万作(宮崎市)

万作が2020年3月16日前のお店の前にオープンした。

2019年12月末で突然お店を閉められた時には

宮崎の万作ファンは驚き、嘆き悲しんだ

私もそのファンの一人でもある

40年以上も前から

サラリーマン時代からお世話になっているお店なので

とても愛着がある。

お店に入るとL字型のカウンター

カウンターは前のお店から持ってきたものだ

ただカウンターの席数が以前の2分の一程度と小さい

こじんまりとなったイメージになった

新メニューのアボガドと鮪とヤマイモ

定番の金串は豚タンの串

相変わらずの旨さだ

旨煮

甘い味付けは昔の通り

お新香

さっぱり旨い

少し価格は高くなったが、何よりもまた万作の味が楽しめるのが嬉しい!

味新こって牛(都城市)再び!

都城の居酒屋で大好きなお店が味新こって牛だ

刺身の素晴らしさもインパクトがあるが

とにかくメニューは何でも美味しい

一度お邪魔してファンになった

料理をさばくのは2段構え

前は味新の大将が刺身などを調理

後ろで揚げ物を切り盛りするのがこって牛の大将だ

2人の料理人で何でもこなす

スピードも速く、見ていて気持ちが良いほどだ

しかも気配りもされてとても心地良い

カウンターに座りまずは刺身

光り輝くサバが美味しい

太刀魚もとても新鮮で質が良い

これで1000円とはすごいと思う

カキフライ

ぷりぷりでこんなに出てきた

卵焼き

甘目が良いと注文してこんな風に

ふわふわのとろとろだ

お酒は日本酒の品揃えが少なく残念だが

都城だからしょうがないか?

 

最後の〆はにゅうめんにした

しみじみとした味わいでほっとする

ご主人の気配りもホスピタリティを感じる

大勢で部屋で食べるのも良いが

私はカウンターで2にの料理人の料理を見ながら

楽しむのが最高だと思っている

また来ますと言った時のご主人の笑顔が素敵だった

宮崎を代表する居酒屋の名店だ!

 

2段構え度  ★★★★☆

 

都城市中町3−5

18:00〜23:00

0986−22−5391

日曜休み

花浅葱の春(宮崎市)

宮崎でなかなか予約が取り難いお店が花浅葱

旬の料理、出汁の旨さと器の良さ

土鍋ご飯の美味しさがいつしか

宮崎のご婦人たちの心を掴んでいる

ほぼ全員が次の予約をして帰るので

いつしか3か月先しか予約が取れないお店になった

コロナウィルスの影響もあまりないようだ

さてカウンタに座り料理を待つ

ヒラメの昆布締めとイカとクレソンの海苔和え

日向夏の酸味が爽やかだ

日南鶏の治部煮と大根のすまし汁

大根がとても美味しい

ほうれん草の白和え

粽のから揚げとフキノトウの天婦羅

春を感じる味わい

土鍋ご飯とほうれん草の味噌汁

ご主人の淡々とした調理の様子を見るだけで

料理の旨さが見えてくるようだ

それではまた3か月後!

洋食のアケミ(大津)

浜大津の駅を降りると琵琶湖が目の前

お天気も良いので大津市内の散策

アーケード街を歩きながら、路地に入ると

洋食の食堂が目についた

名前もアケミとスナック風なのが面白い

お店に入り椅子に座り周りを見渡す

観光客と地元サラリーマンが

オムライスやチキンカツ、ランチなどを頼んでいる

きょうの日替わりランチ

ひき肉オムレツ 730円 を頼む

注文が入る度、ご主人が一皿一皿を丁寧に調理されている

日替わりのオムレツも

腕の確かさを感じる味だ

こんな昔ながらの洋食屋さんが少なくなった

定期的にワイン会も開催されているようで情熱も感じる

まだまだ頑張ってほしい街の洋食屋の一つである

 

街の洋食度  ★★★☆

 

洋食のアケミ

滋賀県大津市長等2−9−34

077−522−0339

水曜休み

11:30〜2:30  17:30〜21:30

三井寺(大津)

浜大津の駅から歩いて10分ほどで

三井寺の玄関、仁王門に着く

琵琶湖を見下ろす長等山中腹にある

正式名は長等山園城寺(おんじょうじ)

ここは天台寺門宗の総本山

平安時代、智証大師円珍和尚により中興された

1200年の歴史を誇る寺だ

この仁王門は徳川家康の寄進によるもの

近江八景の一つとしても有名なのが三井の晩鐘

音色が美しいことでも知られている

 

金堂(国宝)

桃山時代を代表する華麗な名建築

三重塔

奈良から移築されたもの

山の中腹に広がる広大な敷地に

琵琶湖を見守りながらたたずむ三井寺

悠久の時と豊かな大自然にに身を任せながら

静かに自らの生き方を考えてみた

高倉(京都)

割烹の品格で居酒屋のような気取らない心地よさ

その2つを兼ね備えているようなお店が

京都の高倉だ

カウンターとテーブルが2つだけのお店なので

予約は必須

カウンターに座り小鼓を注文

お通しはおでん

日本酒は兵庫の小鼓

何にも食べていなかったので

2,3杯飲んでようやくほっとする

自家製ゴマ豆腐のねっとり感が酒と合う

うるいのフキノトウ味噌和えのあとは

うなぎとごぼうの柳川

酒ととっても合う

最後にカツを狙っていたら、横の熟年カップルに

カツを取っといてと出し抜かれてしまった

残念だがカツはこれで終わりのようだ

 

家族経営のほのぼの感と

ご主人の包丁さばきの腕とセンス

そして器の良さが

このお店の魅力度をアップしている

それではと九条ネギと刻みのにゅう麺

出汁の旨さが心に染みる

京都高倉の夜はにゅう麺で〆るのも乙なものだ

 

 

包丁人度   ★★★★++

 

高倉

京都市中央区夷川通瓦町西入る西革堂町205

075−231−5633

17:30〜23:00

日月休み

和の心を知る(福島祥郎)

株式会社オリエンタルランド特別顧問の

福島祥郎さん

宮崎在住の気功の丸山先生のご紹介で仲良くさせていただいているが

年に1度、宮崎に来られた際は日本酒を飲みながら

福島さんの独自の人生観を聞くことが楽しみになっている

そんな福島さんが

シニア世代の人たちの雑誌に寄稿されている

どう生きていくのかをテーマに心に響く文章なのでご紹介したい

 

世界的には今、予測不能な激動の時代です。

日本でもまた、過去数年、蓋をしていた闇が

大小噴き出していることはご存じのとおりです。

全ての分野において原理的な変革が求められており

大きく変化していることを実感します。

支配から対等へ(パワーバランス)

共創から創造へ、考えは感じ方から、行動も感じ方から

全ての変化が人間の本質、つまり内的な心の在り方へ向かっています。

・・・・・

和の心を知る

日本人は太古から自然の恩恵を受けながら共に暮らしてきました。

そこに存在するすべてに感謝しながら生きてきました。

象徴的な表現「おかげさまで」は日本独特な言葉です。

目に見えない神々が宿る偉大な自然を崇拝して生きてきた

日本人の感謝の気持ちが込められています。

自然観もまた独特で、そこに存在するすべての音、風、雨

小川のせせらぎ、波、景色も「美」として捉えられています。

その自然現象に体として幸福感を感じていました。

この感受性は世界に誇れる繊細な感性です。

日のいづる国に、世界の文明が流入し、それが融合され

真の美や価値を見出し、その宝庫となっていることを忘れてはなりません。

日本の素晴らしさは和という言葉に表されます。

和の根幹は日本人の自然観です。

この和を知ることが、日本人らしさを取り戻す第一歩になります。

和は人間の本質で大切な意味があります。

和の心は

「美しいもの・可愛いもの・清らかな物に心を寄せる」

「他人を思いやる・優しい心」

「無粋でなく粋」「謙虚な心」で心情です

和は調和を大切にし、安心して、心が安らぐことです

・・・・・

日本を表す和という文字はこれからの日本、日本人

さらには世界中で共有したい価値観があります

・・・・・

これからは「内」すなわち、心や情けを求める人間として

バランスの取れた姿を考える時代になります。

心の働きの目的が感性で、知性は手段です。

和の心と感性を知り、自覚し、人として成長を続ければ

あなた自身にも人間力が備わり

しあわせが訪れることは間違いありません。

 

コロナウィルスの感染、ゴーン事件

アメリカの断絶など様々な予想外のことが起きている今

福島さんの言われる

日本人の持つ和の心が世界を救う鍵になるかもしれない

シュトラウス(青森市)

青森の町にしゃれた洋菓子屋さんがある

創業明治24年の老舗の洋菓子部門がシュトラウス

多分名前はヨハン・シュトラウスから取られたのだろう

お店に入り2Fに上がると

まるでオーストラリアのカフェに

入ったような重厚で落ち着いた空間が現れる

セレブなおばさま方がお茶と会話を楽しんでいる

椅子に座り

名物ザッハトルテとウインナコーヒーを頼む

このお店の先代である三浦氏はオーストラリアで修業され

1986年にオーストラリアの国家資格(コンディトアーマイスター)

菓子職人最高位を取得された

その人気のお菓子がザッハトルテだ

少し甘さを押さえたザッハトルテは濃厚でとても美味しい

ウィンナコーヒーミルキーで飲みやすい

まさか青森でウィーンを体感するとは

夢にも思わなかった

 

ウィーン度 ★★★★+

 

シュトラウス

青森市新町1−13−21

017−722−1661

11:00〜17:30

 

神様のカルテ(夏川草介)

私の恩人であり、仕事の基礎を教えてくれ

人生勉強まで数々の体験をさせていただいた方は

1999年に肺がんで亡くなった

蔵元の方で大変お世話になった方も

2017年にすい臓がんで亡くなった。

そして近親者も2020年1月にがんで亡くなった

周りを見渡すとがんの方々が多い

病院に行き、現場を見たり実際に体験すると様々な感想を持った

一生懸命治療をしていただいた先生や看護婦さん

治療を見守る家族の不安と期待

治療する本人の不安と希望、そして苦しみと悩み

そんなことを想いながら

再度神様のカルテを読み直してみた

地方病院に勤務する栗原医師が

人としての医療を自分なりに歩みを進めていく

そんな医療小説の名作でもある

緩和治療するほか方法がないガン末期の患者

安雲さん

誕生日にはもう一度山を見たいという安雲さん

の要望をかなえてあげる

準備は整い

車椅子に移った安雲さんの顔色は思っていたよりは良い

セーターの上にコートを羽織り

マフラーを巻いて完全冬対策の装いだ

頭には赤茶けたかわいらしい毛糸の帽子

なんだか安雲さんによく似合っている

帽子似合っていますね

私の声に安雲さんは嬉しそうにうなずいた

「三十五年も前の夫のプレゼントなんですよ

この帽子はお墓まで持っていくんです。

私が死んだときには、きっと頭にかぶせてくださいね、」

「夫は四十二歳で脳溢血で急死しました。

あれから三十年、ほんとに寂しい思いばかりしてきました。

寂しい寂しいと思いながら、それでも訳も分からずここまで生きてきました

ようやく寂しさに慣れたと思ったらこんな大病をし

大学の先生には見捨てられてしまい、やっぱり孤独で・・・

それだけの人生でした」

「でも最後の最後にこんな幸せな時間が待っていたなんて

本当に人生とはわからないものです」

安雲さんはその2日後に息を引き取った

その病室の戸棚から毛糸の帽子が見つかった

そのなかに栗原先生宛の手紙が入っている

先生はこの手紙を読んでいらっしゃるという事は

私はもう夫に会いに天国に旅立ってしまった後のことでしょう。

私にあの帽子をかぶせてくださるという約束を忘れずにいてくださったという事です

重ね重ね感謝に耐えません

・・・・・・・・・・

病の人にとって、最も辛いことは孤独であることです。

先生はその孤独を私から取り除いてくださいました

たとえ病気が治らなくても、生きていることが楽しいと思えることが

たくさんあるのだと教えてくださいました

・・・・・・

もしかしたら、夫が亡くなってからの三十年で

最も楽しい時間ではなかったか、と

実体験の直後だからこそなおさら

一つ一つの言葉が心に深く染み入ってくる

そして形にならぬ哀歓と対象の定まらない憤りが心を駆け抜けていく

良い小説だ

角打ち しなと(宮崎市)

宮崎市人情横丁に雰囲気の良い立ち飲み屋がある

お店はしろきじの向かい

名前はしなと

カウンターだけのお店だが

店長の小松山氏の蝶ネクタイと笑顔に癒される

飲み物は焼酎、日本酒、ワインどれでも来いの

品揃えだ

今日は食事が終わってからの軽い2次会で顔を出す

 

お燗の日本酒というと

ひこ孫と九平治を出されたので

まずは九平治のお燗

お燗専用で造られたのだという

徳利は実家から持ち出してきたのだと

とても良い

メニューも独創性があふれている

毎日自分が考えたコラムを書いて

その後にメニューがずらり

こんな気配りはなかなかできない

 

つまみは青菜のお浸し

九平治のお燗は飲みやすいが

何となくちょっと落ち着かない

 

最後はここの店の名物ともなっている

茶碗蒸し

少し濃い味だが、酒飲みには最適だ

手間がかかっているのに価格も350円とCPが高い

 

小松山氏は大吟醸を楽しむ会には

毎年ボランティアスタッフで参加してくれる

貴重な実戦メンバーでもある

またこのお店で小松山氏の笑顔に癒されたいものだ

 

立ち飲み小料理度 ★★★☆++

 

角打ち しなと

宮崎市中央通り6−37 人情横丁

0985−24−4510

17:00〜 日曜休み