ねむらせ豆腐(椎葉)

宮崎県椎葉村
平家の落人が切り開いた村として広く知られている
宮崎市からも車で3時間ほどかかる
1600m以上の九州山脈の山々と深い渓谷に囲まれた
美しい村
 
鶴富屋敷のそばに椎葉地場産品開発株式会社がある
ここのねむらせ豆腐が好きだと言う若い女性が増えていると言う
その秘密をお伺いするために椎葉村へ・・・・
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社長だったご主人(中瀬浩視氏)が急に亡くなり
その遺志を継ぎ奥さんの玲菜さんが社長になられたばかり・・・・
昨年の9月の山形屋の催事の際倒れられて
そのまま亡くなってしまわれたそうだ
全ての商品開発は社長の浩視氏が行ってきたため
それまでは事務や商品管理ばかりを行ってきた
子供も成長し今から一緒に物産展に行って勉強しようと思っていた矢先
突然のことで
どうしてよいかほとんどわからないままだった
しかいご主人の想いを形にしようと
中瀬玲菜さんは社長に就任し
今からは頑張って行きたいと決意を新たにされていた
 
写真中央が中瀬玲菜社長
写真中央が中瀬玲菜社長
さてねむらせ豆腐の製造現場に案内していただく
椎葉では3人しかいなくなった豆腐の職人に
カタ豆腐を作ってもらい
これに重石を乗せ水分を抜く
そして昆布を豆腐に巻きつけガーゼでくるみ
特製麦味噌で半年間漬けこむ
そのあと一度取り上げて
再度新しい麦味噌に半年間漬ける
一年かけてやっと出来上がる究極のスローフードである
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実はこの作り方は
古くから椎葉に伝わっていた伝統食らしい
 
和製チーズとも言える熟成された風味豊かな味わい
が癖になる
これだと日本酒にも絶好の珍味だ
 
そして 椎葉山の語り部 麦みそが
若手シェフがはまっているおすすめ調味料リストで
ブルータスで紹介された
渋谷のワイン食堂 アルルのヤマモトオーナーシェフのお気に入り
もうこの麦味噌しか使えませんと絶賛
バーニャカウダーソースにもいけるようだ!
 
これが噂の麦味噌!
これが噂の麦味噌!
あと一つ驚いたのが天然川のりの商品
現在椎葉で川のりが採取できるところは2か所だけ
その職人さんもわずかしかいない
その川のりの緑の色の美しいこと
さっと火であぶりそのまま食べると天然海苔の風味が口中に拡がってくる
まさに貴重な逸品である
 
椎葉の地で椎葉の物にこだわり
ご主人の遺志を受け継ぎ
商品開発を続けている中瀬玲菜社長
我々も末永く応援していければと考えている