さんま×Netflix

山手線の電車の中での
動画広告でたまたま明石屋さんまが出ていた。
しかもNetflixのCMだけに驚いた!
 
地上波でいくつものレギュラーを持っている明石屋さんま
そのさんまの微妙な気持ちが
CMにもそのまま表れている
 
地上波で頑張ってきているのに
NetflixのCMをしているのも微妙
ほんまはライバル
気持ち的には思い切り整理はついてないかも
 
敵に塩を送っている感じもある
地上波が苦しくなっているのも事実
 
我々の時代は地上波で大丈夫だと思うけど
30代、20代、10代は
テレビをどのように見ているかわからない
 
地上波でお笑いを引っ張る先頭グループの一人が
地上波の本音を赤裸々に語っているのが大変興味深い
しかもそれがNetflixのCMだけにインパクトは大きい
 
こんなさんまの本音の話をCMで見せてくれる
Netflixの懐の深さと並々ならない自信を感じる
 
近々地上波でもCMが流れるという
 
世界各エリアで
それぞれの国ならではのコンテンツを制作していくNetflix
しかも年間制作予算は6600億円という巨大な数字だ
各国の独自コンテンツの力で有料会員を増やす
その相乗効果が表れ
コンテンツ強化と制作費の掛け方が加速度を増す
 
さんまとNetflixの縁は
さんまのドラマの企画を
Netflixが制作することになったという
しかも民放より制作費も出したのだという
それがご縁でCMが決定したそうだ
 
今後ますますテレビとネットの枠組みが無くなっていくと考られる状況においては
世界のネット動画市場で一番のシェアを誇るNetflixの動向には
これからもっと目が離せない
しかも地上波にとって不気味なのは30代以下が
テレビではなくネットで見る習慣がつき始めた事だ
 
 

チャンギ国際空港(シンガポール)

スカイトラックスの調査で
エアポートオブザイヤー2017のNO1に選ばれたのが
シンガポールのチャンギ国際空港だ
これで5年連続のNO1となる
 
1位  チャンギ国際空港
2位  羽田国際空港
3位  仁川国際空港
 
ベスト3はアジアが独占した
羽田は清潔部門で第一位
仁川は乗り継ぎ部門で第一位
羽田国際空港の躍進が目立つ
 
8年ぶりにチャンギ国際空港を利用して感じた事だが
ショップの豊富さと清潔さはほかの国際空港でも見られることだが
チェックインが24時間前から可能という国際空港は外には無い
空港自体を24時間営業していることからできることなのだろうが
それにより旅客はトランジットの時間を
観光や食事に有効活用できるメリットが大きい
 
深夜、空港からホテルまでタクシーを利用したが
深夜料金を含めてもシンガポールドルで25ドル弱
(日本円で2000円弱)の安さだった
 
また次の第4ターミナルが6月から試験運用を開始している
このターミナルが秋から本格的に稼働すれば
現在の5000万の数字から
最大で年間1600万人がアップできるという
 
チャンギ国際空港は将来を見据えて
第5ターミナルの建設計画も発表した
世界NO1空港の将来への布石は今なお着々と進んでいる

コスモス薬品の強み

ドラックストア業界は5強の戦国時代に入った
2016年の売り上げは次のようになっている
 
1、ツルハHD          6665億円 (北海道)
2、ウエルシアHD       6231億円 (イオン系)
3、マツモトキヨシHD      5351億円 (関東)
4、サンドラッグ         5283億円  (関東)
5、コスモス薬品        5027億円 (九州)
 
今まで一番だったマツモトキヨシはツルハのM&Aで
一挙に3位まで順位を下げた
ただし1位から5位までの差は1600億円強
その間に5強がひしめいている
 
そんな中、着実に売り上げを伸ばしているのがコスモス薬品だ
九州を地盤に独自の戦略で伸びてきたコスモス薬品の強みとはなんなのだろう
 
それは売上比率からもはっきり見えてくる
マツモトキヨシとの売上比率を見てみよう
 
         コスモス薬品       マツモトキヨシ
医薬品     15%           32%
化粧品     10%           39%
雑貨       17%           19%
食料品      56%          10%
 
コスモス薬品は食料品が56%と過半数を超えている
売上比率から見るとドラッグストアというよりも
食品スーパーと言った方が良いかもしれない
お店に行くと食料品は少人数で買いやすいタイプのもので考えられ
加工食品や惣菜関係が格段に安い
またお酒関係も特にビールやワイン系が安い
 
しかも人件費を大きく抑えている
天井から防犯カメラが大量に設置され
人はほかの業態から比べても半分ほど・・・
 
この戦略は宇野社長の独自の考え方だ
食料品は医薬品や化粧品に比べ購買頻度が高い
食料品の扱いを増やすことで来店頻度を上げている
エブリデイ ロー プライス を合言葉に
食料品にチャレンジし、小規模商圏でも成り立つメガドラッグストア
を作り上げた
 
人口1万人の商圏に絞り込みじわりと
郊外型の出店を加速展開している
大型スーパーの近郊に出店しているのも
自らの稼ぐ力を確信しているように思える
 
あるお年寄りのご夫婦に話を聞くと
コスモス薬品の来店頻度が高くなっているという
家庭で料理を作るよりも惣菜の少量パックを買うことで
効率的でしかも安い
そしてお店は清潔感もあるのだと・・・
身体がおかしいときには気軽に相談できるしという事だった
 
全店ほぼ同じ形式で稼ぐ力を持っているのが強みであるが
ドラッグストアならではの薬剤師を含め人手不足を今後どうするかが
課題の一つでもあるように感じる
 
ドラッグストア戦国時代の今
コスモス薬品の食品を重視しながら
エブリデイ ロー プライス の独自戦略は
今後の東日本進出をはじめ全国を席巻する日が来るのか
宮崎県の延岡市が発祥と言う事もあり
個人的にも注目すべき企業の一つだ
 
 

OTTが席巻する未来

最近日本でもOTTという言葉を頻繁に聞くようになった
 
OTT(OVER THE TOP)とは
既存の地上波テレビやケーブルテレビや衛星放送を介さず
インターネット経由で動画コンテンツを配信するサービス
 
このOTTの現在世界NO1の業者が Netflix である
2016年度のアメリカのシェアは約53%と言われている
その次がアマゾンの23%だ
 
Netflix の事業開始は1997年
2007年からネット配信を始め、
月額8ドルで見放題のサービスで人気を得た
同じユーザーであればマルチディバイスの機器を変えても
動画を途中から継続して見られる特徴がある
2012年ごろからはオリジナルコンテンツの制作を開始
多額の製作費をかけて作った House of Cards は
2013年エミー賞を受賞した
テレビ局が受賞するのが今までの常識だったが
OTT事業者が初めて受賞し大きな話題となった
そして第89回アカデミー賞ではホワイト・ヘルメットが
短編ドキュメンタリー賞を受賞した
 
アメリカではケーブルテレビの加入者数をNetflixが上回り
2017年4月21日世界で一億人のユーザーを抱え
世界130カ国以上に配信をしている
最近ではローカルで制作、グローバルで視聴をテーマに
日本やフランスなど多くの国でオリジナルのコンテンツを制作している
目標はグローバルネットワークテレビだと言う
 
Netflix のCEO リード・ヘイスティング氏は
10年から20年以内にすべての動画はインターネット上で
視聴されるようになると話している
 
第2位のシェアのアマゾンは方向性が少し違う
アマゾンプライムの特典の一つという考え方だ
年会費 99ドルで
無料配送
映像配信サービス
音楽配信サービス を行い
アマゾントータルで顧客の囲い込みを行う戦略だ
 
ここにきて大きな勝負に出たのがディズニーである
ディズニーは今迄映画などのコンテンツの提供を行ってきた
ネットフリックスとの契約を取りやめ
新しくディズニーグループとして
2018年中にネット配信事業を行うことを発表した
MLB傘下のBAMテックを小会社化して配信技術を確立
ディズニーの映画コンテンツを始め
傘下のESPNでのスポーツ中継(注力するのが野球とアイスホッケー)
などが主な柱になりそうだ
 
アメリカを制したものが世界を制する
それはIT業界の歴史が証明している
そんな意味でもアメリカでは
OTTの業界もどこが勝ち残るのか
Netflix を軸にさらなる激戦が続いていく
 
さて今後日本のテレビ業界はどうなっていくのだろうか?
ニールセンの調査では
若者を中心にテレビ視聴は10~20代が一番少なく
オンラインビデオは10~20代が最も多いという調査結果が出ている
若者層は確実にテレビからオンラインに移っていると言ってよいだろう
その理由は何か?
地上波や衛星放送は編成によって番組を放送し
視聴者はそれに縛られる
OTTでは見たい場所で見たい時に見たいメディアで見たい番組を見れるのである
このメリットは限りなく大きい
 
世界規模で拡大を続けるOTT業者のなかで
どのような地上波、衛星放送の生き残り戦略を考えるのかは
ここ20年のアメリカの電波の歴史を見ても容易ではない
 
既存の放送メディアを揺さぶりながら
大手のOTT業者が日本市場に更に深く入っていくだろう
 Netflixの制作費は年間約6600億円
アマゾンは約5000億円
日本は最大のNHKで約2900億円
この制作費の格差は物凄く大きい
 
制作はローカル、視聴はグローバル
市場のシェアを圧倒的に取った方が制作費も潤沢だし効率的だ
Netflix のCEO リード・ヘイスティング氏の言葉の通り
世界は大きくOTTに舵を切って走り出しているように見える
 

小倉・魚町銀天街のリノベーション

2年ぶりぐらいに小倉に来た
街に活気がある
そんな印象を受けた
 
北九州市は2011年小倉家守構想を立ち上げた
製鉄で栄えたこの小倉も製鉄産業も衰退しバブルもはじけ
平成19年度ではメイン通りでも6~8%の空き店舗を抱えていた
 
北九州市は危機感を持ち
株式会社 アフタヌーンソサエティの清水義次氏を招いた
清水氏はここで家守構想を提唱した
家守とは江戸時代町の様々な面倒を見、
維持管理をしていた差配人のような存在だ
 
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魚町では実績がどんどん積み上がってきている!
 
つまり単にテナントを探すだけではなく
現代版家守として休眠中の不動産を活用して
その地域に求められる産業を生み出し、町を活性化していくというもの
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この大きな実証例が魚町銀天街の
メルカート3番街だ
建築事務所、デザイン事務所、ビルのオーナーが話し合い
入居者候補はデザイン事務所が集約し
建築事務所は入居者希望の皆さんに無理なく払える賃料をリサーチし
賃料を決めた
勿論相場の半額程度だ
それをもとに全体のリノベーションの金額を設定した
まさに逆算方式の計算である
 
ビルのオーナーは
独自のサービスと商品が提供できる意欲があるところ
街を元気にすることに取組むとのハードルを設けゴーサインを出した
 
建築事務所とデザイン事務所は
入居候補者との食事会や飲み会を重ね
コミュニケーションを築いていった
 
前は不良のたまり場だった場所が
小さな起業家の集うコミュニケーションスペースとして変貌し
真ん中の小さな通りで裏通りに出ることも出来るようになった
 
そのテナントの中にはオーガニックのお店も
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近くのサンリオビル
ここには全国展開の店舗をいれて賑わいを創出し
花屋さんで緑も充実させている
後ろのスペースでは
子守なども出来るような施設を併設している
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ただ見て感じることは成功例ではなく
現在進行形で動いている具体例だと思った
実質的に新しい雇用も賑わいも生まれていることは素晴らしいのだが
本当の成功か否かは何年後かにはっきりするのだろう
 
商店街のリノベーションは日本のどこの街でも共通の問題だ
人口が少なくなる中でどう街を活性化をしていくのか
 
元総務相の増田氏は研究会で
2017年6月全国の土地の2割で所有者が不明との推計をまとめた
驚くべき数字である
 
国土交通省は今後空家対策に積極的に乗り出すという
キーワードは市町村主導型だ
 
宮崎市においても市街地中心地の文化マーケット、青空市場
やほかの商店街などの空店舗問題と老朽化、
は見逃すことが出来ない重要な問題だ
細分化された所有権、所有者不明などの問題はあるだろうが
地域活性化の阻害要因である空家対策を
行政や民間を含め、街を挙げて取り組む姿勢を見せない限り
次の時代の魅力ある街づくりにはならないと考える
 
市街地の休眠資産をどうやって街の活性化に結びつけていくのかは
北九州市をモデルとするのか
違った方法論で考えていくのか、
国土交通省の指針も見えてきただけに
宮崎市もそろそろ民間での受け皿組織などを含め
政策の方向性を示す時だと考える
 
 
 
 
 

ボストン・ダイナミクス

まるで映画でロボットを見ているようなリアルな動き
そんな思いを抱かせるほどの驚異的なロボット技術だ
 
このようなロボットを次々と開発、製作しているのが
ボストン・ダイナミクスだ
ロボット技術では世界一という評価もあるほど
 
MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究室
レッグラボの創始者であるマーク・レイバート博士が
スピンアウトしてアメリカで起業したのが始まり
 
4足歩行、2足歩行のリアルでユニークなロボットを開発している
今までにボルトより速く走れるロボット
山を歩いたり、押しても倒れないロボットも開発している

 家の階段を上り下りすることも出来50k程度の荷物も運ぶことが出来る

 
車輪と脚を組み合わせたようなロボットは実験だという
体重を分散させる動きやジャンプやの持つを運ぶことも可能で
バランスのとり方は思わずロボットと思えない精度だ
 
これであれば将来の高齢化の見守り、
あるいは過疎の中山間地域の家庭用ロボット
産業用では建設現場など様々な現場の
大きな可能性を感じてしまう
 
スマートロボティクスは情報革命の次のステージで
重要な推進役であるだけに
この会社の重要性はますます大きなものになるだろう
 
この会社は起業時から注目を集め
2013年12月グーグルに買収され
2017年6月にソフトバンクグループに買収された
日本の少子高齢化対策には
様々な産業でスマートロボティクスの活用は必然だ
次の時代を担うスマートロボットの大きな可能性に期待したい!
 
 

世界の住みやすい都市ランキング2017

イギリスの情報マガジンMONOKURUが
毎年世界の住みやすい都市ランキングを発表している
2015年から東京は3年連続で第一位
 
ウィーンの人気も高い
2016年度は第3位、2017年度は第2位とベスト3
音楽都市でもあるし、街並みも重厚感がある
 
私の好感度の都市
オーストラリアのメルボルンも注目だ
2016年は第6位、2017年は第5位と
南半球ではシドニーを抑えて一番になっている
街並みも綺麗で気候も温暖
中国からの移民も多くグルメも美味しい
 
今年の住みやすさランキングに
多くのヨーロッパの都市
第3位 ベルリン
第4位 ミュンヘン
第8位 チューリッヒ 
第9位 ハンブルグ
第10位 マドリード 
が選ばれているのも見ると
ユーロ安等の為替などの影響もあるように思える
 
私が大好きなバンクーバーは
2016年第11位
2017年は第18位と
住みやすさ第一位を誇ったかつての面影はない
中国からの移民で土地やマンションなどがバブル化した影響なのだろうか
確かに物価がかなり上がったように感じたが
適当に田舎で都会的な雰囲気もあり
私にとっては今でも魅力的な町だと思っている
 
全体を見て
日本で注目する都市は福岡である
2014年 第9位
2015年 第12位
2016年 第7位
2017年 第14位
と安定したランキング結果だ
日本でランキングに入っているのは東京、京都、福岡のみだ
京都は2016年第9位、2017年12位
 
福岡の魅力は何と言っても食べものが新鮮で美味しいこと
それに加えてアジアのゲートウェイとして空港、港がしっかり機能していること
しかも利便性が高い
空港から地下鉄で10分で中心街の天神に着くことは
外国の都市でもほとんどないだろう
加えて都市機能がコンパクトにまとまっているのも魅力の一因だろう
一つ気になる点は、土地マンション価格の上昇だろうか?
2016年に福岡市が未来を見据えて
ミャンマーのヤンゴン市との姉妹都市を締結したのも
嬉しい取り組みの一つでもある
今後アジアのゲートウェイ都市として更なる発展に期待したい
 
 
 

マジェスティック社がトップシェア

プロ野球も後半戦に入っている
セリーグは広島の勢いが続く
パリーグも楽天が快走を続けている
 
さて今日は視点を変えてプロ野球のユニフォームに
注目してみたい
この日本のプロ野球ユニフォーム市場に
今勢いと輝きを見せているのがアメリカのマジェスティック社だ
 
マジェスティック社はアメリカペンシルベニア州が本社
2005年からアメリカメジャーリーグの全30チームの公式ユニフォームを
製造することを認可されている唯一のメーカだ
 
このメーカーが今日本市場に注力している
楽天が2014年から
ソフトバンク、西武、ヤクルトが2016年から
ロッテが2017年からと契約を結び
一挙に日本のプロ野球のユニフォームサプライヤー市場のトップに躍り出た
 
マジェスティック社の強みは
レプリカユニフォーム等のグッズをファン層をターゲットに
売っていくのが強み
これはメジャーリーグで培った経験が生きているのだろう
変更したチームは成績が振るわなくても
グッズの売り上げは好調のようだ
 
しかしマジェスティック社には危機感もある
メジャーリーグとの独占契約は2019年まで
2020年にはアンダーアーマーが独占プロバイダーになる事が確定している
 
アンダーアーマー社は巨人と2015年5年間で
総額50億円という大型契約を結んだことは大きな話題となった
2020年を見据えて
日本をターゲットにしているようにも見える
 
マジェスティック社それを迎え撃つ日本のメーカー
そしてアンダーアーマー社と
今後日本プロ野球のユニフォームサプライヤーを制する物はどこになるのか
これからも大きな戦いの時代が待ち受けている

初手3八金の衝撃

6月25日のNHKスペシャル
人工知能~天使か悪魔か~の放送があった
 
今年4月に行われた
将棋の佐藤天彦名人とPONANZAの戦い
電王戦の第一局のPONANZAがさした初手は
3八金の衝撃の手だった
思わず考え込む佐藤名人
 
羽生氏は金は本来玉を守る駒
また金が上がることによる飛車の動きが不自由になるので
セオリーに反する手
棋士は絶対に指さない手と解説した
しかし10手以上指す中で
PONANZAの用意周到な作戦が見えてくる
佐藤名人は完敗した
 
PONANZAを開発した山本一成氏は
5万局のデータを教師データとして入れ込み
PONANZA同士の対戦を700万局対戦させた
これは人間が対局すると2000年以上かかると言われる
この機会学習の結果
その中で行なわれたディープラーニングの結果
人工知能は劇的な進化を遂げたのだ
 
山本氏は
今まで知的な事は人間しかできなかった
それが人工知能にとってかわりつつある
ただ開発者の山本氏にもその進化が理解できない世界になっているという
 
佐藤天彦名人は宇宙の中の銀河系の中でしか
将棋を見れていなかった
人工知能は将棋の宇宙の広さを私に認知させてくれた
私はその気づきを盤面に現すことが今から求められるのではと語った
 
羽生氏は
人工知能と棋士の対局は
未来社会の模擬実験的な事をやっているのではないかと思います
いま起きている様々な事象が
今後人工知能が社会で応用される事態を先取りしているように思えるのです
 
しかし人工知能の判断結果しか出さない思考過程に
問題なないのだろうか?
人間の評価や起きる確率を的確に予測していく人工知能
さまざまな領域で運用を始めている人工知能は大きな成果を上げている
ただ羽生氏も思考過程がブラックボックスであることに警鐘を鳴らしている
 
シンギュラリティ(技術的特異点)の時代は2045年と言われてきたが
囲碁、将棋の分野ではすでに超知性が人間を上回った
私にとっても衝撃的な事件だった。
これからの人工知能の進化もより加速度的に進んでいくだろう
 
人間はこれからの未来に
人工知能とどう向き合えばよいのか?
人工知能によって人間が評価され
これから人工知能によって仕事の効率も上がるが
人間は多くの仕事が失われていくことにならないだろうか?
 
開発者にさえ、すでに理解できないという人工知能
通常の人間の2倍の知能が天才と呼ばれるが
超知性の人工知能は人間の1万倍の知能を持つという
そんな時代にどうやって人類は人工知能と共存していけるのだろうか?
まさに天使か悪魔か
人類にとって残された時間はそんなに多くない・・・・・
 
 

「食べもの時鑑」グランプリ受賞

グルマン世界料理本大賞2017の
CULINARY HERITAGE(料理遺産)部門で
奥田政行シェフの著書 食べもの時鑑が 
Best in the World のグランプリを見事受章した
 
奥田シェフが庄内の自然と共に暮らしながら
宇宙の循環も見据えて
庄内の四季の自然と食材をテーマに
奥田理論の集大成となっている本だ
 
奥田シェフは本の頭でこのように書いている
 
力の強い優れた野菜に出会い、元気のもとをいただくと
みぞおちのあたりを中心に体に力がみなぎってきます。
その力は温かく、あふれるようにどこまでも拡がっていきます。
みんなの命がつながって自分がある
これが私の実感する生命観です。
植物が生み出してくれた命の元気のもとを料理することで
さらにみがきをかけて皆様に届ける。
僕はこうして地球の循環の一部になりたいと願いながら料理人の道を歩いている。
 
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本の内容は庄内の四季折々の自然と食材と
奥田シェフの料理を紹介している
 
奥田理論の考え方で興味深かった部分を
少しご紹介したい
 
良い食材とは?
 
良質の食材には、くせになる味の下に香りのヴェールがあり
その中にポンッと小さく主張する甘味があります
健康で生命力の強い食材ほど味の数が多く
味に奥行きがあり、そういうものを食べると体が喜びます
具体的には食べて飲みこんだときに胸の胸腺あたりの細胞が嬉しがります。
食べた時の満足感があり、心地よく体が安定する
端的に言うと地球とつながる感覚が生まれます
 
 
苦みックス
 
世界中の高貴な味で品質の優れた食材には
ある共通点が隠されています
それは2種類以上の苦味を持ち
その下に隠れて品の良い香りとポクッとした甘みがあることです
苦みックスの法則は異質の苦味を掛け合わせることで
隠れている甘味を高めて味をよりおいしくする法則
苦み×苦み=コク
生まれるコクはあきの来ない癖になる味を生み出す
たとえばビールと枝豆も苦みックス
枝豆の中の成分のサポニンというえぐ味がビールの苦みと
苦みックスを起こし相乗効果を出している
 
 
料理にとってワインと日本酒の扱い方の違いは
 
ワインは対比で味を決めていく
油脂を使う西洋料理の中で育ってきたワインは
油脂を酸で切る対比の組み合わせ
印象が真逆の味を組み合わせる
 
日本酒は同化で味わいを拡げる
日本酒はワインより旨味の数が多いので料理のストライクゾーンは広い
米から作られて旨味があるので、料理と交わると
相乗効果で料理の旨味、甘味がどんどん膨らんでいきます
 
 
グランプリを受章した食べもの時鑑は今後
多言語に翻訳され、世界の市場に奥田シェフの理論が発信されるという
日本の食文化の魅力が世界に情報発信されるとともに
流通が拡大していくことを願うばかりだ