浦霞(仙台・塩釜)

地酒の雄といわれる東北の蔵元 浦霞 にお邪魔する
仙台から仙石線に乗り換え約30分
本塩釜駅に・・・・
駅を降りるとわざわざ浦霞の女性の方がお迎えにきていただき恐縮
5分ほど歩いて浦霞に着く
以前行ったときの3倍程度の規模になっている感じだが
昔の良さはそのままに風情もなんら変わることはない
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2Fの研修室に案内され佐浦社長から蔵の説明を・・・
 
1724年創業で288年になるという歴史ある蔵
仙台藩主 伊達家の崇敬が篤かった塩釜神社のお神酒としても有名
 
創業当時は20石、江戸末期は300石、明治28年には3000石までなった
戦後は物不足で酒は造れば売れる時代だったが
第11代社長が   「 良き酒を造るには損得抜きで行け! 」
と南部杜氏の平野佐五郎杜氏の下高品質の酒を目指した
 
昭和30年代 出荷量は1000石程度
売り上げは低迷の時期が続いた
杜氏は佐五郎氏の甥の 平野重一氏に代わりましたが
質の追求に励み
昭和50年代の自酒ブームにより出荷は10000石に達した
 
自醸酒のみの出荷をしていたため
生産力が限界となり平成6年11月に矢本蔵の稼動を始めた
現在 12000石となっている
 
そのあと平野重一杜氏を受け継ぐ鈴木杜氏が蔵案内を
鈴木杜氏は岩手県出身以外で初めて平成8年に南部杜氏に任命されたそう
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蔵の建物自体が土偶蔵
下はしっかりとした敷石が基礎代わりの 浮き船工法
建物は釘を使わない木造の組合せで出来ており
こんな建物は2度と出来ないとおっしゃっていた
いい蔵には自家製酵母が長く住み着いているといわれている
まさにこの蔵を見るだけで宝の自家製酵母に会えた様に気になってしまう
 
木桶仕込もチャレンジしている
雑菌処理で時間はかかるが
あえて昔の酒つくりをすることで技術の向上を図っているといわれていた
ただ量は年間4号瓶で2000本程度とわずか
木桶の修理をするところが現在日本に1箇所しかないのが悩みなのだそうだ
 
浦霞のお店を見渡すと珍しいものがある
昔の金庫
レジで当時使っていたというレジスター
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それに地元の陶芸家のモダンな酒器まで展示されていて
日本文化の酒と生活まで拡げて展開されている
社長の考えが大変すばらしい
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最近はサケサムライ代表として海外出張も多いようで
また明日から海外ですと言われていた
体には十分気をつけていただき
日本酒の文化を世界に大きく発信してもらいたい