美女と野獣(第144回芥川賞)

まさしく美女と野獣だ
第144回芥川賞はきことわの朝吹真理子と苦役列車の西川賢太に決定した
文章表現、外見、実生活、風貌 ものの見事に正反対
共通点は唯一つ 文章力のテクニックの凄さだ
 
きことわ (朝吹真理子)
 
なんとも柔らかくそれでいて響きのあるタイトルだろう
フランス文学名門一族の家に生まれ、
詩人 朝吹亮二氏の娘でもある
自らも松尾芭蕉の奥の細道をめぐったり
歌舞伎の鶴屋南北などの研究など古典もしっかり勉強している
慶応大学前期博士課程在学中の26歳 
まさしく正真正銘のセレブ美女
 
貴子(きこ)と永遠子(とわこ)の2人の女性の
25年間という時間を隔てての再開
葉山の別荘に遊びにきた貴子(きこ)と葉山の別荘の管理人の娘 永遠子(とわこ)
貴子(きこ)8歳、永遠子(とわこ)15歳の夏の一日
別荘が壊されるということで25年ぶりに葉山を晩秋に貴子(きこ)が訪れることになる
時間、記憶がモザイクのように精密に計算されている表現が
頭の悪い私には時間のからくりに満ち溢れていて少し読みずらいところもあったが
審査員にはほぼ完璧な評価だった
ただ私など一般の人には少しわかりづらく、少し退屈
限りなく洗練されているがなんとも曖昧なのだ
なぜか浅い眠りの中で夢を見つつまどろんでいる頭の中に
現れる情景に似ていたりもする
夢か現実かわからないパステルカラーのトンネルの中にいるような錯覚さえする
文章の圧倒的なテクニックと表現力
人生経験がもうすこし深くなってからの文章表現が見たいものだ
久々の大型新人が誕生した
 
受賞しての彼女の文章がとても作品を良く表しているので紹介したい
 
1秒はまた次の1秒へと続く
進み続ける時間に隙間などは存在しようがないはずなのに
ときおり思いもよらない形でぴたりと接しあう1秒1秒の切れ目に
ヴィジョンが差し込まれてくる
それは時間の裂け目から不意に現れてはすぐ消える・・・・
・・・・ヴィジョンは時間の理の向こうからやってくる
それは到来した後にしかわからず、たえず未来からやってくる
永遠に 『現在』 とならないところから到来するものだと思う
私の書く手も、おずおずとだが、『未来』に向けて差し出しているという気がしている     (朝吹真理子)
 
苦役列車 (西村賢太)
 
中卒、逮捕歴ありのキャッチが、そのままぴったりはまってしまう風貌だ
まさに野獣と言ったほうがいいだろう
どーんと重量感あふれる文章は実生活から来た
質感から出てきているのだろう
悪びれもなく開き直った私小説
豊穣で甘えた時代の中で反逆的な表現はむしろ新鮮でさえある
不安という時代背景の中で
時代の共感は思った以上に得られる作品であろう

羽田国際空港

羽田国際空港が出来てどれだけ便利になったか?
32年ぶりに国際線が復活した羽田空港の使い勝手を
自分自身で確かめようと宮崎から最終便の全日空で羽田へ
 
宮崎空港で国際線のチェックインをすることになる
機械が一台しかないせいか
先客がいたため予想以上に時間がかかってしまう
対応もまだまだ慣れていない
少しイライラ
このあたりが全国のローカル空港の課題となるだろう
羽田の国際化が始まったことでローカル空港の国際化が始まっていく
助かるのは荷物が国際線の目的地まで直行で行くことだ
羽田ピックアップがないだけでとてつもなく有難く
これが羽田発の最大のメリットだと感じてしまった
 
さて到着後9番から出ている無料バスで国際線ターミナルへ
5分おきに出ているので予想より便利
時間も10分程度でついてしまう
 
せっかくなので少し江戸小路を散策
テーマは和の感性を取り入れた空間構成
100点もの色んなお店が並んでいるが時間が遅いせいか
飲食関係以外はほとんど閉って寂しい感じ
行列が出来ていたのも人気のラーメン店など2,3店舗ほど・・・・・
全体の雰囲気がなんとなくセントレアに似ている感覚を持ったのは私だけだろうか??
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さてもうチェックインが済んでいるので
出国審査へ
そこを出るともう免税店が広がっている
予想以上に近い、スムース
人気どころのブランドがずらり・・・・・
時間がたっぷりあるのでANAのラウンジへ
ゆったり感は成田ほどないがまあそれなりに広い
ここは軽食も豊富だ
うどん、そばはもちろんカレーやスープ類
ツマミ等もそこそこ揃っている
カレーやつまみが予想以上においしかった
飲料もビール、ワイン、焼酎、日本酒、ウィスキーなどにソフトドリンク
 
11時ごろから芋の子を洗うような賑わいに
12時過ぎの深夜便が多いせいかお客の多さに興ざめするほど・・・
ゲートも羽田国際空港は全部で10番ゲートしかなく
将来の需要予測まで羽田のハード施設が行き着いていないのが実態だろう
今でももう手狭!
 
いざバンコクへ
バンコクには早朝着く
出来上がったばかりのスカイトレインでバンコク中心地へ・・・
なんと45バーツ(150円ほど)という安さで快適
タクシーだとチップを入れて800~1000バーツぐらいだったような記憶がある
便利になったものだ
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プラザアテネホテルメリデイアンには荷物を置くつもりで行ったら
早朝にもかかわらずチェックインをさせていただき感謝、感激
タイ式古式マッサージやフィットネスやプールなどで
今の時期、日本では過ごせない南国の気分転換の2日間だった
 
さてバンコクのスワンナプーム国際空港は旅客ターミナルの総面積は世界一の広さの24時間空港
2年前に来たときより予想以上に活気がある
ANAのバンコク発は深夜、羽田到着は早朝
荷物はピックアップして税関検査を受けた後カウンターで再度荷物手続きをする
 
ANAには到着ラウンジがあるのだが・・・・
これは注目すべきサービス
ただ狭いせいか大混雑!
特にシャワーの要望がほとんどで少し入るのが遅れると
すぐ10何人の順番になる
これは緊急の改善点を考えるべきだろう
しかしここでシャワーを浴びさっぱりした気分で仕事に行くことを考えると
とても気持ちの良いサービスである
 
そのまま無料バスで国内線へ・・・
午前11時前に宮崎空港着
いやあ! 便利だ!
1泊3日の外国への旅も思った以上に快適だ
この感覚だと宮崎から行く外国が成田の数倍近くなった感じさえする

訪日外国人の増加などによる経済効果は年間約1兆円と試算されている  
これだと 日本全国からの需要の強さが
すぐ現状の羽田国際空港の容量を上回るのは必然だろう
日本の活性化は羽田のインフラの充実度を増すことだと実感
それほど思った以上に便利、そして狭いと感じた羽田国際空港であった 
ただアジアでの厳しい空の競争は、遅ればせながら日本はやっとスタートを切ったばかりである

 

新日南市歌発表

南郷町、北郷町と合併した日南市
2年ほど前からのプロジェクトであった日南市歌の発表会が
2月20日 南郷ハートフルセンターで行なわれた
 
前日のリハーサルでは6校の小学生、中学生が約100人集まり
服部克久氏を交えてリハーサル
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生徒よりも指導する先生のほうが熱心なことも嬉しい
1ヶ月以上練習したせいか、皆さんとても上手!!
少し心配していた服部さんも笑顔だった

歌詞の選定は日南市が6回ほどの選定委員会を開催して
何とか合作で対応することになり
それから服部さんに作曲を依頼
服部さん起用はNHK朝の連続ドラマ わかば の主題歌を作曲したこと
それから岩切章太郎賞の審査委員だったことも理由だったよう
7月に服部さんが日南でロケハンを行い
イメージを膨らませて曲のイメージが出来上がった
 
スタジオ録音の際のディレクターは
亜麻色の髪の乙女で有名なビレッジシンガースのキーボード担当
今でも全国各地のコンサートに出かけていくという話が印象的であった
半日かけて録音した後
CDが完成したのが12月末
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谷口市長や教育長はじめ
市民の皆さんが爽やかでいい歌だねといっていただいていますと嬉しいお言葉
 
リハーサルの後は
日南名物マグロの兜焼やゴングリなどをいただきながら様々な話をお伺いする
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最近の話題は 11月下旬に
オーストラリア アルバニー市との姉妹都市締結をされたこと
アルバーニ市はパースから500キロぐらい離れた海岸の町
アルバーニ市とは王子製紙の合弁会社がある関係で木材のチップを日南に輸入していたり
10年ほど前から学生同士の国際交流を行なっているのとのこと
小村寿太郎を輩出した日南市ならではの国際感覚の広さは若者にとって大きな希望だ
地方都市が世界のいろんな国の都市と国際交流を広げていく姿勢に
素直に拍手を送りたい
 
日南市歌のプロジェクトは日南市の長鶴部長をはじめ早田補佐、谷口さんには
ほぼ1年にわたり大変無理も言い、またお世話になった
それにしっかり応えてくれた服部さん
心よりお礼を申し上げたい
彼らの熱意が先生たちや市民を引っ張り
いい形の曲に仕上がったといっても過言ではない
特に早田さんはシナリオも自ら作り努力されている姿勢には頭が下がった
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さて発表会では
服部さんが歌を歌うということは共同作業、町づくりと同じですとわかりやすいスピーチ
子供たちの合唱の後
最後は服部さんの指揮で会場全員合唱
子供たちのすがすがしい歌声と会場全員の声がホール全体に響き渡った
日南市の皆さんがこの歌を誇りにして歌っていただき
未来輝く日南市になることを願いたい
 
 

すし哲(仙台・塩釜)

酒好きな仲間たちと仙台・塩釜へ
塩釜といえば日本一の本マグロの水揚げを誇る港町
塩釜の鮨屋の中でも全国的に名声が知られているすし哲へ
真っ当な価格で本物の味を食べさせるお店
女将さんにせっかく宮崎から行くのでと事情を話して
カウンターの席をお願いしておいた
ご主人の白幡泰三さんの話を聞きながら贅沢な時間が始まった
もちろんお酒は浦霞
IMG_3776.JPGIMG_3777.JPG       まずは人気のたこの柔らか煮、あんこうの共合え、姫きゅうり
たこは柔らかで味が深い 
酒のつまみにはぴったり
アンコウの共和えは見た目よりさっぱりしてくどくなくうまい
酒がスイスイ進む
次は鱈の白子
上品なすらりとした美女の味というべきか
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飲みながらご主人との話が弾む
自慢の本マグロの仕入れの札紙を見せていただいた
塩釜には日本の様々な漁港のマグロが集まってくる
境港、大間、気仙沼などなど
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マグロ漁をしている宮崎・日南の漁師たちも冬場は三陸沖にやってくるという
2〜3年前に宮崎で寿司の全国大会がありこられた様だ
 

共同通信の現宮崎支局長 上野さんが仙台支局にいた頃
すし哲を気に入り、本を書いたのがすし哲物語
ご主人の話だと上野さんはふらりと来て
カウンターに座り、割り箸の紙を引き破って文章を何回も書いていった
その執念にご主人も驚いたそうだ
嬉しそうにすし哲物語の本も見せられた
上野さんはここでは名物の人
彼を肴に今度は浦霞純米のお燗をいただく
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さて次のツマミはご主人もお勧めのゆりあげの赤貝の刺身
2400円とは少し高い気もするが・・・
ほんのり甘くて身も弾力があり瑞々しい味
ひももこりこりしてさわやか
日本一の赤貝というのもまんざらではない
これでまた御燗がどんどん進む
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最後は特上のお寿司
何度食べても品格のあるお寿司である
皿との調和も見事だ
寿司のなかでも大トロとアワビは逸品だ
ご主人の握る独特な姿も名物の一つだ
ここの汁物のうまさも侮れない
メヌケのアラ汁のおいしさも際立つ
最後に近くの人気レストラン シェ・ヌー仕込のイチゴシャーベット
舌をさっぱりととしてくれる
塩釜の寿司を堪能した
 
最初お邪魔したときの感動の大きさからすると慣れたせいか少し落ちるが
レベルはさすがである
庶民的で気取らず入れカウンターでくつろげる
そんなお店は全国探してもそんなにはない!
まぐろ好きにはたまらない塩釜のお鮨屋さんである
 
真っ当度 ★★★★
 
すし哲
宮城県塩釜市海岸通2−22
022−362−3261
木曜日休

新燃岳の噴火とプロ野球キャンプ

地球上で様々な異常気象が発生している
気象だけではなく生態系への影響も出始めている
日本では熊や猪が街や村にまで出没し人間に被害を与えている
 
宮崎では口蹄疫終了でほっと安心もつかの間
鳥インフルエンザの被害、新燃岳の噴火など
様々な異常事態が巻き起こっている
鳥インフルエンザもなかなか収まらない
2月17日現在で県内で12事例96万羽が殺処分された
 
空震や降灰で高原町や都城市は野菜などに大きな被害
マスコミでは連日のように新燃岳の映像や被災地の映像のニュースで
宮崎全体が灰まみれのイメージになっている
高原町では豊作を祈る「ベブがハホ」の愛称で親しまれ500年以上の伝統を誇る狭野神社の農耕行事(2月18日)が中止となった
火山活動はまだまだ長期にわたる予定
 
3月19,20日に開催予定であった
宮崎アースライドも降灰について警察と安全管理の協議の上
残念だが延期が決定した
復興支援の大会でもあるため、宮崎でのすべてが完了してから
改めてのスタートにしようと実行委員会で決まった
 
そんな中、2月からプロ野球キャンプが始まった
宮崎にとっては本当に有難い事だがプロ野球キャンプで降灰のため中止になった球団はない
ソフトバンクの王さんは歓迎パーティの席上で
この程度であれば福岡の黄砂のほうがもっと凄いので問題ないと発言
巨人軍の原監督は宮崎空港で
宮崎に嬉しいニュースを持って来たと言い
2月15日には
キャンプは降灰の影響はほとんどなかった
充実したキャンプですときっぱり
宮崎にとっては2人の発言は大変勇気づけられる発言となった
 
ただ宮崎は口蹄疫の影響で大変な状況で
復興に今からという矢先の被災である
2月はキャンプで活況になる宿泊客もホテル関係者の話によると
例年の半分以下という現状である
宮崎の観光の活性化を考えると大変頭が痛い問題だ
 
日本発祥の地といわれる宮崎での相次ぐ被害
これはある意味、地球からの大きな警告と受けとめたほうが良いかもしれない
 
効率だけを優先し生産性を追求し高めてきたいままでのやり方に
自然の摂理からのシグナルだと思えて仕方がないのである
 
今からまだまだ地球全体でこのような事例が多くなると感じているのは私だけであろうか?
宮崎に起こっている現実をそのように理解し、しっかり謙虚に受け止めることから
またすべては始まると信じている
 

やねだん

鹿児島県鹿屋市に全国から視察が相次ぐ注目の集落がある
その名を 柳谷 「やねだん」 集落という
約130戸 290人の集落である
20年前は過疎化の止まらぬ集落であった
芋焼酎 やねだん その一升瓶を型どったモニュメントが市道から集落に入る目印だ
 
ここの豊重さんは55歳で自治会長を引き受けた
元気がなくなりつつあるこの集落を何とか変えたいと決心する!
 
3つの決意を立てた
自分のブレーンになってくれる人の力を十分に発揮できるようにする
②地域活動のための自主財源を確保する
③奥さんの理解と協力をもらう
  地域の活動はほとんどがボランティアのため家族の理解が必須
 
そして後一つ
豊重氏は感動というプラスαのキーワードを考えていたのである
地域活動に自主的に参加、継続していくためには地域を愛する心と
人の和や元気をはぐくむような感動が重要なキーワードになる
 
その具体的な感動の仕掛けが有線放送の特別メニューであった
母の日、父の日、敬老の日
ほかの土地で暮らしている子供や孫から両親や祖父母に
感謝の気持ちを手紙で送ってもらい高校生に読んで貰うようにしたのだ
 
5年前の母の日 有留フキは耳を疑った
「フキちゃん! 姉のような、友人のような、時には菩薩さまのような
    本当に偉大な人です あなたは・・・・・」
東京で臨床検査技師をしている娘からの手紙だった
娘は感謝の気持ちをそう表し、フキの苦労を振り返っていた
母の大変な苦労をしっかりと娘は見つめていた
「 強くこぶしを握り締め、その小さな体でじっと耐え、私たちを
              波に飲まれ翻弄されるのを守ってくれました 」
フキはスピーカーから流れ出したふるさとの曲を聴きながら何度も涙をぬぐった
(西日本新聞)
 
この放送がきっかけとなり、より集落ののまとまりと輪が出てきたと豊重氏は言う
 
カライモ生産から焼酎作りによる自主財源確保
 
休耕地を借りての唐芋生産を思いつく
実際のカライモ生産には高校生に収益が出たら
東京ドームにイチローを見に行こうと呼びかけた
結果的には福岡ドームでイチローの試合を見ることになったが
具体的で判りやすい目標が高校生や地域の人々の心を動かした
平成14年度には85万ほどの収益となりこの財源が
集落の行動計画のベースとなっていった
 
平成14年には開発した土着菌(田畑に住んでいる好気性の微生物)をもとに
土着菌センターを建設
土着菌を利用した自然農業にもチャレンジし野菜作りも始める
平成15年5月には土着菌から作ったから芋を地元の焼酎メーカーにお願いし
やねだんの 焼酎ブランドが作られたのだ
ラベルにはその集落の方々の笑顔の写真がありとてもほほえましい
 
率先していも植えに励んだ福ヶ崎氏には
あなたは集落の大切な機関車ですと賛辞を送った
 
地域作りは自分との戦いだと豊重氏
今では集落にUターンする若手が現れ赤ちゃんも生まれた
全国から芸術家が移り住みアトリエとなった
 
地域の時代といわれながら
いつも国の政策を求め頼りがちな今の社会風潮
自分の住む風土を愛し自分たちで頑張れば自分たちの地域をここまで活性化できる
その模範ともなりうるような地域活性化のモデルである
今からのますますの やねだん の発展を期待したい

ルンバ (お掃除ロボット)

ハートをくすぐるペット感覚のお掃除ロボットが人気だ
形はカワイイ円形!
ユニークなアメリカ発のお掃除ロボットが全国に浸透しはじめている
その名は  『ルンバ』
お掃除が癒しになる感覚がとても新鮮だ
賢い頭脳と力強い清掃能力
そして多彩な機能で世界40カ国、400万以上の家庭に広がっている
 
開発したのはアイロボット社
マサチューセッツ工科大学で最先端の人工知能研究を進めていた
3人によって1990年に設立された
ヘレン・グレイナー、ロドニー・ブルックス、コリン・アングル
アイロボット社は地雷除去装置など産業用途向けが全体の7割を占める会社
 
一人暮らしのシニア世代
子供のいるニューファミリー
共働きの家庭など様々なシーンで活用されている
その中でも日本では高齢化が進むことで需要が高まると見ている
 
なんと言ってもルンバの頭脳である人工知能(AWARE)がすごい
壁センサー、段差センサー、ごみセンサーなど
数十種類にも及ぶ各種センサーからの情報を瞬時に分析
お掃除しながら部屋の形状、広さ、汚れ度などを判断し
最適な掃除時間を計算
あらゆる角度でくまなく走行、同じポイントを平均4回
状況に即した動作を自ら進んで考えお掃除していく優れものなのだ

2009年度の販売実績は6万5000台
2010年度は13万台と2倍以上を目指している
現在主要都市での販売だが徐々に地方のも販路を広げていく 
価格は5万から7万程と少し高価だが売上げが確実に伸びてきている
 
プロモーションも独特の手法を使い家庭ごとの活用方法を
きめ細やかに映像で表現していることも
売り上げが拡大している大きな要素の一つだ
 
2011年には中国にも進出を計画
2009年度にはアジアの掃除機シェアで3%だったシェアも
早期に10%を目指すと強気の予想を立てている
 
お掃除が癒しになる
ルンバの動きはまさに自分で考え自分で動く
かわいいペットを飼っているような気にさえなってしまう
ひとり暮らしの高齢者などを含め
ルンバの活用の無限の拡がりは地域の活性化にとっても大きな可能性を秘めている


シナキャストコーポレーション

ソフトバンクは中国で最大のネット動画配信を手がける
シナキャストコーポレーション(上海)と資本提携した
第3社割当で200億円の株式を取得(1月28日)
シナキャストの筆頭株主となった
テレビ番組のネット配信で中国以外の地域への進出で協力していく
 
シナキャストは2004年12月に
中国初のオンライン動画メディアとして誕生
PPlive  www.pptv.com/
P2P(サーバーを通さずに個別の端末同士が通信する技術)型の
ネット動画配信サービスを手がけてきた
中国で120のテレビ局やコンテンツ提供事業者と組み
ニュースやドラマなどの人気番組を配信する「PPTV」を展開中
現在中国最大のオンラインテレビサービスの会社となっている
 
専用ソフトをインストールしている人は2億人以上
アクティヴユーザーは1億500万人
ライブチャットやSNSと連携をすることで
ユーザーの平均視聴時間は2時間半以上と
中国のウェブサイトでは最長の視聴時間を誇っている
高品質の動画をスムースに低コストで配信し
あらゆるインターネット端末でいつでもどこでも高品質の動画が楽しめる
世界規模のオンラインテレビプラットフォームだと発表している
 
孫社長の発言が重要なので紹介する
 
主役は中国の若い事業家であり我々は戦略的支援に徹する
 
中国のGDPは8年後には日本の倍になると思う
この現実を日本の衰退と考えるのか新しいチャンスとして捉えるのかだ
中国では25歳から44歳でオンラインテレビの視聴率が
従来のテレビメディアを超えてしまっている
 
中国のテレビ広告市場が日本(1.7兆円)の3倍の4.8兆円であることにふれ
ビジネスチャンスを考えると鳥肌が立つとコメントした
 
中国のテレビ広告市場は8年後順調に成長した場合は
倍の10兆円を軽く越しているだろう
とんでもない市場が中国、アジア圏にに広がっている
 
日本のテレビ広告市場は金融緩和とエコポイントなどの効果で
幾分戻ってきている
ただ長期的にはネット、広告市場の多様化、需要減など
テレビ広告市場は収縮の道をたどっていくことは否めない
シナキャストなどのサービスが世界規模で
日本に降りかかってくるときの影響は計り知れないものになるだろう
 
3年前フェイスブックのサービスが5億人を超えると確信した人がいるだろうか?
しかも国家を崩壊させた威力を持つことも
youtube、ユーストリーム、シナキャストなど動画配信技術は日ごとに進化していく
より高品質のオンラインテレビプラットフォームの確立は日本でも予想以上に近いだろう
 
そろそろ日本のテレビメディア受難の時代が始まろうとしている
 

南部美人(岩手二戸)

東京を早朝の新幹線で発って二戸に!
仙台を過ぎた頃から雪が多くなる
3時間弱でやっと到着
やっぱり遠い
駅からタクシーに乗り、町の中心部に来ると南部美人の蔵が見えてくる
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5代目蔵元 久慈浩介氏が待ってていただいた
まずは蔵の説明
歯切れの良い口調、端的でわかりやすい説明
東京農業大で講師をしているだけのことはある!
 
2500石のうち岩手県で50%。その他全国で40%
海外が10%だという
写真はニューヨーク行きのもの
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驚いた!
地方の蔵で海外比率がこれだけ多い蔵はなかなかない
海外10%はまさしく浩介氏の努力の賜物の成果だ
彼の存在感と明るさが海外で受けることは日本人でもわかる
 
さて仕込み水を味わった後は蔵見学だ
洗米、酒母、麹室は普段は入れないが特別に入らせていただいた
採れ立ての大吟醸と瓶囲いを頂く
蔵でしか味わえない貴重な味
爽やかでありながら深みのある味わい
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店頭にはワールドカップに協賛した全国の蔵元の酒も置いてある
わざわざ仕入れして取り寄せたんです
全部あるほうが楽しいからと屈託ない・・・・・
ワールドカップ終了後も引き合いが多いという
次のワールドカップブラジル大会にも協賛するようで楽しみだ
サッカーのワールドカップは
岩手の太陽 久慈浩介氏の世界戦略の柱の一つだ
 
近々盛岡で南部美人の会を開催されるようだ
今年で8回目
6000円のチケットで400人の定員が完売だという
内容が面白いのは
オープン前に南部美人の全種類の酒が試飲できること
そのあと南部美人の酒の蔵人たちが8人全員出席して
全員で今年の酒の苦労話をしながら今年の新酒を味わう会なのだという
蔵の造り手と消費者とのふれあいと交流はとても素敵だ
 浩介氏の発想に感心してしまった
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梅酒も大好評だという
飲んだが爽やかで旨い!
スパークリングの梅酒はラベルもおしゃれ
近々梅酒の新工場も完成する
 
さて蔵見学のあとは浩介氏お勧めの四季の里へ
郷土料理を古い屋敷で食べさせてくれる
雰囲気が抜群に良い
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今日は朝食を抜いた甲斐があった
そばを肴に南部美人の大吟醸でくつろぐ
名物南部せんべい汁
山間の町に豊かな食材と温かさを感じる
 IMG_3742.JPG IMG_3746.JPGのサムネール画像

酒にほんのり酔いながら、南部美人のますますの発展を願って
二戸を後にした                               

国債格付

2011年1月26日スタンダード&プアーズは日本国債の長期ソブリン格付を
一段階引き下げAa−とした
短期ソブリン格付けは据え置いた
1年前からS&Pは日本の格付け見通しを「ネガティブ」として
引き下げの可能性を示していた
日本の政府債務はGDP比で200%に達しつつある
国民のほとんどが財政再建の必要性を感じているのに
政治の一貫した債務問題に対する対策がないことに
警鐘を鳴らしている
 
国債の95%が国内投資家という神話と経常黒字国という強さが
どこまで続くのかという疑問を持っていた
個人的にも引き下げは当然のことだと思う
このままでは日本は落日の国になる・・・・
 
ただ世界を牛耳る格付会社3社の信用も権威も大きく傷ついている
 
リーマンショックの格付会社の対応の遅さと疑問
2008年9月15日連邦破産法を申請したリーマンブラザース
ムーデーズとフィッチはこの日になって同社格付けをジャンク債にした遅さ
S&Pは9月9日に格付注意のクレジット・ワッチを出したものの
格付は投資適格のまま据え置いたのだ
世界市場の格付の80%を独占する3社がこの有様
これで世界の投資家や金融機関はどれほどの損害をこうむったことだろう
 
2010年ユーロ危機での格付会社への不信
ユーロ危機発生以来加盟各国の格付けが不当に下げられ
格付けで危機が拡大したこともユーロ圏は重要視
しかもタイミングが非常に悪かったことも不信に拍車をかけている
ユーロ社会は格付け監視機能を持った組織を作る動きをはじめている
 
格付会社のトリプルAを水戸黄門のご印籠とする時代はもう終わったのだ
 
ここで世界の国債を見てみよう
現在と国債がAaaといわれる国は6国
イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリア
問題はアメリカ、イギリスだ
 
アメリカはドルが基軸通貨といえ紙幣の刷り増しは凄まじく
FRBは金融緩和策を推し進め
FRBの金融資産はリーマンショック後の2.6倍に膨張している
そのほとんどが不良債権だといっても過言ではない
カルフォリニア州、ニューヨーク州は破綻寸前
世界の基軸通貨ドルが揺らぎ始めているという感覚は経済人であれば誰もが持つだろう
 
イギリスはまだひどい
世界を代表する投資家 ジムロジャー