初孫とこい勢
庄内空港の程近くに初孫の蔵がある
工場は近代的な設備が導入されている
人力に頼る部分は生かしながらも、効率的な機械化を図っている
初孫といえば生もと仕込
100%生もと仕込という全国でも類を見ない蔵でもある
生もとは江戸時代に確立された
昔ながらの酵母育成法
今の日本酒の造りはほとんどが速醸法だ
それだけ生もと仕込みは時間も手間もかかる
しかし味わいに幅と奥行きがありしっかりとした旨さと
後味の切れも良くなる
絞ったばかりの大吟醸を味わう
さて見学の後は酒田の町を少し見学
庄内米の倉庫だったという山居倉庫
ここから北前舟で米を江戸まで運んだのだという
そして廻船問屋として栄えた本間家旧本邸
玄関の赤松が素晴らしい
そういえば酒田には大吟醸だけを造っている
蔵元がある
楯野川という銘柄だ
宮崎で一度飲んで旨かった印象があるが
とても人気で最近はあまり手に入らないようだ
地元の酒屋で手に入れて試飲!
軽快な口当たりと優しい余韻
なるほど!良い酒だ
酒田の寿司 こい勢へ・・・・
地魚寿司を頼む
のど黒や甘エビ、鰤をはじめとして日本海の海幸がずらり
酒はもちろん初孫の代表的銘柄
初孫 純米生もと
冷で飲んでも酒のうまみがしっかりしている
御燗にしたらもっと味が膨らむだろう・・・・
寿司も旨い!
酒も魚介類にも良くあう
寿司と酒に舌鼓を打ちながらほろ酔い気分だ