南部美人(岩手二戸)
東京を早朝の新幹線で発って二戸に!
仙台を過ぎた頃から雪が多くなる
3時間弱でやっと到着
やっぱり遠い
駅からタクシーに乗り、町の中心部に来ると南部美人の蔵が見えてくる
5代目蔵元 久慈浩介氏が待ってていただいた
まずは蔵の説明
歯切れの良い口調、端的でわかりやすい説明
東京農業大で講師をしているだけのことはある!
2500石のうち岩手県で50%。その他全国で40%
海外が10%だという
写真はニューヨーク行きのもの
驚いた!
地方の蔵で海外比率がこれだけ多い蔵はなかなかない
海外10%はまさしく浩介氏の努力の賜物の成果だ
彼の存在感と明るさが海外で受けることは日本人でもわかる
さて仕込み水を味わった後は蔵見学だ
洗米、酒母、麹室は普段は入れないが特別に入らせていただいた
採れ立ての大吟醸と瓶囲いを頂く
蔵でしか味わえない貴重な味
爽やかでありながら深みのある味わい
店頭にはワールドカップに協賛した全国の蔵元の酒も置いてある
わざわざ仕入れして取り寄せたんです
全部あるほうが楽しいからと屈託ない・・・・・
ワールドカップ終了後も引き合いが多いという
次のワールドカップブラジル大会にも協賛するようで楽しみだ
サッカーのワールドカップは
岩手の太陽 久慈浩介氏の世界戦略の柱の一つだ
近々盛岡で南部美人の会を開催されるようだ
今年で8回目
6000円のチケットで400人の定員が完売だという
内容が面白いのは
オープン前に南部美人の全種類の酒が試飲できること
そのあと南部美人の酒の蔵人たちが8人全員出席して
全員で今年の酒の苦労話をしながら今年の新酒を味わう会なのだという
蔵の造り手と消費者とのふれあいと交流はとても素敵だ
浩介氏の発想に感心してしまった
梅酒も大好評だという
飲んだが爽やかで旨い!
スパークリングの梅酒はラベルもおしゃれ
近々梅酒の新工場も完成する
さて蔵見学のあとは浩介氏お勧めの四季の里へ
郷土料理を古い屋敷で食べさせてくれる
雰囲気が抜群に良い
今日は朝食を抜いた甲斐があった
そばを肴に南部美人の大吟醸でくつろぐ
名物南部せんべい汁
山間の町に豊かな食材と温かさを感じる
酒にほんのり酔いながら、南部美人のますますの発展を願って
二戸を後にした