6月の花浅葱(宮崎市)

宮崎も雨が続いている

この時期は紫陽花がとても綺麗だ

さて今日のお昼は花浅葱に・・・・

相変わらず盛況だ

カウンタに座りご主人の手さばきを見ながら

楽しめるのもこのお店の良いところだ

紫陽花の花が一段と映える一皿

有機のブルーベリーと小柱と野菜に酢味噌が添えてある

季節の旬を感じる

椀物

出汁がとても美味しい

蛸ともずく酢

酢のものが一品はいるだけで料理全体が引き締まる

鰤の白子豆腐

ぷるるんとした食感が面白い

炊き立て土鍋ご飯の食事

このご飯を食べるだけで価値がある

次は夏を過ぎたころかな?

 

 

彩度  ★★★★☆

服部克久氏ご逝去

服部克久氏(83歳)が2020年6月11日にご逝去された

服部さんとのご縁が始まったのは

1991年に大淀川河川敷で開催された

大淀川夕日コンサートが最初だ

このコンサートには2万人もの人が集まり

大淀川の夕日をバックに野外ステージを設営し

音楽畑オーケストラに南こうせつやサーカスの歌が

会場全体に響き渡った

野外で聞く初めてのオーケストラの音色に観客は魅了された

服部克久氏の音楽畑はライフワークだった

極上の音楽で畑に種をまき、成長し

豊かな音楽文化の実をつけていく

その考え方に共感を覚え

日向ムーンライトコンサート

1999年に開催されたグリーン博ではオープニングコンサートも行って頂いた

そして高千穂音楽祭

2008年宮崎市での岩切正太郎賞20周年記念コンサート

2010年日南市の市歌制作等

日南市歌のスタジオ録音での服部さん

様々な音楽プロジェクトをご一緒したことが懐かしい思い出だ

私が服部氏の音楽畑で一番印象に残っている曲が

ルローヌ、新世界紀行のテーマ曲 自由の大地だろう

フランス留学時代に自然に身につけられた

おしゃれで心に染みこんでいくようなジャンルを問わない曲の数々

その曲に感動している観客を眺めながら

服部さんの素晴らしさと豊かなセンスを感じていた一人だった

宮崎の完熟マンゴーを贈ると

気軽に感謝の連絡を度々いただいいていた

日本のポップス界に歴史を残した

音楽界のサラブレッドの死は

息子さんの服部孝之氏に受け継がれていくのだが・・・

今はまだ数々の思い出と寂しい思いがいっぱいだ

私にとっては音楽の分野での恩師の一人でもある

本当にありがとうございました!

安らかにお眠りください

味噌はすごい(小泉武夫)

味噌は万能の調味料

汁物や和え物、なめ味噌、鍋料理、炒め物料理

焼き物料理、煮物などどんなものにも使われる。

全国にはおびただしいほど多くの郷土味噌料理があって

これだけ広範囲に使われる調味料は味噌以外はないであろう。

きっと味噌は調理されるとき

出来上がった料理に素晴らしい効能を与えてくれるからこそ

このような使われ方をするのだろう。

 

味噌の持つ特性はまず第一に味噌の持つ味と香り

味噌の主原料はたんぱく質の豊富な大豆であるので

これが麹菌の生産したたんぱく質分解酵素に作用されると

分解し、美味しさの成分であるアミノ酸やペプチドに変化するから

味噌はとても美味しいのである。

発酵するとき酵母や乳酸菌も働いて酸味を付与したり、

香気成分も作るので風味は一段と高まって、

原料の大豆とはまるで違った嗜好食品になっているのである。

この味噌のうま味や酸味、香気成分は料理される材料を

丸ごと包み込むので出来上がった料理は誠にもって美味しくなるのである。

 

また味噌には出汁と調和するという効用があるのである

カツオ節や昆布、しいたけなどは核酸系呈味体が中心で

この呈味体がアミノ酸呈味体と出会うと

いわゆる味の相乗効果が起こって猛烈に旨味が増強されるのである。

 

さらに味噌には緩衝能という物理的、生理的性質があって

味を様々に変化させることができる

たとえば、酢の酸味が強すぎるとき、そこに味噌を少し加えてやると

酸味が和らげられるので酢味噌やぬたなどの料理に応用されるのである

 

味噌は他の食品と比べて驚くほど強い抗酸化力が備わっている

大豆を使う味噌には大豆から資質がいっぱい入ってくるので

製品味噌には5~6%の脂質が含まれているがそれが酸化されることはなく

またビタミン類の酸化も抑えられて残存している。

この抗酸化物質の正体は味噌中に大豆から溶け出したサポニン、イソフラボン

トコフェロール、レシチンのような抗酸化物質や

発酵によって生じた様々な抗酸化力のあるペプチド、メラノイジン、

のような物質であることがわかってきている

 

小泉武夫著 醤油・味噌・酢は凄いの本から

国酒 松(宮崎市)

しなとの店長をやっていた

小松山龍辰氏が独立して

6月4日にお店をオープンされるというので

プレでお邪魔してみた。

 

場所は山形屋の横の路地の哲心の前のビルの2F

名前は松

普通の階段を上がり木製のドアを開けると

そこは別世界が拡がる

L字の重厚なカウンター、心地の良い椅子、内装、照明

それらを含めてとても落ち着きがありセンスを感じる

活けてある芍薬も綺麗だ

聞けば今までの自分のネットワークから

器や音楽に至るまで依頼して作り上げたのだという

しなとの店長時代にそこまでの志を持っていたのかと

改めて感心してしまった

今日は最初から伊勢錦のるみ子の酒をお燗で

徳利の重さがとても良い

平杯も素晴らしい

みょうがの土佐酢

佐土原茄子の揚げ出し

出汁醤油で焼いた金目鯛

飛露喜のかすみしぼり

バンビグラスが可愛い

南の島豚の西京焼き

これには黒木本店の球

14度と飲み易くみずみずしさを感じる焼酎

 

最後は定番人気の茶わん蒸し

出汁はその日で変わるので作るそうだ

じっくりとカウンターで小松山氏の手さばきを見ながら

会話を楽しめる貴重な空間が宮崎に誕生する

松のように冬でも枯れず凛々しい姿を保ってほしい

今日はその小松山氏の未来に乾杯だ!

 

 

感性度  ★★★★☆

 

国酒 松

宮崎市橘通東3丁目4−9第一ワタナベビル2F

0985-23-9392

中華そばシンジョー(宮崎市赤江)

宮崎市赤江、以前旬菜まつのが入っていた店舗に

中華そばの暖簾がかかっていた

その個性的なロゴから期待と予感が錯綜しながら

お店にお邪魔した

カウンターにはコロナ対策で手作りの仕切りがある

自動販売機で醤油煮卵入り中華そば800円を注文

 

期待通りの麺構え

透き通った琥珀色のスープが色っぽい

チャーシューは豚と鶏

 

魚貝と鶏のWスープを飲むと

優しく心に染みるような味わいだ

無化調でありながら非常にレベルが高い

全粒粉だろうか?

麺もとても美味しい

 

惜しいのは豚チャーシューが

低温ローストでピンクに仕上がっているのは良いのだが

噛み切れないほど固かったのが残念

この点を改良するだけで一挙に評価はぐんと上がるだろう

スープは図抜けているだけにこれからが楽しみだ

 

琥珀色度  ★★★★

 

中華そばシンジョ—

宮崎市赤江543番地ライフ3104

平日土曜  11:00〜15:00   17:00〜19:00

日曜祭日  11:00〜15:00

水曜日休み

の山

人生をよく山に例える人がいます。

確かに人生とは、どこまで登っても

頂上のない大きな山かもしれません。

私はその山に名前を付けました。

 

その名も「の山」です

 

その山を登るのは至難の業です。

なんせその山には「よだ木」という木が

ベラっと生えているからです。

この「よだ木」が曲者です。

この木を切り倒し開拓しなければ

の山を登っていくことはできません。

また開拓するためには「よだ木」の根っこの

しからむかむ根を掘り起こさなければなりません。

 

さらに「よだ木」には

しょの実、ねた実、ひが実という実がつきます。

これらを開拓すれば素晴らしい木が生えてきて

やっちみろか根が張り出します。

そうしてそのうち

人間実、あわれ実、つよ実という素晴らしい実をつけます。

 

「の山」の山を登るのを嫌がって

「てにゃ丘」に登って満足する人もいますが

「てにゃ丘」にはでい蛇、ぼく蛇という怖い毒蛇がいます。

それらの蛇にかみ殺されてしまうのがおちです。

 

「よだ木」に負けずに「の山」を精一杯上りましょう。

 

宮崎県のある学校の先生が書いた文章のようだ

人生を山に例えて宮崎ならではの方言でユニークに表現している

自分に対する戒めとしたい!

イル・ソリーゾ ilSorriso(宮崎市)

宮崎の地でしっかり根を張り

イタリアの食材と宮崎の旬の食材を融合させた

地産地消型のイタリアンを出すお店がある

名前はイル・ソリーゾ

宮崎の食通の間でも人気のお店だ

しかもこじんまりしていてとても落ち着ける

まずは木苺を入れたスパークリングで乾杯

前菜はイサキの炙りと牡蛎が美味い

ビーツのサラダも彩を添えている

ピエモンテならではのバーニャカウダ

これにトリュフをかけて食べる

中には卵が入っており濃厚な旨さ

そら豆とボラージネ(イタリア野菜)を練りこんだパスタ

リゾット

はたと雲丹が

春キャベツの上に

ソースはカタクチイワシの魚醤

和牛のビステッカ

デザート

いつも思う事だが料理もさることながら、奥様の接遇が素晴らしい

しかもお店のBGがとてもセンスが良い

選曲も奥様がされているのだとか・・・

料理だけでなく音楽も楽しめる隠れ家イタリアンだ

 

センス度  ★★★★☆

 

イル・ソリーゾ ilSorriso

宮崎市橘通東3-5-28

0985−22−5766

18:00〜22:00

日曜休み

万作(宮崎市)

万作が2020年3月16日前のお店の前にオープンした。

2019年12月末で突然お店を閉められた時には

宮崎の万作ファンは驚き、嘆き悲しんだ

私もそのファンの一人でもある

40年以上も前から

サラリーマン時代からお世話になっているお店なので

とても愛着がある。

お店に入るとL字型のカウンター

カウンターは前のお店から持ってきたものだ

ただカウンターの席数が以前の2分の一程度と小さい

こじんまりとなったイメージになった

新メニューのアボガドと鮪とヤマイモ

定番の金串は豚タンの串

相変わらずの旨さだ

旨煮

甘い味付けは昔の通り

お新香

さっぱり旨い

少し価格は高くなったが、何よりもまた万作の味が楽しめるのが嬉しい!

味新こって牛(都城市)再び!

都城の居酒屋で大好きなお店が味新こって牛だ

刺身の素晴らしさもインパクトがあるが

とにかくメニューは何でも美味しい

一度お邪魔してファンになった

料理をさばくのは2段構え

前は味新の大将が刺身などを調理

後ろで揚げ物を切り盛りするのがこって牛の大将だ

2人の料理人で何でもこなす

スピードも速く、見ていて気持ちが良いほどだ

しかも気配りもされてとても心地良い

カウンターに座りまずは刺身

光り輝くサバが美味しい

太刀魚もとても新鮮で質が良い

これで1000円とはすごいと思う

カキフライ

ぷりぷりでこんなに出てきた

卵焼き

甘目が良いと注文してこんな風に

ふわふわのとろとろだ

お酒は日本酒の品揃えが少なく残念だが

都城だからしょうがないか?

 

最後の〆はにゅうめんにした

しみじみとした味わいでほっとする

ご主人の気配りもホスピタリティを感じる

大勢で部屋で食べるのも良いが

私はカウンターで2にの料理人の料理を見ながら

楽しむのが最高だと思っている

また来ますと言った時のご主人の笑顔が素敵だった

宮崎を代表する居酒屋の名店だ!

 

2段構え度  ★★★★☆

 

都城市中町3−5

18:00〜23:00

0986−22−5391

日曜休み

花浅葱の春(宮崎市)

宮崎でなかなか予約が取り難いお店が花浅葱

旬の料理、出汁の旨さと器の良さ

土鍋ご飯の美味しさがいつしか

宮崎のご婦人たちの心を掴んでいる

ほぼ全員が次の予約をして帰るので

いつしか3か月先しか予約が取れないお店になった

コロナウィルスの影響もあまりないようだ

さてカウンタに座り料理を待つ

ヒラメの昆布締めとイカとクレソンの海苔和え

日向夏の酸味が爽やかだ

日南鶏の治部煮と大根のすまし汁

大根がとても美味しい

ほうれん草の白和え

粽のから揚げとフキノトウの天婦羅

春を感じる味わい

土鍋ご飯とほうれん草の味噌汁

ご主人の淡々とした調理の様子を見るだけで

料理の旨さが見えてくるようだ

それではまた3か月後!