はやふね食堂(森下)

森下と言えば煮込みの山利喜、馬肉料理のみの家

カレーパンのカトレアなど下町らしい有名店があるのだが

まだまだ奥深い場所がある

 

森下駅から歩いて5分ほどした場所に

いかにもTHE食堂というような大衆食堂がある

たたずまいも昔と同じ

暖簾をくぐり入ると

常連さんたちがビールを飲んでいる

思わずつられてビールと言ってしまった

ラガーの大びんにサバの味噌煮とほうれん草

で一人昼酒で乾杯

女将の接客がぶっきらぼうだが心地良い

裏で料理を仕切るのはご主人だ

あるふれたものをおいしく作る熟練の技

下町の懐の深さを感じる

ビールはキリン、酒は菊正宗と潔い

おふくろ度満載の大衆食堂だ

価格も素晴らしく安い

 

 

THE大衆食堂度 ★★★★

 

 

はやふね食堂

東京都江東区森下3丁目3−3

03−3633−3230

10:40〜14:00 17:00~21:00

日曜祭日休み

しづか(松本市)

松本で飛び込みで行った居酒屋が満席だというので

近くを探していたら

雰囲気の良さそうなお店があったので入ってみた

入ると思った以上に大きい

松本民芸家具がたくさんあり

それが店全体に良い重厚感と風格をかもしている

 

女将のすすめられるままにカウンターに腰を下ろし

馬刺しと岩波のお燗

馬刺しで有名なのは東北、松本、熊本だが

聞くと古くから農耕馬を食用で食べるようになったのだそう

赤身がまろやかで美味しい

岩波も辛口でサラリと入る

カウンタの一枚板が素晴らしい

木は檜だという

今ではめってにお目にかかれないほどの厚さ

つぎは松本名物「山賊焼き」

いわゆる鳥の竜田揚げ

店によって味が違うのが松本流

とりあげるから山賊焼きとは?

単なるだじゃれから来ているのだろうか

風味があって香ばしい味わい

お酒は大信州の冷

正面には若山牧水の和歌が

白玉の歯にしみとおる秋の夜のさけはしづかにのむべかりけり

お店の名前のしづかはどこからとられたのですか?

和歌からですかとお聞きすると

和歌ももちろんですが、初代の女将の名前が「しず」でしたのでとの答だった

女将は三代目

雰囲気、心づかい、声ともに

印象に残る庶民的な美人だった

今度は名物だというしづかのおでんも楽しんでみたいものだ。

 

 

 

心遣い度  ★★★☆++

 

 

しづか

松本市大手4−10−8

12:00~23:00

日、祭日休み

松本城と草間彌生

松本駅から町を歩き松本城へ向かう

何故世界の小澤氏が

音楽フェスティバルの地に松本を選んだのか

気になっていたからでもある

街を歩くとこじんまりとした蔵の町並み

古そうな醤油や味噌のお店

アイビーがいっぱいの古そうなおしゃれな洋館

など文化の香りをどことなく感じる

 

松本城

五重の天守閣の中で

現存している中では日本最古の木造天守閣と言われる

白と黒の対比が美しい

外国人観光客も多い

夜の松本城も印象的だった

草間彌生の幻の花がある長野市美術館に行った

水玉のドットマークが美術館一杯にディスプレイされている

草間彌生も松本出身だという

 

城、蔵の白壁、洋館、民芸家具、食

松本の底辺に共通するものは文化であることを実感した

何故小沢氏が松本を選んだのかわかった気がした

また訪れてみたい良い街である

NagaiStyleペアリングディナー(報告)

モダンフレンチと水芭蕉の饗宴

NagaiStyle ペアリングディナーを

11月21日宮崎観光ホテルのディアマンルージュで開催した

料理はゲストシェフの小野シェフと宮崎観光ホテルの太田シェフ

NagaiStyleとは

ワインの世界ではスパークリング、白ワイン、赤ワイン、デザートワインと

料理を合わせるように

永井氏は日本酒でも4つのカテゴリーで日本酒を誕生させた

開発には20年かかったそうだ

スパークリング、大吟醸、ビンテージ、デザートサケ

2013年には700回も失敗を繰り返し、ようやく

スパークリングの瓶内2次発酵のMIZUBASHO PUREの開発に成功

ビンテージは10年以上熟成したお酒

デザートサケは貴醸酒を

マイナス2度で7年間貯蔵させて完成させたもの

MIZUBASHO PUREには

宮崎キャビア1983と西米良サーモンのタルト

大吟醸 翠(すい)

アワビとその肝のリゾット(穂波の舞)アランチーニ仕立て

鴨のローストとフォアグラの味噌漬けのポアレ

大吟醸 雪ほたか

ねこやさんの日南どれ白身魚 ウニとホタテの衣をまとって

水芭蕉 VINTAGE2006

昆布締めした笹ビーフモモ肉ロースト

デザートサケ

生チョコショコラの模様の上に

ダイワファームのクリームチーズのアイスクリームと

酒粕を使ったロールケーキ

参加者の皆さんは日本酒と料理のペアリングを

堪能されていたようだ

水芭蕉の永井社長をはじめ小野シェフ、太田シェフ

そして宮崎観光ホテルのディアマンルージュ清水支配人他

多くの方々のご協力で成功につなげることができた

深く感謝を申し上げたい!

善光寺(長野市)

十数年ぶりに長野に行ったので

あまりの天気の良さに

せっかくだからと善光寺まで足を延ばした

 

善光寺は1400年以上の歴史があり

日本最古の寺の一つとしても知られている

仏教の宗派が分かれる前のお寺でもあり

そんな意味でも無宗派のお寺だ

江戸時代には

一生に一度は善光寺参り

牛にひかれて善光寺参り などと言われ

全国から親しまれているお寺である

入口から山門までの400mの参道には

777枚の石畳が敷かれている

仁王門

本堂

善光寺の御利益は極楽往生

年間参拝客は600万人にもなるという

長野駅から善光寺に行く風景を眺めるだけで

長野市が善光寺の門前町だという事が良くわかる

IWCで世界を制した南部美人(久慈浩介)

南部美人の蔵は岩手県、二戸市にある。

南部美人の久慈浩介氏は、東京農大卒業後

蔵に帰ってきた。

東日本大震災の後、全国で自粛ムードが高まり

日本酒も沈滞ムードだった

その時に、久慈浩介氏の発したyoutubeでの

全国の皆さん、東北を応援するために、東北のお酒を飲んでください

とのメッセージが報道ステーションで放送された

この効果は絶大だった

瞬く間に東北のお酒を飲んで東北を元気づけようという

ムーブメントが広がったのである。

その天性の明るいキャラクターは

2016年に公開された映画カンパイの主役の一人としても抜擢され

世界にお酒のムーブメントを拡げていった

さて今日は久慈氏の講演だ

二戸市は漆の産地だそうだ

国内の7割のシェアを誇っており

金閣寺や日光東照宮などは全て二戸市の漆なのだという

ただ日本の漆は2.3%が国産、後の97,7%が中国産だという

二戸市は漆をまちづくりに生かそうと

漆はじめ事業を行っている

赤ちゃんが生まれたら3年間、漆の椀を貸し出すというものらしい

面白い試みだ

さて酒米の話が面白かった

吟ぎんがとぎんおとめ

どちらも岩手県の酒米だが、吟ぎんがとぎんおとめが

同率で首位となり

岩手県は南部で栽培される吟ぎんがと

北部二戸市で栽培される稲作環境の悪さなどから吟ぎんがが酒米として認可された

ここで待ったをかけたのが南部美人の久慈さんたちだった

知事に再要請した

知事はあと一年再トライを了解した

結果平成11年にぎんおとめが認可された

吟ぎんがは吟醸に、ぎんおとめは純米に向いているという

久慈氏の奥さんは東京農大の同じ研究室

研究室の教授はもちろん小泉武夫教授だった

お台場でプロポーズした際

絶対世界一の酒を造ると誓った

二戸市の酒米を使った酒プロジェクトがスタートした

2016年南部美人の純米酒がIWCトロフィーをとり

7月に開催されたIWCでチャンピオンサケを受賞した

時はまさしくカンパイを公開した時と同じだった

奥さんに約束を実現できて裏しかった

しかしその言葉を奥さんは覚えていないという

南部美人の蔵元でありながら

東京農大の客員教授も兼任されている

今後のワールドワイドな活躍を祈念したい!

万作(宮崎市)

私のサラリーマン時代から独立しても

喜びも悲しみもここのお店のカウンターで味わった。

それだけに思いが深い店でもある

場所は橘通西2丁目のバス停の裏の路地を入ってすぐ

店構えが渋い

カウンターに座り

店を初めた当初からあるという佐渡の金鶴の燗をもらう

お店を始めたころは日本酒が多かったそうだ

それから焼酎になっていった

昔は焼酎は八重桜だけだったそうだ

今では焼酎は6種類ほど置いてある

肴は湯豆腐

カツオを上からかけて出てくる

次はここの名物、豚タンの串

金串にしているのは熱の通りが良いからだと・・・

南九州産の新鮮な豚だから匂いもなく旨みも凝縮している

ときどき無性にここの串を食べたくなるのは

私だけではないだろう。

聞くと30年ほど前

今のご主人の田村さんが始めたのだという

焼きナスも炭火で焼き上げるだけに

ふっくらとおいしい

旨煮も人気だ

じゃがいも、人参、こんにゃく、ゴボウに鶏肉、蒲鉾を入れ

甘がらくたき上げる

これも少し甘いが癖になる味だ

私の人生と共にあるお店と言ってよい

4代目も元気に継いでいるのでまだまだ楽しめるお店だ

いぶし銀度   ★★★☆+

万作

宮崎市橘通西2丁目2-5-19

0985-24-2823

17:00‾22:30

(日祭日休み)

広告主(黒田博樹)

今年は絶対日本一だと確信していた

広島カープファンにとって

日本シリーズ11月3日のあっけない幕切れは

とても寂しく、気分も沈んだものになっていた。

 

しかし広島カープファンにとっても

引退を決意していた新井貴浩氏にとっても

意外なサプライズが11月5日に待っていた

 

中国新聞 11月5日の朝刊に

カープレッドの一面広告

そこには新井貴浩氏のイラストと

「結局、新井は凄かった」のキャッチコピー

何と一番下には広告主 黒田博樹のサインが・・・・・

想像もできないサプライズが一番人々を感動させる

沈んでいた広島カープファンに元気を与え

何よりも新井選手にとって途方もない人生最大のプレゼントとなった

 

2人のリーダーシップで築きあげてきた新生広島カープ

盟友 新井貴浩氏と黒田博樹氏との

ゆるぎない信頼関係と男同士の友情を感じるとともに

カープ愛を実感する全面広告だった

個人的には2018年の新聞広告大賞をあげたい!

永澤仁(クリエイティブディレクター)

広告業界の鬼才と言われる永澤仁氏の講演会が

宮崎県工業技術センターの主催

宮崎グラフィックデザイナーズクラブの共催で

11月3日県電ホールで開催された。

国内外で100以上の受賞歴

 

永澤氏は泉谷しげる氏のような風貌

最初からとりとめのない話が面白い

意味のある話をしたいと思うと

意味のある内容は数珠つなぎになり

数珠がグシャグシャに固まって

一見支離滅裂で意味のない話に見えがちだけど

浮き上がる何か一言でも刺さってもらえれば良い

意味のある話は一筋縄ではいけない

幸せが一筋縄ではいかないのと一緒です

現在セブンイレブンのコミュニケーションディレクター

の仕事に専念されているそうだ

最初のセブンイレブンのプレゼンの話が面白かった

代理店から依頼があり

時間が迫る中で持って行ったのは一枚のメモ用紙

そこには詩を書いていた

ただ、その時代理店は泥舟をつかまされたと嘆いたという

4社プレテの最後

永澤氏はプレゼンで「近くて便利」を再定義した。

近い、それは物理的な距離ではない

人の心に近い、あるいは人の心に寄り添う

それが近いという言葉だ

便利、それの本質は

美味しさであり、品質である

このようなプレゼンを行い、聞いていた井坂社長が涙を流したという

きっとぼんやりしかわかっているけど形が見えなかった正解を

僕が提案できたからだと思う。

 

個人的には志を持った人々が

互いに切磋琢磨するような場を作りたいと思い

志塾を2009年に立ち上げ「ジブン電通化計画」なども開催されている

これからは個人でも会社でも組織でも

周りに頼るのではなく、自分の価値や強みを、自分なりに構築していかないと

やっていけない時代だと思う

軸となるものが太く正しいかどうかが重要であり

その軸以外は変化し続けていく

 

永澤氏の言葉には現在を読み解くカギが秘められていた!

しかしそのカギを見つけるには容易ではない。

都農ワインハーベストフェスティバル

10月21日都農ワインで新酒をお祝いするイベント

ハーベストフェスティバルが開催された。

朝早めに到着したのだが、天気も快晴で人も多い

運動公園の駐車場に止めシャトルバスで都農ワインに向かう

駐車場誘導は都農の役場の方々で

都農町全体で新酒をお祝いしているような体制でホスピタリティを感じる

まずはマリアージュチケットを2000円で購入

ワイングラスとワイン5杯がついている

忙しそうな赤尾工場長に挨拶して

会場を見て回る

会場の各所にワインの引換ができるブースがあり

どこにいてもワンが飲めるシステムになっている

グルメブースには

ダイワファームの大窪社長のご家族も来られていた

チーズとワインは絶好の相性だ

チーズを溶かしてバゲットと食べると本当に美味

チケットを買った方には豚汁のふるまい

キャンベルワインと豚汁は2004年のワインレポートの本に書かれてある

デニス・ギャスティンと言うワインジャーナリストの記事だが

キャンベルロゼは甘く、しかし食事を邪魔するような感覚ではなく

興味をそそるスパーシーなブーケと芳しさに酔う

豚汁など地元の食事とよく合うと書かれている

名古屋の土手煮込みも美味しかった

この収穫祭は都農ワインだけではなく、都農町全体の町をあげての

活性化イベントと成長していることを嬉しく感じた。