熊本にユニークなIT企業がある
名前は sitateru
洋服を仕立てるの仕立てるだ
この会社が2016年ICT地域活性化大賞を受賞した
ファッションに関するインフラを独自に構築しているIT企業だ
社長の河野さんは2012年3月
宇都宮市でearth&oneという
服の2時流通の会社を興し
世界に一店だけの服を作れるU+のシステムをつくったが
服の一次流通までを改革しないと
業界の構造は変化しないと考え
2014年3月に熊本で sitateru を創業
国内の縫製工場は15000から5000に減ったと言われている
苦境にあえぐ縫製業界は閉ざされた閉鎖社会だ
高い技術力を持っていても
外国からの価格競争にも太刀打ちできない
このままでいけばもっとじり貧の業界
小売業のヒアリングからは小ロットで独自のデザインで
清算することができないかの声
この2つを効率的に結びつけることができないか
これがsitateru の考え方の基盤にある
現在では国内にある1000以上の縫製工場をデータベース化
そのほかパターン、生地、資材、2次加工、仕上げなどの
243のアパレル工場、事業者と提携
予算、品質、納期の柔軟な対応
などでファッションのインフラの独自構築を充実させつつある
具体的な例でいえば圧倒的な生産スピードだ
海外ブランドは納品まで約1年かかる
日本ブランドでも半年
sitateru ではこれが1ヶ月半から2カ月で納品となる
相談にはコンセルジュ機能を持たせ
人のコミュニケーションでより具体的な要望にも応えてくれる
小ロット、短期間の生産
しかも品質の良いものを必要なだけ生産するシステムを作り上げた
服業界のグーグルを目指すといわれる河野社長
縫製工場のインフラネットで新しい衣服の
MADE IN JAPAN を世界に発信する sitateru
今後の活躍を見守りたい