘルシンキ (フィンランド)

9 コペンハーゲン (デンマーク)

10 リスボン (ポルトガル)

 

この結果はコロナ禍により

大きく旅行者の目線が変わったことが感じられる

大都市は姿を消し

今まで圏外にいた世界の地方都市がランクインした

フランスのリヨン

ポルトガルのポルト、リスボン

フィンランドのヘルシンキ

これらの都市はユニークな文化や個性を持った街であり

自然も美しい場所でもある

昨年NO1だった東京は6位に後退した

このような傾向はますます強くなっていくだろう

 

コロナの影響の中で

京都が世界NO1になったという事が誇らしい

京都の魅力は

100近いミシュランの星を持つレストラン

町家が並ぶ通りには風情があり個性的な店がある

日本文化の伝統と深さを感じることができることだろう

ただ少し静かな京都であってもらいたいと願うのは

私だけであろうか?

NETFLIXの新聞両面広告

新聞広告で久しぶりに刺激された

9月7日全国紙に掲載された

NETFLIXの両面広告

ほぼ全てが真っ黒だ

 

真っ黒の真ん中にグレイの直線が入り

再生の赤い直線が途中まで

右下にコピーが

はじまりとおわり

その間にある、特別な何か。

その何かが、離れた人を近づける。

 

自分とは違う世界を見ること。

喜びや恐れを分かち合うこと。

全てを動かす力を知ること。

 

あなたはきっと何かを得る。

旅のような、この線の中で

 

あなたが来た場所から、

あなたが行きたいところへ。

未知の緊張から、発見の驚きへ。

私たちを分かつささいなものから、

私たちを包む大きなものへ。

 

この線には、だれもが生きるストーリーがある。

はじまりからおわりへと向かう中で、

あなたもきっとわかるはず。

どんなに離れ、どんなに違っていても

ストーリーを再生すれば、私たちは一人じゃない

 

ひとりじゃない世界がある

NETFLIX

 

 

勢いのある企業は新聞広告にも遊びをうまく使う

それは自信の表れでもあり

その企業の覚悟でもある

しかも圧縮されたコピーは

さらに見た人の想像力を膨らませる

 

グレイは自分の人生

再生している赤が生きている時間

自分の人生をこのコピーになぞられてみる

そうするともう少し自分の人生を頑張りたいと考えた

世界の時価総額ランキング(1989〜2020)

ジャパンアズNO1と言われた時代

1989年(平成元年)の世界時価総額ランキングを見てみよう

1、NTT

2、日本興業銀行

3、住友銀行

4、富士銀行

5、第一勧業銀行

6、IBM

7、三菱銀行

8、エクソン

9、東京電力

10、ロイヤルダッチシェル

 

今の日本から考えると、

こんな日本の素晴らしい時代があったのだと思えるほど

この時代日本は世界のGDP第2位

アメリカで買収を繰り返すなど日本企業の存在感は高かったのだが

日本の銀行は合併を繰り返し、名前が現存している銀行はない

トヨタは11位となっている

 

2000年(平成12年)

1、GE

2、エクソンモービル

3、ファイザー

4、シスコシステム

5、シティグループ

6、ウォルマート

7、ボーダフォン

8、マイクロソフト

9、AIG

10、メルク

 

工業、石油、薬品、IT企業、保険と群雄割拠の状況だ

まだ中国の台頭は少ない

日本は地滑り的にどんどん時価総額を下げているのがわかる

 

2020年7月末(令和2年)

1、アップル

2、サウジアラムコ

3、アマゾン

4、マイクロソフト

5、アルファベット

6、ファイスブック

7、アリババ

8、テンセント

9、バークシャー

10、ジョンソン&ジョンソン

 

GAFAの躍進と存在感が目覚ましい

8月にはアップルは時価総額2兆ドルを達成した

まさにバブルといっても良い状況ではあるのだが・・・・

時代を感じることはまだある

2000年1位のGEは2018年6月にダウ平均から除外され

1928年にダウ平均に採用されたエクソンモービルは2020年8月に除外された

このことはある時代の終焉を意味するとともに次のデータの時代を予見させる

特に中国勢のアリババとテンセントの凄まじい勢いはそれを予感させる

 

30年の間にこんなに変化するものなのか?

平成元年の日本企業の全盛期から石油エネルギー企業全盛の時代となり

群雄割拠の時代からGAFA中心の時代へと変遷している

世界NO1であった1989年の日本は

現在の世界トップ50にも入っていない

残念なことだが、まさしく日本は失われた30年であったと言わざるを得ない

 

これからの未来へ向かってはアメリカ、中国勢のIT企業の更なる躍進が予感される

クラウド、AI、ブロックチェーン、Iot などで有望なユニコーンは中国とアメリカだ

全ての経済領域が再定義されるとき2025年、2030年は

どんな世界の新しい企業が時価総額トップテンになるのだろうか?

その時に日本勢が一つでもあってほしいと願うのは私だけではないだろう

世界のクラウドビジネスを制する者は?

コロナ禍で世界の先進国GNPが

2020年度第2四半期(4月〜6月)軒並み二桁のマイナスに沈んでいる

アメリカ -32.9%

ヨーロッパ -12.1%

日本  -26.6% の歴史上最大といっても良い落ち込みである

この中で伸びている分野もある

それがクラウドビジネスだ

 

アメリカIT分析のガードナーによると

クラウド市場が2022年まで

年ごとに約20%の成長の予測が出ている(一ドル107円計算)

2018年  1967億ドル(21兆470億)

2019年  2278億ドル(24兆3700億)

2020年  2664億ドル(28兆5000億)

2021年  3085億ドル(33兆)

2022年  3546億ドル(37兆9400億)

 

現在世界の企業は

クラウドベースのアプリケーションの受け入れを急ぎつつ

デジタル資産の移行を図ろうとしている

しかもコロナ禍は大きな追い風となっている

2022年には企業の最大60%がクラウド管理サービスを利用するようになり

その割合は2018年の倍になると言う

 

2019年度世界のクラウドサービスのシェアを

IDC(米国のIT調査会社)が発表した

第1位 アマゾン(AWS) 45%

第2位 マイクロソフト(Azure)17.9%

第3位 アリババ(Alibaba)9.1%

この3Aで世界市場の7割を占めている

アジア太平洋地区ではアリババは28%と首位となっている

 

2020年5月下旬

クラウドセキュリティ評価では

第1位 マイクロソフト

第2位 アリババ となり

11の項目のセキュリティ評価ではアリババが最高評価を得た

 

この成長するクラウド分野で一気に攻勢をかけているのが

アリババとアルファベットとテンセントだ

アリババは2020年今後3年間で3兆円投資をすると発表した

アルファベットも2019年から5年間で2兆1400億の投資をスタートさせた

テンセントも負けてはいない

2020年から5年間で7兆5000億の投資をすることを発表した

 

2020年第一四半期(1月〜3月)のシェアが発表された

アマゾンAWS 32%

マイクロソフト 18%

グーグル   8%

その後をアリババ、IBM,テンセントが追いかける構図だ

特にグーグル、アリババ、テンセントが市場シェアを大きく伸ばし

収益も前年比45%以上増加させている

 

コロナ禍の世界経済のマイナス成長の中でも

クラウド分野は目を見張る成長率だ

クラウドプラットフォームのシェアを拡大していき、勝利を勝ち取るのはどこか?

リーダーのアマゾンか?

マイクロソフトかグーグルか?

それとも猛追している中国勢か?

成長するクラウドビジネスの勝利をかけて

今後3年間、壮絶な鎬を削る戦いが世界で続いていく。

ロビンフッド族の快進撃!

アメリカの株式市場が活況だ

ナスダック市場では最高値を更新し

S&P500も最高値更新まであと一歩と迫っている

このコロナ禍が収まらない中で

実体経済と株式市場の乖離はますます大きくなっているように感じる

実質のマイナス金利でお金が投資に向かうのは理解できるが

不思議な違和感を持っている

一体何が起こっているのだろうか?

 

コロナ禍でアメリカ政府は2兆ドルの経済対策を行った

アメリカ政府や州からの現金給付をはじめ

失業給付金は賃金より多いケースが半数以上とも言われる

都市のロックダウン以降巣ごもりの人々が

これらの給付金を元手に

にわかトレーダーとなり活用しだしたのが

無料のオンライン株式アプリ、ロビンフッドだ

 

ロビンフッドはスタンフォード大学のルームメイト

ウラジミール・テネフとバイジュ・バットが2113年に立ち上げた

フィンテックのユニコーン

売買手数料無料、最低預入残高無料を打ち出し

投資経験がない人でも手軽に小口で売買を楽しめるのが人気

2019年12月には1000万口座だったのが

2020年ロックダウン直後から2か月で約1500万口座と一挙に増大した

このロビンフッド族の快進撃が今の相場の上昇の一つの要素だろう

GAFA,MS,TESLAなどなどの爆発的な上昇のきっかけは

これらのゲーム感覚のアマチュア小口トレーダーが火をつけたと言っても過言でもない

 

アメリカ政府のコロナ対策は今後も続く

あふれた空前の規模の現金はまたもや株式市場へと流れ込んでくる

ただ心配なのは知識のない投資家(ロビンフッド族)が

一度成功体験してしまうと、やめられなくなり

最後には大きな火傷を負う事にもなりかねないということだ

それは歴史が証明している

獺祭の挑戦(弘兼憲史)

山口県の山奥の小さな酒蔵

獺祭の世界への挑戦を弘兼憲史が漫画で描いた話題作

ストーリーは

大手日本酒メーカーで修業をして帰ってきた

桜井博志氏は当時経営をしていた父親との折り合いが悪く

辞めて石材業を営んでいた

そこに父親の死で1984年旭酒造を受け継ぐことに

当時の銘柄は旭富士

紙パックや景品など様々な試みをしたが

なかなかうまくいかない

社員の給料は利益が上がっていた石材業のほうから

奥様が工面していた

蔵の現状を打開しようと悩んだ末に

純米大吟醸を造ると決心する

静岡県の吟醸造りのレポートに感化され

蔵で大吟醸を造ってみた

思った以上に良い出来だったが旭富士だと負け犬のイメージ

新ブランドにしようと考える

正岡子規の俳号は

獺祭書屋主人と何かの本に書いてあった

旭酒造は獺越地区(おそごえ)

1990年獺祭が誕生した

1992年には数々のドラマを生んだ獺祭二割三分が誕生する

夏の休閑期に岩国に錦帯橋のほとりに地ビールを作り

レストランで展開して行こうという事に

しかしこの地ビールの挑戦がとんでもないことになる

数億円の予算で実行に移したがものの見事に失敗

杜氏も蔵を離れていき

周りからは倒産すると言われた

ピンチをチャンスに

四季醸造に切り替え、全てのデータをインプットして

経験と勘から数値管理の見える化を図った

そして流通は問屋を排除し直接取引にした

ここからの快進撃は誰でもご存じの通り

2008年新蔵完成

2010年新蔵第2工事完了

2012年第2蔵稼働

年率150%のスピードで出荷が伸びていく

2015年12F建ての本蔵が完成する

世界への挑戦も形になっていく

2018年6月 DASSAIジョエルロブションパリオープン

2019年獺祭NY蔵建設(コロナで一時休止中)

桜井会長曰く、日本の少子化を考えると

目を向けるのは世界

世界の売り上げを9割にしたいと意気込む

桜井会長とは大吟醸を楽しむ会をはじめとして

キャビアでのコラボや奥田シェフとのコラボなどで

大変お世話になっているが

本質を的確につく言動とスマートさと腰の低さは会長ならではだろう

またマスコミには全て機敏に対応するなど

マスコミの利用の仕方も非常に巧い方でもある

世界に向けての挑戦は始まったばかり

会長と息子さんの桜井一弘社長との2人3脚で

コロナ禍終息後の世界への飛躍が今から楽しみでもある

the four GAFA〜四騎士が創り変えた世界〜

GAFAの勢いがコロナ禍でも止まらない

2020年5月頭には

GAFA+Mのアメリカの5社で

東証一部2170社の時価総額を上回ってしまった

Gはグーグル(アルファベット)

Aはアップル

FはFacebook

Aはアマゾン

最後のMはマイクロソフトである

 

この際立った驚くべき強さは何だろう?

その理由を明快にした本がある

スコット・ギャロウェイ著の

The four GAFA 四騎士が作り変えた世界

彼が言うにはこの4社は

人間の基本的欲求に訴えかけ大成功を収めたと言う

グーグルとは祈りです

祈りとは「問いかけ」です、つまり神に問いかけ祈っていたのです

人間の脳は非常に複雑な問いを発しますが

脳の発達はその問い全てに答えられるほど十分ではありません

ですから神に祈るようになりました

様々ん問いの答えを見つけるために検索する行為は祈りと同じ行為です

グーグルは問いに答えてくれます

私たちは誰よりもグーグルを信じています

グーグルは神なのです

 

Facebookは愛です

愛とは人と人との関係

つながりの中から生まれます

Facebookは人々のそれなりの関係を促し

つながりを強くしてくれます

つまりFacebookは愛への欲求に訴えかけているのです

 

アマゾンは消費者の欲求です

人間の脳にはもっともっとの欲求が埋め込まれています

人の消費へのあくなき欲求が成功させているのです

 

アップルはセックスです

私たちは異性にとって魅力的でなければなりません

より良いパートナーを得るため

つまり良い遺伝子を持った子孫を残すためです

アップルの商品は

より良きパートナーと巡り合いたいという

性的欲求に訴えかけているのです。